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滋賀〜名古屋 歴史巡り

こんにちは。

前回の京都巡りからの続き記事になります。

先日は、京都を巡った後に彦根に宿泊しました。

そこからの城、などの滋賀〜名古屋の歴史巡りを行なったので記事にします。

1、彦根城

ホテルを出た後、彦根駅の出口に向かいました。彦根駅ではひこにゃんと井伊直政の像がお出迎え。

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井伊直政は、徳川四天王の1人で、関ヶ原の戦いでの功績を評され、近江国の北東部を封ぜられました。標高500M先に佐和山城に入城しました。ただ、井伊直政は昔の石田三成が居城していたこの城を忌み嫌ったそうです。井伊直政は1602年に死去しますが、死去後家老の木俣守勝が徳川家康に進言し、今の彦根城の築城を開始します。

工事完了は1622年。20年にもわたる一大事業でした。江戸時代には、井伊家居城としての役割を昨日しており、幕末の大老の1人井伊直弼は35歳までこの城を居城としていたらしいです。桜田門外ノ変で殺害された印象が強いですが、井伊直弼も彦根城とは非常に縁のある重要人物なんですね。

さて、彦根城は彦根駅から歩いて20分ほどの場所に入り口があります。

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彦根城のチケット売り場で天守閣の入場料800円を支払い、そこで入場のために必要なビニール袋も貰います(天守閣内は土足厳禁なのでこのビニール袋は必須です)。

さて、このチケット売り場から天守閣までの道のりは結構しんどいです。急な角度の階段を登ります。この階段が角度、幅がバラバラなので、登るのは非常に厳しいです。とはいえ、このキツさは序章にすぎません。

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天守閣に到着するとここでもひこにゃんがお出迎え。また、ここから琵琶湖の景色も一望できます。

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さて、天守閣に入る時に検温と靴を脱いでビニール袋に入れます。

この天守閣内、階段が非常に急です。2年前に姫路城に行ったときに結構急だなと感じましたが、彦根城はそんなレベルではありません。階段というより梯子を登っている感じです。

本当に急なので、手すりに捕まることは必須ですし、集中しないと冗談抜きで落ちます。なので、城内では十分に注意して登ってください。

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天守閣内は、鉄砲狭間や天守閣内から一望できる琵琶湖が個人的に魅力的ですね。

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天守閣内には幕末の大老井伊直弼の像があります。

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そして、天守閣内を見終わると天守閣内を下ることとなりますが、下りはもっと要注意です。本当に気をつけないと怪我します。

降り終えると、最後はイケメンの井伊直政公が送り出されました。

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2、長浜城

続いて、長浜城に向かいます。彦根駅で新快速に乗って長浜駅まで向かいます。米原止まりの列車が多いので、長浜駅まで乗り換えなしで行けたのはラッキーでした。

長浜駅で物凄い乗客が降りたのですが、行った先は長浜城方面ではなかったので何かイベントがあったのでしょうね。

駅から長浜城までは5分もかからず到着します。城は、基本的に敵の攻撃から守ることが第一なので、彦根城のようにアクセスも駅から少し歩くところが多いですが、長浜城はその点で非常にアクセスがいいですね。

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この城は、浅井長政が城主を勤めていましたが、歴史が好きな人にとっては有名な人ですね。そして、この城は後に天下人となる秀吉が最初に築いた居城であり、秀吉の領国・城下町経営の基礎を醸成した所とされているようですね。

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歴史博物館は今閉館中で見ることはできませんが、琵琶湖に面しているので、城と琵琶湖の景色両方が楽しめるので、非常にオススメですね。

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3、関ヶ原

長浜を過ぎると米原を経由して、東海道線に乗り換えて関ヶ原に向かいました。長浜と関ヶ原の距離はそう遠くないですが、乗り換え時間もあるため1時間くらいかかりましたね。

関ヶ原駅で下車するとICカードでエラーが。駅員に聞くとJR西日本管内から東海の駅で跨ぐときはSuicaが利用できないようです。これは、非常に不便ですし、同じJRのグループですからなんとかしてほしいですね。

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さて、関ヶ原駅を出ると関ヶ原の戦いで活躍をした武将たちが早速お出迎えをしてくれます。駅の目の前にある物産館では、関ヶ原のお土産が販売されている以外にもコインロッカーも設置してあります。コインロッカーには武将の名前と家紋が描かれており、非常にユニークですね。

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さて、関ヶ原駅から関ヶ原資料館、血戦地までは、東海道線の跨線橋を渡って向かいますが、その跨線橋にも関ヶ原の歴史や武将について描かれています。

