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青春18切符を初めて使っての旅行

こんにちは。

4連休初日の今日は、青春18切符を初めて使って旅行したので、その感想と旅行のレビューをしていきます。

初めに、この新型コロナ感染拡大の中で旅行するのはいかがなものかという意見もあると思いますが、個人的には各個人で責任を持って行動すれば問題ないと思います。そこだけは、お断りしておきます。

私自身も旅行には出かけますが、流石に感染が急拡大している東京は避けました。ものすごい勢いで感染拡大していますから、リスクが非常に高いと判断しました。

では、どこに行ったのか。記事にしたいと思います。

1、仙台駅から東北本線に乗車 仙台〜郡山

朝6:00出発の仙台発郡山行きの東北本線に乗車しました。発車メロディーはHOUNDDOGのff(フォルテッシモ)。ボーカルの大友康平さんは、宮城県塩竈市出身ですね。こういう発車メロディーを楽しむことができるのは鉄道旅の魅力の一つですね。

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東北本線は、私自身中学校の新人戦で白石まで乗ったことがありますが、それ以南は初めての乗車になります。そもそも最近は、館腰から南以降は乗ったことがありません。

郡山行きの列車は、6:00発と20:00発の1日2本の運行となっております。ほとんどの行先は、白石終点の列車がほとんどで、福島行きが1日数本出ている程度です。

なので、郡山行きの列車に乗れること自体が非常にレアです。そして、乗り換えなしで郡山まで行けることは何よりも魅力的ですね。

仙台〜郡山までの普通運賃は2,310円。青春18切符の1日あたりの金額は2,410円なので、この時点でほとんど元は取れていますね。

もちろん郡山からさらに南下します。

2、郡山〜目的地まで

郡山着は、8:24。2時間半の普通列車乗車ですが、やはり慣れないと非常に長い印象でしたね。やはり、普段は10分程度しか乗らない電車にその15倍もの時間乗車すると疲れますね。

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ただ、これまで新幹線であっという間に通過してきたこの区間を東北本線で南下するというのは、これまでスルーしてきた景色を見ることができますし、面白かったです。

さて、郡山では40分の乗り換え時間があるので、ここで少し休憩しました。駅周辺を散策した後で駅内のドトールで休憩しました。

今年はうねめ祭りが開催されるので、駅前で宣伝してましたね。郡山の代表的な祭りですね。

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フルーティアふくしま、フルーツが豊富な福島県を活かした観光列車です。いつか乗ってみたいですね。

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さて、電車の旅では、こういう乗り換え時間が発生するので、時刻表を見ながらこの乗り換え時間にどんなことをするのかあらかじめ決めておくと時間を無駄にすることなく効率的に電車旅ができますね。

さて、郡山9:04発の新白河行きの電車に乗車。郡山の発車メロディーはGREENの扉。キセキは新幹線の発車メロディーだった気もしますが、在来線は扉なんですね。こういう違いを実感できるのは非常に面白いですね。ここからは、乗り換えの感覚が非常に短くなっています。新白河着は9:43。

新白河は、新幹線の停車駅でもありますし、駅前には大きなJRAのウインズ(場外馬券売り場)があります。非常に人も混雑しておらず、館内も広く、大きなモニターもあるので、競馬観戦もゆっくり楽しむことができます。駐車場も広いので、車で来る分にも困らないウインズですね。

さて、新白河での乗り換え時間は10分。着いたホームから歩いてすぐに黒磯行きの電車が停車していました。

次の目的地は黒磯。9:53新白河発、10:16黒磯着の列車に乗車。黒磯まで来ると目的地まで一気に近づく印象ですね。

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黒磯駅は、東北本線の要衝となっている駅です。以前は、この駅を境に南側を直流電化、北側を交流電化としており、ある意味では一つの境目と言えるでしょう。

また東北本線は、この駅を境に宇都宮線と愛称を変わります。

さて、黒磯駅での待ち時間も5分、この辺りの待ち時間は非常に短いです。しかも、この5分の間で、向かい側のホームに停車している宇都宮行きの電車に乗らないといけないので少し焦りましたね。なんとか乗車できました。そして、この列車で宇都宮に行きます。この宇都宮が、この青春18切符の目的地です。

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黒磯から宇都宮までの所要時間は約50分。宇都宮着は11:12。

新幹線を使えば、1時間弱ですが、在来線では郡山駅以外では乗り換えの待ち時間なしで5時間かかりました。しかし、この5時間非常に面白かったですね。普段とは違う非日常を味わうという意味でも非常に面白かったです。

