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ヴィクトリアマイル最終結論

 今日は、東京競馬場で古馬牝馬によるマイルGⅠヴィクトリアマイルが行われます。先週のNHKマイルCでは、逃げ先行争いが激しくなり、差し追い込み有利の展開になりました。ヴィクトリアマイルはどうなるでしょうか。最終結論を記事にしたいと思います。

 参考レースと追い切り、展開予想については上記記事を参考にしていただければ幸いです。

1、東京競馬場馬場状態について

 まず、今週からBコースに変わった東京競馬場の馬場状態についてですが、Bコースに替わっても基本的に外差しが効いている傾向は変わってないですね。昨日のレース結果を見るとハイペースになれば差し馬完全有利の流れになりそうです。

 では、昨日行われたレースを振り返ります。

東京10R 緑風ステークス 4歳以上3勝クラス 芝2400M

ハロンタイム 12.9 - 11.9 - 12.6 - 12.7 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 11.2 - 11.2 - 11.9
上り 4F 45.8 - 3F 34.3   勝ちタイム2.24.2

 1000M通過1.02.5のスローペースでレースは流れました。好位の内追走から直線馬場の真ん中に出し、脚を伸ばした1番人気アイアンバローズが内で粘るカントルをゴール前で差し切り勝利。2着は内で粘った5番人気カントル、3着には外から脚を伸ばした7番人気シルヴァーソニック。

東京11R 京王杯スプリングカップ 4歳以上GⅡ 芝1400M

ハロンタイム 12.1 - 10.9 - 11.3 - 11.2 - 11.0 - 11.5 - 11.8
上り 4F 45.5 - 3F 34.3 勝ちタイム1.19.8

1000M56.5という。馬場を考えるとミドル〜ハイペースでレオグラフィーが後続を離して逃げました。道中2番手追走の1番人気ラウダシオンが馬場の内から抜け出し、後続の追撃を振り切って勝利しました。2着は馬場の外から猛然と追い込んできた10番人気トラヴェスーラ。3着には、馬場の真ん中から脚を伸ばした8番人気カイザーミノル。

→時計はBコース替わりでも早い。引き続き、外差しも効く馬場だが、先週に比べると内の先行馬も残っている印象。今日の天気は全国的に雨☔️ですが、東京競馬場のある府中市の天気を見ると曇り☁️でなんとか保ってくれそうか。ただ、いつ雨が降ってもおかしくないので天気には注目しながら日曜のレースを見ていきたい。

2、Bコース替わりでのレース展開予想

 Bコースに替わって、先週に比べると前は残っている印象。ただ、ハイペースになると厳しくなるので逃げ先行馬の立ち回りが気になるところでしょうか。

 外枠からスマイルカナが押して行きそうな気はしますが、スマイルカナを楽に逃げさせてらしぶといことは各騎手とも分かっているので、楽逃げはさせないでしょう。あとは、レシステンシアが大外枠からどう競馬するかがポイントになりそうです。

 ルメール騎手は土曜日の未勝利戦4Rで狭い馬群を割って最内を突いて圧倒的1番人気アークライトで2着、3歳1勝クラス7Rで1番人気エクランドールで先行し馬場の真ん中から抜け出して勝利しました。この2レースの騎乗を見ると、グランアレグリアはハイペースを中団から追走し、馬場の真ん中から抜け出してくるイメージでしょうか。

 外差しも効いていますが、差し追い込み馬のデゼル、マジックキャッスル、テルツェットの立ち回りについて。グランアレグリアより前にいかないと勝利は厳しいので、早めに動き勝負に出るか、それとも徹底的にグランアレグリアのマークにかかるのか、各馬の動向もレースの鍵を握りそうです。

3、ヴィクトリアマイル最終結論

 それでは、ヴィクトリアマイルの最終結論に行きたいと思います。

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