車なしでの生活について
こんにちは。
今日は、今住んでいる高松市での生活について記事にします。
地方都市というと基本的に車は必須アイテムとお考えの人も多いと思います。
確かに、地方に行けば行くほど車は生活必需品になることは否めません。電車やバスの本数が少ない上に経路も少ないですから。
しかし、今住んでいる高松市については決してそんなことはありません。
この記事では、自家用車なし、自転車移動で1年間高松市で生活してみて感じたことについて記事にします。
自家用車なし生活でも基本的には生活できる(住む場所や職場にもよるが)
地方都市であっても高松市のような中核都市であれば、車なしでも十分に生活ができます。
高松市の交通事情や道路事情について考えたいと思います。
高松市の交通、通勤事情
高松市の道路は非常に走りやすい印象です。坂がないですし、東西南北で主要道路が整備されており、渋滞も他の地方都市と比較してもまだ少ない印象があります。
公共交通機関となるとJRやことでん、路線バスが走っています。
ことでんは、路線にもよりますが、1時間に少なくとも2本は出ています。通勤通学帰宅時間帯は、1時間4本〜5本が出ており、不便な印象はないです。
自転車も駐輪場が整備されているので、自転車で通勤通学されている方も多い印象です。
1年間住んで感じることは、基本的には車通勤の方が多く、街中だと自転車や電車で通勤されている方が多い印象です。
自転車が多い
高松市内は自転車が多いです。特に、瓦町〜片原町の高松市中心部は一部アーケードは徐行で通行可能となっているので、たくさんの自転車が走っている印象です。
自転車運転時の注意点としては、自動車の自転車ケアは薄い印象です。交差点で歩行者や自転車を確認せずにハンドルを切ってくるドライバーが多いです。事故を起こさないように注意が必要です。都心部のように横断歩道で止まるようなことは基本的にないです。
平坦な道が多い
高松市の市街地はほとんどが平坦な道ですから自転車も走りやすいです。しかも、雨もほとんど降らない場所ですから、自転車の運転しやすいです。
なので、特に高松市内のみの移動であれば、電動自転車は得意必要ない印象です。
車を持たない生活で感じたメリット
では、私が車を待たずに1年間過ごして感じたメリットです。
維持費がかからない
当たり前ですが、車を持たないと維持費はかかりません。
車というと買うだけでも100万円程度の金額がかかります(新車や中古車、車種によって当然値段は前後します)。
ただ、車は買って終わりではありません。車には当然維持費がかかります。自動車税、自動車保険、ガソリン、駐車場代、タイヤ(冬タイヤが必要な場所だとこの出費が結構痛い)、メンテナンス代(車検、オイル交換など)などなど車の維持費用は馬鹿になりません。
仮に1kmも走らせていなくても月額で2~3万はかかる印象です。
この維持費がかからないというのは非常に大きいです。
車を運転することによる交通事故のリスクがない
車を運転している時に1番怖いことは、交通事故です。
加害者になることもあれば被害者になることも当然あります。
私自身、加害者側、被害者側双方で経験したことがあります。交通事故を起こした後は、精神的にも辛いですよね。保険会社、会社への連絡など事後処理も多くこなさないといけません。
保険の等級も当然下がりますから(大体の交通事故は3等級ダウンします)保険料の負担も増えます。私の場合、3年間3等級ダウンで計10万円ほどかかりました。
まとめると自家用車を持たないメリットは、費用の削減と交通事故のリスク削減にあると思っています。
ただ、当然自転車でも事故を起こす可能性はありますし、近年自転車の重大事故が増えていますから慎重に運転する必要があります。
車なし生活で大変だと感じた点
では、車なしの生活でデメリットがないかと言われれば決してそんなことはないです。
雨の日の外出が億劫
車がないと大変なことは雨の日の通勤や通学です。
自転車の傘差し運転は法律で禁止されました(ハンドルに固定で設置しても禁止です)。
そうなると、雨の日はバスなどの公共交通機関を利用するか歩いて通勤するか、レインコートを着て通勤するかの選択になります。
