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日経新春杯最終結論

こんにちは。

今週は、土曜に中京競馬場で愛知杯、日曜に中京競馬場で日経新春杯、中山競馬場で京成杯が行われます。

その中でもこの記事では、日経新春杯の予想を行いたいと思います。

1、日経新春杯注目馬について

まずは、出走馬の中から注目馬を取り上げたいと思います。

メンバーの中で最注目は、ステラヴェローチェでしょう。秋は、極悪馬場で行われた神戸新聞杯を快勝し、続く菊花賞でも4着と展開的に苦しい中でも掲示板内に入りました。有馬記念では、強力なメンバーの中でも4着としっかりと結果を残しました。

今回は、有馬記念から中3週ということで有馬記念激走の疲れがどこまで残っているかが取捨選択の焦点になると思います。

最終追い切りでは、予定した併せ馬にならず少々不満の残る内容であったらしいですが、CWで6F80.3-35.9-11.2と動きは上々でしょう。

ハンデも57kgと実績の割には、恵まれた印象があります。バゴ産駒は、タフな馬場に非常に強い印象があります。クロノジェネシスは、古馬になってからさらに急成長を遂げましたし、この馬にも今年は初のGⅠ勝利に向けて好発進を決めたいところでしょう。

続いては、同じ明け4歳馬のヨーホーレイク。去年は、きさらぎ賞で2着の後、皐月賞5着、日本ダービー7着の後に休養に入り、今回は半年ぶりの出走になります。ステラヴェローチェとは違い、休み明けでの状態面が注目です。

2歳時にはホープフルSで3着に入り、重賞では十分に勝利できる力はあると思います。中京競馬場というのもきさらぎ賞で2着と好走しているコースだけあり相性も十分でしょう。ステラヴェローチェとの力関係も鍵にはなると思いますが、休養期間に成長できていれば勝利するチャンスは十分にあると思います。

この注目4歳馬2頭以外にも重賞3連続3着(前走のエリザベス女王杯)のクラヴェルや前走アルゼンチン共和国杯3着と好走したフライライクバードなどハンデGⅡの中では、好メンバーが揃った印象です。

今年の春のGⅠシーズンに向けて好スタートを切るのはどの馬なのか注目したいレースですね。

2、中京競馬場馬場状態について

では、レース展望にいきたいと思います。

まずは、中京競馬場の馬場状態についてです。今日行われた中京競馬場のレースを参考に書きたいと思います。

中京9R 渥美特別 4歳以上2勝クラス 2000M

1000M通過は、1.01.0。ペースとしてはスローペースでしょうか。最後の直線で、外から一気に抜けだしたのは、キセキの妹ビッグリボン。らくらくと抜け出した内容は非常に強かったです。最内に進路をとったノースザワールドが2着、馬場の真ん中外から追い込んだダノンドリーマーが3着と力のある馬が上位入線しました。

中京11R 愛知杯 4歳以上牝馬 GⅢ ハンデ

8枠の2頭とアイコンテーラーが先頭争いをする展開。結局逃げたのは、アイコンテーラー。人気馬も好位につけます。

1000M通過は、1.02.3、予想通りのスローペース。最後の直線、最内から先に抜けたのはルビーカサブランカ。そして、馬場の真ん中から伸びたのは、マリアエレーナ。大外から伸びたのはデゼル。この3頭がゴール前並ぶ形でした。

写真判定の結果勝利したのはルビーカサブランカ。2着は、マリアエレーナ。3着、デゼルでした。

→今日のレースを見る限りでは馬場の優劣はなかった印象ですね。内をついた馬も止まっていないですし、外からもしっかり伸びていますね。ただ、そうなるとやはりロスなく最内を通った馬が有利ということになるでしょう。時計は少しかかっている印象でしょうか。

3、日経新春杯レース展開予想

続いては、日経新春杯のレース展開予想に移りたいと思います。

メンバーを見ると逃げそうなのは、トップハンデでもショウナンバルディでしょうか。その後にマイネルフラップ、アフリカンゴールドが続く形になりそうです。

人気各馬は、差し追い込み馬ということを考えると逃げ馬がペースを上げることは考えづらく、スローペースになる確率は非常に高いでしょう。

スローペースとなると人気馬が早めに進出することが考えられるので、どのあたりでステラヴェローチェが仕掛けることがレースの結果を左右することになりそうです。

スローペースということを考えると結果に左右するのは、スタミナよりも最後の直線の切れ味でしょう。

人気のステラヴェローチェは、切れ味よりもスタミナというタイプだと感じていますが、それでもこのメンバーの中では、切れ味は上位でしょう。

ステラヴェローチェに末脚勝負で勝負になりそうなのは、クラヴェルでしょうか。3戦連続3着の内容から終いの脚は確かなものがありますし、本格化した今の状態なら十分に好走は可能だと思います。

