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エプソムC &函館SSレース回顧

 こんにちは。

 今日はエプソムCと函館SSの2重賞が行われたのでこの2レースの回顧を行います。

 エプソムCは、全くの大外れでしたが、函館SSでは、○ー◉で決着し、いい予想はできたと思います。

1、函館スプリントSレース回顧

 2年ぶりの観客を入れての札幌競馬場での重賞ということで、ファンファーレの後の大きな拍手が印象に残りましたね。

 まず、レースラップを見ていきます。

ハロンタイム 11.7 - 10.3 - 10.8 - 11.1 - 11.4 - 12.3
上り 4F 45.6 - 3F 34.8 勝ちタイム1.07.6

 スタートを決めたビアンフェがハナにたつ流れ、人気のカレンモエも好位を追走。前半600M通過は32.7と開幕週でスピードが出る馬場を考慮しても早いペースで流れました。

 直線に入ると逃げたビアンフェが後続を突き放し、最後は差を詰められましたが、ゴールまで粘り込んで久々のレースを勝利するという最高のスタートを切りました。

 2着は、接戦になりましたが、カレンモエが2着を確保。力はある馬ですが、なかなか重賞を勝てないのはもどかしいですね。力はある馬なので、重賞勝利は時間の問題でしょう。ハイペースで2着にきたのはこの馬も本当に力があります。今日は勝ったビアンフェを褒めるしかないでしょう。

 3着は追い込んできたミッキーブリランテ。この馬も今年に入ってから重賞で安定して結果を残していますし、着実に力をつけている印象です。1200Mの距離でも結果を出したのは大きいですし、今後の活躍が楽しみになる今日の走りでした。

 4着以降です。4着がジョーアラビカ。半年ぶりのレースでしたが、きっちりと4着と結果を残しました。今後も重賞で楽しみな馬でしょう。5着は、カツジ。ハイペースから終いはきっちり脚を使っての5着。まだまだ、力は衰えていないですし、メンバーレベル次第では重賞勝利も十分に考えられそうです。

 人気どころでは、シゲルピンクルビーが9着と軽ハンデを活かすことはできませんでした。まだ3歳なのでこれからの成長に期待でしょう。

2、エプソムCレース回顧

 続いてエプソムCのレース回顧です。まずは、レースラップから見ていきます。

ハロンタイム 12.6 - 11.3 - 11.4 - 11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.1 - 11.4 - 12.4
上り 4F 46.3 - 3F 34.9 勝ちタイム1.45.1

  スタートを決め、ハナに立ったのはエアアルマス。1000M通過は58.8スローペースを予想していましたが、結果は見事に裏切られましたね。その後も1F11秒台のレースラップが続き逃げ先行馬には非常に厳しい流れになりました。

 最後の直線、逃げ先行馬は苦しくなり、差し馬が台頭しました。

 外から力強く伸びた3番人気ザダルが中団外から抜け出し快勝しました。2着は、サトのフラッグ。途中、進路が狭くなったところがもったいなかったですね。3着は、内から抜け出し粘り切った2番人気ファルコニアが入りました。

 勝ったのは、ザダル。毎日王冠5着以来の実戦でしたが、久々のレースでこの強い勝ち方。秋に向けて非常に楽しみが広がる内容だと思います。もともと、プリンシパルS勝利し、セントライト記念3着の実績もある馬です。5歳にしてはまだまだキャリアが浅いので、まだまだ十分に大きい舞台でも戦える馬だと思います。この馬の勝利でトーセンラー産駒は重賞初勝利となりました。

 2着サトノフラッグはもったいないレースでしたね。馬場の真ん中外から追い出しを入れたところで進路が狭くなってしまいました。スムーズにいけたらもっと好勝負になっていたでしょう。ただ、セントライト記念以来の好走ということで、まだまだやれることを印象づけました。3歳時には、ディープ記念勝利し、セントライト記念でも2着と結果を出しています。東京競馬場のスピード決着にも適応したことで、収穫のあるレースだと思います。

 3着ファルコニアは内をついて3着に粘りました。条件戦連勝からのGⅢ3着というのは立派ですし、今後の活躍が非常に楽しみになる内容だと思います。この馬もスプリングSで4着と重賞で好走経験もある馬です。楽しみな素質馬、今後のローテにも注目です。

 4着以下について触れます。4着ヴェロックス、徐々に調子を戻している印象。実績のある馬なので、本当はもっと大きいレースで結果を出してほしい馬です。

 ◉にしたアドマイヤビルゴは7着でした。ハイペースで後方のいい位置につけていたのでこれはきたのではと思いましたが、伸びきれませんでしたね。中京競馬場でも結果を出しているだけに左回りは問題ないと思いますが、初めての輸送が響いたのかもしれません。馬体重も+12kgと若干太め残りだったので、それも響いたのかもしれません。

 1番人気アルジャンナは10着と伸びきれませんでした。東京1800Mの舞台というのは東スポ杯2歳Sで2着と好走している舞台なので問題ないと思いますが。ただ、マイラーズC2着と好走している馬なので重賞はいつ勝ってもおかしくない馬です。今後の巻き返しに期待したいところです。

 以上、エプソムCのレース回顧でした。

3、まとめと今後のレースについて

 夏競馬、レースも荒れやすくなり非常に難しくなりますね。難しい分、当てた時は大きいです。そして、秋の大きいレースに向けて上がり馬を探すのもこの時期の競馬の楽しみ方です。

 来週は、東京競馬場で3歳ダート重賞ユニコーンS、阪神競馬場に開催を移して牝馬重賞マーメイドSが行われます。この2レースとも予想記事は書きたいと思います。

 この2レースの中では、ユニコーンSが注目です。ダートの大きいレースはこの時期にあまりなく期待馬はこのレースに集中します。過去の勝ち馬には去年のカフェファラオ(今年のフェブラリーS勝ち馬)をはじめルヴァンスレーヴ、サンライズノヴァ、カネヒキリ、アグネスデジタルなどダートの歴史的名馬がこのレースを勝利しています。今年はどの馬がこのレースをステップにして活躍の場を広げていくか注目です。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

 

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