私は、レインコートを着て通勤しています。今は、高性能なレインスーツが出ていますから、土砂降りにでもならない限りは、濡れることはないです。
とはいえ、やはり雨の中で自転車を運転すると目の前が少しみづらくなりますし、危険性は高まります。
できれば、晴れの日に自転車を運転したいですね。
運動不足になる
自転車を持っていると通勤通学で自転車を漕ぐことで多少の運動になりますよと聞きます。電車やバスでも駅や停留所までは歩かないといけません。自動車通勤と比較すると運動不足解消になります。
一方で、自動車通勤は、車を運転しているだけで運動もしてないしオフィス内でも椅子に座ってパソコンの画面を見ているだけだと運動不足になりやすいというのはよく聞きます。
ただ、自転車や公共交通機関の通勤通学でも運動不足になる人はなります。
理由は休日に出かけなくなるからです。車があると雨でも濡れることなく、目的地まで到着しますし、外出すると少なからず歩きます。山などのレジャーにも車があると行こうという気分になりますし、自動車を持つこと自体が運動不足になると思いません。
一方で、車を持っていないと休日に出かけるのが本当に面倒に感じてしまいます。真夏の暑い時期や真冬の寒い時期、雨の日は、本当に出かけなくなります。
家の中にいるとそれだけで運動不足になりがちですし、私自身も運動については今年の課題です。
大きい買い物が不便
車がないと家具家電などの大きな買い物する時にはどうしても不便に感じてしまします。
大きい買い物をする時には宅配を頼まざるを得なくなります。スーパーでもお米などを買う時にはどうしても重くなりますし、重いものを買う時には車があれば便利だなと感じてしまうことが多いです。
個人的にはメリットの方が多い
以上、車がない生活のメリットとデメリットについて記事にしました。
個人的には、メリットの方が多いと感じています。
やはり、車の購入費や維持費を払う必要がないですし、車の運転での事故のリスクがないということは大きなメリットです。
デメリットだって工夫次第では、解決できます。
雨の日は、バスやタクシーを利用すれば濡れることなく行くことができます(運賃はかかりますが、車の維持費よりは安いです)。
大きな買い物をする時に大変ということは、買い物が慎重になり、余計な買い物をしなくなるというメリットもあります。
運動不足だって本人がやるかやらないかによるものでしょう。車を持っている人でも運動不足の人はいますから。
もちろん、車を持つことが悪いとは思いませんし、自動車というのは素晴らしい乗り物だと思っています。
住んでいる場所や職場次第では、車は生活にどうしても必要という人もいるでしょう。私自身、以前の職場は車での通勤が必須の場所でしたから。
ただ、車の維持費は少しでも削減するように努めることがいいと思います。見栄で高級車を買わない、安全運転に徹して、事故のリスクを極端に下げる、急のつく行為をせずに燃費のいい運転をしてガソリン代を削減するなどできるところで出費を削減することが大事だと思います。
今、車を所持しているけど特になくても生活できるし、惰性で持っているなと思っている人は、思い切って車を売却してみることが大事だと思います。
売却して、やっぱり必要だと後悔するのが怖いというのであれば、試しに1ヶ月だけ車なしで生活してみて、やっぱり必要だったというのであれば、手放す必要はないですし、特になくても問題ないと思えば売却すればいいと思います。
車は金食い虫だから売却すべきとは考えていませんし、車が必要かどうかは生活環境や個人の価値観次第だと思います。
私自身、高松での1年間特に車はなくても生活できるということで所持していませんが、もし必要な場所であれば、車を再度買うつもりであります。
ただ、車を所持しなくても地方都市では十分に生活することができますから、そのことだけでもこの記事でお伝えできればと考えています。
記事は以上になります。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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