他の人気馬2頭は、末脚勝負では、ステラヴェローチェとは分が悪いと思います。そのため早め早めに仕掛けたいところでしょうか。

メンバー構成を見ると人気馬4頭が実績的にも抜けている印象ですが、ハンデ重賞で去年は大波乱の決着となりましたから穴馬の一発にも十分に考慮に入れて予想したいですね。

4、日経新春杯最終結論

それでは、これまでの内容を総括して予想したいと思います。

◉8 フライライクバード

◉は、フライライクバードとしました。

メンバーを見ると地力、実績共にステラヴェローチェが抜けていると思います。ただ、ステラヴェローチェを◉にしなかった理由としては、やはり有馬記念の激走からの中3週というローテーションも気になりますし、直前の最終追い切りも動き自体はいいものの、デムーロ騎手と須貝調教師のコメントの温度差も気になります。

なので、ステラヴェローチェに先着する可能性はどの馬かという視点で予想しました。

そうなるとレースが行われる中京競馬場の相性で注目したいのはこの馬です。

中京競馬場の成績は、2-2-1-0と一度も馬券圏外を外していません。この馬の注目したいレースは、今回と同じコースで行われた2走前のムーンライトハンデキャップ。トップハンデでスタートで出遅れて苦しいかと思いましたが、最後の直線に入ると外に出して1頭だけ次元の違う末脚で伸びてきました。左回りが、成績としては安定していますし、中京競馬場ではしっかりと伸びてくるので、信頼したいですね。

ステラヴェローチェとは末脚勝負では分が悪いので、早めに仕掛けたいところです。鞍上の武豊騎手にも敬意を払ってここでは◉としたいと思います。

◯4 ステラヴェローチェ

◯はステラヴェローチェ。

正直、このメンバーの中に入ると実力、実績共に抜けています。余程のことがない限りは、馬券外に飛ぶことも考えづらいです。ただ、ハンデ重賞。何が起きるかはわからないです。

◯評価とした理由としては、前走の有馬記念の疲れがどこまで取れているかというところでしょうか。個人的には、無理にハンデGⅡ使わなくても京都記念まで待ってもよかった印象があります。逆にそれだけ調子がいいから詰めて使うところもあるかもしれませんが、圧倒的な人気になるのであれば、あえて◯評価に下げるのもありだと思います。

今年のGⅠ勝利に向けてどんなレースをするのか注目です。

▲2 クラヴェル

▲はクラヴェルとしました。

去年の中京記念、新潟記念、エリザベス女王杯の3戦連続3着というのは力をつけていることを証明していますし、ハンデの54kgというのも有利だと思います。

この馬の強調したいのは、エリザベス女王杯ですね。内目から一気に脚を使って3着と馬券内にしっかりと入りました。

今回のメンバーは4歳馬2頭とフライライクバードは強敵ですが、ハンデ差もありますし、今のクラヴェルであれば十分に戦えると思います。去年は、牝馬のミスマンマミーアが2着に入り大穴を開けているので、今年も牝馬のこの馬には期待したいですね。

△3マイネルウィルトス(2走前のアルゼンチン共和国杯の2着は十分に評価できる内容だと思います。左回りに変わるのもいいです。あとは、ハンデ56kgはやや見込まれた印象なのでどこまではhしれるか)10ヨーホーレイク(半年ぶりのレースでどこまではh知れるかが未知数ではありますが、地力はある馬ですし、広い中京コースも悪くないと思います。)

基本的に上位人気の5頭に印を打つ形になりました。メンバーを見ると上位人気とそれ以外の馬ではかなり能力差がある印象です。ハンデ戦とはいえ余程の展開の助けがないと厳しいと思います。秋rかに今年の方が上位人気馬のレベルが高いので、固い決着になると結論づけました。

明日は、今日予想した日経新春杯以外にも中山競馬場では京成杯が行われます。こちらのレースもアライバル、オニャンコポン、ヴェールランス、テンダンス、ホウオウプレミアと非常に面白いメンバー構成となりました。明日の2重賞はどちらも注目です。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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