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深く考えすぎない

こんにちは。

今回は、深く考えすぎないことが心身ともに保つために大切なことだということを記事にします。

私たちが日々生活していく中でたくさんの悩みがついて回ると思います。

仕事、健康、お金、人間関係などが主たる原因でしょうか。

私も毎日、様々な悩みを抱えながら暮らしていますが、20代の頃と比較するとあまり深刻に考えすぎず、自然と日々のストレス度も減少しています。

この記事では、あまり深く物事を考えないことが大切ということを書きます。

今回、参考にした本はこちらの書籍になります。
表現が多少荒い部分もありますが、今後の人生を考える上でとても参考になる本です。

他人から嫌われたくないという思いを捨てる

小学校時代、目立つことをすると教室のみんなの前に呼ばれて公開説教されたり、三者面談で「大丈夫なのかコイツ」的な話をされた記憶があります。

その積み重ねが目立つことをすると痛い目に遭う、という思い込みを蓄積していきました。不祥事や不倫などでSNSが炎上することを見ると尚更その思いは強くなります。

結果、目立たないことが誰からも嫌われないことで無難に生きる術という思いを勝手に抱く大人になりました。

学生時代までは、気の合う人と付き合うということで無難に問題を回避してきましたが、社会人になるとそうはいかなくなります。

何をしても口に出して攻撃してくる人は必ずいるということを社会人10年位以上の経験の中から学びました。

他人から嫌われないようにしても結局言ってくる人は言ってくるという現実を知ってしまいました。
であれば、他人から色々言われて精神的に病んでしまう前に他人からの批判を受け流す技術や時には対抗する術を身につけることが非常に大切になるでしょう。

他人は自分にコントロールできないし、他人の評価ばかり気にし過ぎても自分の首を絞めるだけです。
外野の声は自由に色々と言ってきますが、他人が自分の責任を負うことはないです。であれば、自分本位で考えることは何も悪いことではないです。もちろん、好き勝手何もかもやっていいというわけではないです。

他人から嫌われたくないという思いを捨てることが今後の人生を歩むために大切なことの一つでしょう。

1人でいることは悪いことではない

学校時代、ぼっちでいるといじめの標的になるということがよく起きます。

私自身も中学生時代の一時期いじめにあったことがあり、誰にも話せずに孤独を感じていた時期がありました。

他にも、クリスマスのイベント時期など1人でいることが寂しいという社会的な圧力もあるのではないでしょうか。

ただ、別に1人でいることは何も悪いことではないと思います。
むしろ、心では合わないと思っている人と仮面をかぶって無理に付き合う方が不幸だと思います。
無理して付き合うことで自己肯定感も低くなりますし、自分のこともよくわからなくなります。

であれば、付き合う人は本当に心から一緒にいて楽しい魅力があるという人に厳選するということが大事になると思います。

無理して他人に合わせるくらいなら、1人でいる方が精神的にも楽ですし、本当に自分の好きなことを見つけて、行動できる人は強いと思います。
自分の考えを持つようになりますから、世間の常識というものにとらわれません。

自分軸で生きるために1人の時間は必ず必要になりますし、他人との時間を共有する場合でも自分の考えを明確にすることは非常に大切でしょう。

疎遠になるのは自然なこと

昔付き合っていたけど、今は全く連絡を取っていない人はたくさんいるのではないでしょうか。

転勤で物理的な距離が離れてしまった、喧嘩別れした、結婚、就職で時間が取れなくなったなど理由は色々とあると思います。

なので、年齢を重ねるに従い関係が疎遠になることは普通のことだと思います。

むしろ、無理やりグループLINEやSNSで連絡を取り合っている方が不自然に感じます。
SNSが発達してコミュニケーション手段が以前よりも増えた中で、孤独を感じる人が増えているという逆説的な事象が発生しているのは、それだけつながり合いたいという欲求があるのでしょう。

私自身、転勤や配属先の転換、転職を経験しました。
今の職場で仕事をする上で最低限のコミュニケーションは必要にはなります。そのために打算的に付き合っているだけで、配置転換や転勤となると人間関係が変わるのが一般的です。

なので、今ある人間関係を維持するよりも状況に合わせて、新たに作っていく力の方が今後は大切になると感じています。
どんな仲のいい友人も環境が変われば変わっていきます。
もちろん、自分自身も変わっていきます。私自身、30代中盤になって地元の東北から四国の香川県に住んでいるなんて想像もしていませんでした。

それくらい長いスパンで見ると物事は変化していきますから、その変化に対応する力が非常に大切になると思います。
この変化に対応する力がないと自分が望まない孤独を招き、心身ともに疲弊していきます(私自身経験済み)。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」という平家物語の冒頭の句があります。この世の全ての現象は絶えず変化していくものだ、という意味で暗記している人も多いと思います。
平安時代を舞台に描いた軍事物語ですが、核心をついた句だと思います。

自分の考えが正しいとは限らない(そもそも世の中に絶対はあるのか?)