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跨線橋を渡って5分ほど歩くと関ヶ原資料館に到着します。資料館は現在予約制となっており、事前に予約しないと入ることができません。新型コロナウイルス拡大防止のため入場制限も行っているため、行くときは事前に予約していくのがいいと思います。今回は、予約していなかったので、資料館はスルーしました。

資料館の隣の建物は関ヶ原の物産館となっており、駅前よりも豊富なグッズが販売されています。その種類は、お菓子、キーホルダーといった定番ものから刀など本当にバラエティ豊かなラインナップです。

買わなくても見ているだけで非常に楽しいです。関ヶ原資料館と隣の物産館は関ヶ原観光の際には外せないスポットでしょう。

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さて、関ヶ原資料館をすぎて、関ヶ原の戦い決戦地に向かいます。記念館からは歩いて15分くらいでしょうか。結構長いですが、途中の電柱にも関ヶ原の戦いで活躍した武将が描かれているので、歩いていても個人的にはそこまでの疲れは感じませんでした。

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決戦地につきましたが、立っているのは旗と石碑だけになっています。非常に閑静な感じです。ここからさらに進むと石田三成の本陣がありますが、流石に歩くと遠いので今回はスルーしました。

関ヶ原で各武将の本陣跡を回りたい時は、基本的に車で回った方がいいと思います。

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帰りに見つけた注意書きの俳句。ゴミのポイ捨てはダメ絶対!

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さて、帰りは関ヶ原駅まで帰りましたが、歩いて20分くらいでしょうか。流石に帰りは長く感じましたね。帰りだけでもタクシーを利用すると関ヶ原観光も楽になると思います。

さて、関ヶ原駅に到着しましたが、基本的に大垣〜米原間は朝、夕方以外は1時間に2本と非常に少ない電車の運行本数になっています。なので、駅に着いたら30分待ちとならないように電車の時間は確認するのがいいと思います。

私は、このあと関ヶ原駅を後にして大垣駅に向かいました。

4、大垣〜名古屋城

関ヶ原を出て、大垣までは12分程度で到着しました。

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大垣駅は、岐阜県第2の都市で東海道本線でもこの駅が始発、終点の列車も多く主要駅となっています。

実際に駅にはたくさんに人がいましたし、駅内は非常に賑わっていました。

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しかし、駅を出ると駅前商店街はシャッターが目立ちます。やはり、岐阜県第2の都市といえども、イオンモールなどの郊外の大型ショッピング施設には勝てませんね。

さて、大垣を尋ねた理由としては、大垣駅から少し歩くとある大垣城に向かうためでした。この城は織田信長が城主を務めたこともありますし、1600年の関ヶ原の戦いでは西軍の総大将石田三成がこの城を本拠地としていたという非常に歴史のあるお城です。

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今は、大垣市街地の奥側にひっそりと佇んでいる印象で場内は資料館として200円で入場することができます。今回は、時間もなかったのでそのまま城の外観を見終わったら大垣駅に戻りました。

見終えた印象としては、非常に歴史のあるお城なのにひっそりとしているという感じでした。これはこれでゆっくりと見ることができるのでよかったですが、名古屋、岐阜、彦根などの観光名所と比べてしまうと少し寂しく感じました。名古屋〜京都にかけては、お城をはじめ歴史的な遺産も多くあるので、その中でもっとアピールできればいいかなと感じるところですね。

さて、大垣駅前の格安チケット売り場で名古屋行きの切符を700円で購入。通常は、770円かかりますが、70円安く購入。たった70円ですが、これも何回も繰り返すと大きな違いになってくるので、こういう格安チケット売り場を利用するのは、少しでも旅費を抑える上で大切だと思います。

大垣駅〜名古屋までは新快速で約30分。岐阜駅までは各駅に停車しますが、岐阜駅を過ぎると名古屋までの停車駅は尾張一宮の一駅のみになります。岐阜駅から20分もかからず名古屋に到着したと思います。

途中岐阜駅に停車します。本当は岐阜城も行きたかったスポットですが、流石に時間が間に合わないので今回はスルー。代わりに岐阜駅前の金の織田信長像を車窓から撮りました。

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名古屋駅に到着したときの感想は、一言で申し上げるとさすがの大都会で、ものすごい人でしたね。京都〜名古屋まで在来線で移動しましたが、あまり長くは感じませんでしたね。都会から山を越えてあっという間に名古屋について印象です。

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名古屋駅到着は16時前。最後の目的地名古屋城の最終開門時間は16:30。地下鉄の乗り換えも戸惑い、しかも市役所駅で降りてドルフィンアリーナ方向に大回りしてしまったため、チケット売り場到着は16:25。非常に焦りましたね。そのまま、名城公園方向に歩けば、石垣を遠回りすることなく到着できたので、時間を有効に使うためにもしっかり確認することが非常に大切ですね。

