アイビスSD回顧
こんにちは。
今日は、新潟競馬場の名物重賞アイビスSDが行われたのでこのレースの回顧を行います。
新潟直千重賞は、このレースだけなのでメンバーのレベルは置いといて、非常に見応えのあるレースですね。
注目馬は、2年前のこのレースを制し、去年2着のライオンボスでしょうか。ただ、前走の韋駄天Sの敗戦と調教の動きを見ても他馬にもつけ入る隙はありそうです。そのほかの注目馬では3歳牝馬オールアットワンスでしょう。外枠をゲットできたことは大きいですし、51kgの軽斤量で出走できることも大きいですね。他にも、同じ3歳馬のモントライゼも注目でしょう。人気を見ると、この3頭が拮抗していますね。
土曜日の新潟競馬場は、予想通りの高速馬場でした。メンバーを見るとペースは早くなりそうなので、この馬場状態だとレコードが出ても全く不思議ではないですね。
では、迫力の直千重賞の回顧を行います。
1、アイビスSDレース回顧
では、アイビスSDのレース回顧を行います。
スタート直後、直千慣れているライオンボスが先手を取り、これはこのまま押し切るかなと思っていましいたが、それ以上に驚く出来事がありました。
新潟直千で圧倒的不利と言われた最内枠のバカラクイーンが外に寄るのではなく最内の進路を選択。最後は、このまま3着に粘り切るというものすごい騎乗を見せました。ある意味、このレースの見どころはこの菅原明良騎手の騎乗ではないのかというくらいです。菅原明良騎手は、今年カラテで重賞を制覇しましたし、非常にいい騎乗が光りますね。今後の騎乗にも非常に注目ですね。
さて、勝利したのは、先行待機から軽斤量を生かしてライオンボスを捕らえて抜けだした1番人気オールアットワンスでした。勝ちタイムは54.2、馬場を考えると平凡ですが、勝って賞金を獲得できたことが非常に大きいです。次走は北九州記念が本線でしょうか。今日の勝利、おめでとうございます。
2着はライオンボス。スタート直後に外にあっという間に寄った時点でやはり、この馬は新潟の直千、非常に強いなと思いました。最後はゴール前、オールアットワンスに交わされましたが、それでも勝ち馬とは斤量差6kgあって2着ですから、この馬の直千はまだまだ見切ることはできないなと感じました。
上位3着以降となると、若干厳しかったかなと思います。人気どころでは、3番人気モントライゼが12着と見せ場なく敗れました。直千となると、レースラップもスプリントからさらに早くなるのでその点で戸惑ったのかもしれませんね。この敗戦で次走人気が落ちるなら、積極的に狙いたい馬ですね。
売れるところはこのあたりになると思います。このレースの1番の見どころは菅原騎手のバカラクイーンの最内コースで3着に粘り切ったところですね。
非常に面白いレースでした。来週以降もオリンピックに負けないくらいのレースを期待したいですね。
2、来週のレースについて
来週の見どころは函館競馬場で行われるクイーンSでしょう。例年は札幌の開幕週に行われるので明確に逃げ先行馬が有利な傾向ですが、今年はどうなるでしょうか。
注目予定馬の中で1番の注目は前走ヴィクトリアマイル3着のマジックキャッスルでしょうか。桜花賞以外は。全て掲示板内という非常に安定した成績を残している点が非常に心強いと思います。あとは、洋芝小回りは初めてとなるので、そこに対応できるかどうかでしょうか。このメンバーでは抜けた人気になりそうですし注目です。
あとは、鞍上にルメール騎手を確保できたテルツェット。前走ヴィクトリアマイルからの巻き返しを狙います。あとは、前走福島牝馬Sで2着と好走したドナアトラエンテなど注目馬多数出走予定で非常に面白いメンバーが揃いましたね。
オリンピックが盛り上がっていますが、競馬もまだまだ続くので楽しみたいですね。記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。