仙台〜宇都宮までは、普通運賃でも4,510円かかるので、この時点で既に2,000円以上お得に乗車していますね。

3、目的地にて

①昼ごはん

では、宇都宮で何をしたか書きます。宇都宮といえばなんといっても餃子。

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もともと、餃子の始まりは満州に派遣された宇都宮に駐屯地をおいた14師団が現地で食べていた餃子を広めたことが始まりとされています。

さらに栃木県は餃子に欠かせないニラの年間生産量で2位(比較的温暖な気候でありつつも宇都宮の寒暖差が大きいことが影響※1位は高知県)というのも餃子をPRする十分な材料ですね。

さて、宇都宮の餃子の人気店といえば、みんみんと正嗣ですね。

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みんみん開店直後の11:30に行きましたが、もうこの時間で既に40組待ちということで断念しました。4連休初日ということで甘く見ていましたね。

正嗣は、新型コロナの影響で店頭での持ち帰りの販売のみを行なっていました。それでも大行列となっていました。結局人気店2店は残念ながら行けませんでした。次回、リベンジしたいですね。

私が行ったのは、駅前の餃子店(名前は忘れてしまいました。😅)やはり、本場の餃子は非常に美味しいですね。やはり、現地の餃子の美味しさは本当に美味しいです。

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そして、宇都宮ですが、行って感じたことは尋常ではないくらい暑いです。仙台、郡山あたりは、若干涼しい(電車の冷房で逆に寒い)感じでしたが、やはり関東に入ると非常に暑いですね。

宇都宮駅〜みんみんを往復しただけで汗ぐっしょりでした。実際、観光客の人でマスクを外している人も多かったですが、この暑さではマスクを外したくなる気持ちもわかります(もちろん感染拡大傾向なのでできる限りでマスクをつける必要がありますが、熱中症対策も大事ですね)。

②大谷資料館

さて、餃子を食べたら、宇都宮駅西口6番乗り場の「立岩行き」のバスに乗車6番乗り場からは、鹿沼行きのバスも多数出ているので行き先は注意してください。

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今回は使いませんでしたが、宇都宮駅〜大谷資料館の往復料金と大谷資料館、大谷観音の拝観料をセットにした「大谷観光1日乗車券」も販売されています(2021年7月現在)。これを使うと420円お得に2箇所の観光地を回ることができます。大谷観音まで観光を考えている方は、この乗車券を使うのもいいと思います。

さて、大谷資料館へは、「資料館入り口」で下車して歩いて5分程度で到着します。途中、駐車場を横切ることになるので車両の往来には注意してください。

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大谷資料館は、4連休初日ということで非常に混雑していました。バスできている人もいましたが、ほとんどは車できていましたね。やはり、この炎天下の中では車で来た方が楽ですよね。ナンバーも東北から関東まで幅広い都道府県から来ていましたね。

チケット売り場で800円を支払い、資料館の中に入ると、館内温度は10°c前後。それまでの炎天下から一気に涼しくなりましたね。中は巨大な地下神殿のようで人気の観光地であることも頷けます。

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ただ、最初の狭い階段で密を避けるために立ち止まっての写真撮影はご遠慮くださいと書いていましたが、実際は立ち止まって写真撮影をしている人が多かったのは非常に残念でしたね。実際、細い階段を降るまでは結構密でしたね。

ただ、写真を撮りたくなる気持ちも非常にわかります。階段は狭いですが、天井や館内は非常に広く幻想的な景色なので、非常に見応えがありますね。るろうに剣心や暗殺教室、リアル鬼ごっこなどの数多くの映画の撮影で使われたのも頷けます。

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もともと、一般の人々の目に触れることなく手がけられた未知なる空間で、第二次世界大戦では、地下倉庫や軍事工場として機能してきたことからも当時から非常に大きな空間だったことが言えますね。

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戦後は、1981年に映画セーラー服と機関銃の撮影で使用されて以来、様々な映画や音楽の撮影で使用されいてきました。ただ、大谷資料館が観光地で注目されたのはここ数年だったと思います。私自身、仕事で鹿沼市に住んでいたことがありましたが、大谷資料館という名前は知っていましたが、ここまで注目を浴びるスポットではなかったと思います。今や、餃子や二荒山神社と並ぶ宇都宮の観光スポットになっていますね。