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さて、名古屋城は金鯱城との別名もあり、城の頂上に聳え立つ金のシャチホコがやはり象徴的な存在ですね。

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現在日本100名城に選出され、国の特別史跡に指定されている名古屋城ですが、この城を建てたのは徳川家康。信長が出生した那古野城の跡付近に築城されました。

その後は19世紀末の明治維新まで徳川家の居城となりました。

徳川家の居城=江戸幕府の中心のような存在なので、やはり城の規模としても非常に大きいですし、その面影は現在も残っていますね。

今は、大阪城、熊本城とともに日本三名城に数えられています。この3つのお城はどれも行ったことがありますが、非常に立派なお城ですね。個人的には金の鯱が目立つので名古屋城が1番好きですね。

ただ、今の名古屋城は改修工事中ということで天守閣の中に入ることはできません。城の耐震は非常に大切ですし、これは仕方ないですね。

天守閣の中に入れるようになった時にぜひ行きたいですね。

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そして、個人的に城と同じくらい目立っているのが、名古屋城の目の前にある名古屋市役所。名古屋城をモチーフにしており、非常にユニークな作りの市役所ですね。

さて、名古屋城を見た後は、久屋大通公園から栄に向かいます。

5、久屋大通公園〜栄〜名古屋

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久屋大通公園は、名古屋市街地を南北に貫く名古屋市街の中心的公園です。

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この時は土曜日でたくさんの地元の方々がこの公園を楽しんでいましたね。カフェが公園内にたくさんあり、ハンモックやテントなどの貸し出しも行っていたので楽しそうだと感じましたね。

個人的に名古屋の市街地を象徴するような公園に感じましたし、この公園を歩いていると名古屋に来ているんだろうなと感じます。

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大通公園というと札幌が有名ですが、名古屋の大通公園も歩いていて非常に楽しいですし、訪れた時には非常にお勧めしたいですね。

さて、大通公園から名古屋市街地の中心部栄に到着しました。やはり、名古屋の中心部なだけあり、名古屋駅よりもさらに多い人で賑わっていました。この日は、ハロウィーン前日ということもありその影響もあるかもしれませんね。

栄に到着して特に観光したということはなく、サンシャイン栄の下のドトールで帰りの新幹線の予約とNote記事の編集を行いました。

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栄を中心に活動しているSKE48。昔はよく曲を聴いていましたね。

栄から名古屋駅に向かい、東海道新幹線に乗って、新横浜に向かいました。やはり、新幹線は早くてとても快適です。

土曜日で比較的乗客も多い時間帯だと思いますが、私の乗っている号車はガラガラでしたね。本数が多いこともあるのでしょうが、やはりまだまだ旅行需要回復には時間がかかりそうですね。

そして、新幹線のS-work車両に乗ってみましたが、wifiが快適に使用できることを謳っているにしては、wifiのつながりが悪かったです。私の近くに座っていたビジネスマンの方も同じようなことになっており。これじゃ会議にならないし仕事にならないよ!と車掌に文句を言っていました。WEBとはいえwifi環境の弱い新幹線の中で会議するのもどうかと思いますが、新幹線でSworkシートと宣伝している以上は、wifi環境の充実はJR全体の課題になるでしょう。

私の今月からの仕事はネットワーク系の仕事なので、その辺りの充実に貢献できれば非常に嬉しいですね。そのためにも毎日の仕事と勉強を頑張りたいですね。

6、今回の旅行で感じたこと

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今回の旅行は、仙台→京都→彦根→長浜→関ヶ原→大垣→名古屋、と近畿〜東海地方の史跡を巡りました。京都〜名古屋は、今も交通の中心ですが、平安時代〜戦国、安土桃山時代では歴史の中心だったことを肌で感じましたね。

京都の寺社は歴史的な背景もありますし、京都〜名古屋間は、彦根城、岐阜城、清洲城、名古屋城など歴史的なお城も残っています。今回は寄リませんでしたが、織田信長が築城した安土城跡や石飛田三成の居城だった佐和山城跡、戦国時代に織田家と斎藤家の争いの舞台となった岐阜城もいつか行ってみたいですね。

歴史に興味のある人はぜひ名古屋〜京都間を回ることをお勧めしますね。特に関ヶ原は天下分け目の戦いの舞台だけあり非常に観光地として魅力的な場所ですね。

以上、京都〜名古屋めぐりの旅行記でした。

もし京都〜名古屋旅行を考えている人に参考の記事になれば幸いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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