自分の中に考えがあることはいいことだと思います。ただ、自分の考えがあるということは相手にも相手なりの考え、思惑があるということです。

自分と相手が区別できない人は、自分の考えを相手に強制的に植え付けようとしてきます。
いじめ、パワハラ、セクハラなどの〇〇ハラの現象、体罰などの根本的な原因は「自分と他人の区別がつかない」のが原因で生じている現象のように思えます。

そもそも、自分の考えがあるのはいいですが、それが絶対的に正しいと思い込むのはあまり良いことにはなりません。他人に対して強制しようとすると対立が生じてしまいますし、そうはしなくても考えが固まってしまうと成長の機会が失われてしまいます。

そもそも、自分の考えは果たして本当に自分自身の考えなのかという疑いの視点を持つことも重要なのではないでしょうか。
大抵、メディアなどの世間から刷り込みであったり、親や学校教育で習ったことの蓄積ではないでしょうか。

政治家のスキャンダルや芸能人の不倫で炎上するのも、メディアからの刷り込みがいかに強いかということの裏付けだと思います。

なので、世間では今〇〇が正しいとなっているけど、本当か?という疑問の視点を常に持つことが重要ではないでしょうか。

疑問を持つ意識を持つと生きること自体も楽になると思います。これからの時代は様々な価値観が共存する時代になっていくと思います。
様々な視点を取り入れるという柔軟な姿勢を持つことが非常に重要なことだと思います。

感情と言葉の使い分け

マザーテレサの有名な言葉があります。

「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

「マザーテレサの言葉」

この言葉の解釈は人によってそれぞれあると思います。

日々考えていることが言葉として発せられ、行動に密接に関係し、その積み重ねが最終的なその人の人生を決めていくという意味だと私自身は捉えています。

今回取り上げたいのは、1番上の「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」の部分です。

考えていることと言葉として発せられるものは繋がっているということでしょうか。確かに、考えていないと言葉として出てこないのは間違いないと思います。

ただ、思ったことを何もかも言っていいのかというと決してそんなことはないでしょう。大人になると特に思考と言葉を分離させることが大事になるでしょう。

相手のことが嫌いだ、イライラしている、気持ち悪いと感じるなど思ったり、感じたりするのは自然なことであり、無理に押さえつける必要はないでしょう。

問題は、それを言葉として発したり、行動に移す時です。

上で紹介した通り、自分の考え≠他人の考えです。
自分の考えを無理に他人に強制したり、不特定多数の人が閲覧する場で言葉として発すると不都合な事象が発生する場合があります。

自分のさりげない一言で見ず知らずに他人を傷つけるということはインターネットやSNSが発達した今では日常的に起きていることです。

何もかも思考を抑圧する必要はないですが、思考を行動に移すときは、自分自身に責任が生じるということは頭の念頭において然るべきでしょう。

noteなどブログで記事を上げるのはもちろんのこと、匿名の5ちゃんねるやYahoo、ABEMAのコメント、YouTubeのコメントでも不特定多数の人が閲覧するものに関してはコメントする以上は責任を負います。

インターネットという匿名の空間では、感情と言葉、行動の使い分けが非常に重要になってくるでしょう。

深く考えすぎないという記事名ではありますが、何も考えすぎずに行動する弊害もありますよという事例の1つとして紹介しました。

最後に

以上、長い人生深く考えすぎないことが大切ということを紹介しました。

記事の冒頭で紹介した『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』の中で以下のことが述べられています。

悩みの大半は「何かの事実や現象、状況」よりも「自分自身の思い込み」によってもたらされる

五堂登紀雄著『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』より引用

自分自身の思い込みというのは親や学校、メディアなどの世間の圧力の依るものが大きいです。

しかし、世間の常識は時代が変わるにつれて変化していくものですし、その常識に囚われてしまうと自分自身の感情を押し殺して生きていくようなものです。

「他人の人生を生きるような無駄な時間の過ごし方をしてはいけない。」というスティーブ・ジョブズの有名な言葉があります。

深く考え込んで縛られてしまうと結局は他人の価値観で縛られた人生となってしまいます。
そうはならないように自分の価値観を明確にすることが大切でしょう。

ただ、普段何気なく生活しているのでは、世間の価値観に染まってしまいます。
インターネットで様々な考え方を紹介しているブログ記事を読んだり、本を実際に読んで様々な価値観をインプットする中で自分の価値観を形成してく必要があるでしょう。

私も、明確な価値観があるわけではないです。

価値観は日々変わっていくものですから。

あまり深く考え込む必要はないです。
ただ、何も考えずに日々流されるように生きていくのも成長の芽を摘むことになります。

果たして本当か?という疑問の視点を持ちつつ、日々成長していくことが大切になるのではないかと思います。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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