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このように、まだまだ知られない場所にも興味深い場所は多々あると思うのでそういう場所を発掘できるような旅行をしたいですね。

以上が宇都宮観光でした。本当は二荒山神社も非常に立派な神社なので是非とも行きたかったのですが、流石に暑さでもう観光する気分にもなれず、断念しました。

ただ、二荒山神社も非常に立派な神社で、歴史的にも非常に意味を持っている神社です。ここでは詳細は書きませんが、宇都宮駅からも決して遠くはなく、バスで5分程度で到着します。馬場町下車です。

以上宇都宮観光について書きました。

4、青春18切符で旅行した感想

では、最後に青春18切符で旅行した感想を書きたいと思います。

①始発駅はできれば有人駅の方がいい

まず、最初に感じたことはこれです。私が始発で乗車したのは無人駅ではありませんが、それでも朝一で改札は閉まっており、結局そのまま乗車、仙台まで利用日が記入されないまま乗車し、非常にドキドキしました。

無人駅の場合は車掌から日付の記入を受けるとなっていますが、その車掌が発車直前に来て、日付の記入をお願いしたら、今は発車するから無理という対応をされました。

上級者の人は、これくらいのことではなんとも思わないかもしれませんが、最初の人はいきなりそういう対応されると非常に焦りますから。

私の場合は、仙台駅で日付の記入をされましたが、乗り継ぎ時間がほとんどなかったため非常に焦りました。できれば最初に乗車する駅は、朝でも改札に駅員があるような駅を選んだ方が無難です。

どうしても駅員もいなく、車掌に対応できなかった時は、大きいターミナル駅では確実に駅員がいるので、その時に日付を押してもらいましょう。

②長時間の乗車は楽しいがやはり疲れる

普通電車で長時間乗車となると、ロングシートに長時間乗車となるときもあるため、結構疲れます。なので、前日はしっかり睡眠をとった方がいいと思います。

私の場合は、前日楽しみなたまか、中々眠ることができず、睡眠不足のまま、青春18切符の旅に出ましたが、かなりきつかったです。

宇都宮に着いた頃には、気温差がひどく、最初は風邪ひいたのではと思ったほどでした。

なので、想像以上に疲れることを見越して前日はしっかり休んだ方がいいと思います。初めて青春18切符で旅行を考えている人は尚更ですね。

③事前に乗り換え時間は調べておく

これは鉄道旅行の基本ですね。地方の場合は、1本乗り過ごしたら数時間待ちということも十分に考えられます。

なので、接続をしっかり調べないと大きなタイムロスとなってしまいます。ターミナル駅であれば、時間を潰す場所はありますが、やはり乗り継ぎはスムーズにした方がいいでしょう。

そのためにできればポケット版でもいいので最新版の紙の時刻表は1冊あった方がいいと思います。やはり、スマホの乗り換え案内だと結構ギリギリの乗り換えを提示してくるので少し焦ります。

あとは、モバイルバッテリーを持ってない人では、乗り換えアプリを起動している間に消費している電力が勿体無いので、できれば紙の時刻表があった方がいいと思います(あと、モバイルバッテリーは、やはり買った方がいいです。今回非常に充電で焦ったので、仙台のドンキで買いました)。

④時間には余裕を持つ

これも鉄道旅行の基本ですね。電車は、時間になったら発車します。待ってはくれないので、時間には余裕を持って行動した方がいいです。

⑤帰りも青春18切符で旅行を考えている人は往路で無理しすぎない

これも大事な考え方です。青春18切符では、1日2,410円なので、どこまでも行って得をしたくなりますが、あまりに遠くまで行きすぎると帰りは非常にしんどくなります。

仙台からだと青春18切符で7時間程度で、東京までは行けますが、帰りも仙台まで青春18切符で帰ろうとすると慣れてないと非常に辛いと思います。

宇都宮までは、グリーン車があるのである程度快適ですが、その先は結構きついと思います。

なので、東京まで往路で青春18切符を利用したら、帰りは新幹線で余裕を持って帰るというのも一つの手だと思います。

私は、日帰りで仙台⇄宇都宮の往復を考えましたが、あまりにキツく断念。郡山で1泊しました。なので、青春18切符で欲張らないように使うことが非常に大事だと思います。

5、まとめ

以上、青春18切符で旅行した記事でした。

これから青春18切符で旅行を考えている人に参考になる記事になれば幸いです。

青春18切符は、9月10日まで使えるので、この記事を参考にして、旅程を立ててもらえれば幸いです。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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