仙台育英甲子園優勝おめでとう!!
こんにちは。
夏の全国高校野球初優勝が行われ、仙台育英高校が下関国際を8ー1で下して、夏の全国高校野球初優勝を果たしました。
地元代表の仙台育英高校の優勝というのは私自身本当に嬉しいですし、優勝の瞬間と須江監督の素晴らしいインタビューを見ていると目頭が熱くなりました。
仙台育英高校の宮城野キャンパスは、私の以前の実家のすぐ近くにありましたし、そんな自分の生活の身近にあった高校が夏の高校野球全国優勝というのまるで夢のようです。
仙台育英 ー 下関国際
簡単にゲームを振り返りたいと思います。
序盤は、仙台育英の斎藤投手と下関国際の古賀投手の投げ合いでした。試合が動いたのは、4回でした。チャンスを作った仙台育英高校がヒットで先制点をあげました。
さらに、5回には疲れが見えてきた下関国際の古賀投手に仙台育英打線がたたみかけて2点を奪取しました。さらに四球を出したところで仲井投手にスイッチしました。この投手交代のタイミングはやむなしですが、その後の結果を見るともう少し古賀投手に粘ってほしかったのが正直なところでしょう。
そして、グラウンド整備後の6回には、下関国際が1点を返して、3-1となっていよいよ試合がわからなくなってきた中で決着がついたのが7回の仙台育英の攻撃でした。
リリーフで5回から登板した仲井投手も準決勝で130球を投げていますから流石に限界でした。1点を取られてその後満塁で岩崎選手に満塁ホームランを浴びて8-1となりここで大勢決しました。
この満塁ホームランは、打った岩崎選手がすごかったです。これまでの経緯を見ると、本当に感動ものですね。
ただ、打たれた仲井投手を責めることはできないです。下関国際が決勝まで進出できた要因は仲井投手の好投によるところが大きいですし、今大会でも印象に残った選手の1人であることは間違いなく言えるでしょう。
試合は、8ー1で仙台育英が勝利。真紅の優勝旗が初めて白河の関を越えました。
物心ついた時から20年以上甲子園を見てきましたが、この瞬間が訪れるとは全く思ってもみませんでした。大阪桐蔭をはじめ、近畿勢が非常に強力であり、その壁は厚いと思っていたからです。
しかし、今年その壁を破って仙台育英が優勝を果たしました。
豊富な投手陣と強力な打線だけではなく、須江監督の積極的な選手起用などチーム全体で勝ち取った優勝だと思います。
本当に仙台育英高校優勝おめでとうございます。
優勝後インタビュー
そして、優勝後の須江監督のインタビューは本当に素晴らしかったですね。
優勝直後にあんな言葉が出てくるなんて人間として尊敬したいです。
優勝インタビューで常に周りへの感謝の言葉が出てくる監督の言葉には本当に人として尊敬できるという気持ちでした。
優勝おめでとうございますと言われた時、「宮城の皆さん、東北の皆さんおめでとうございます」と言ったんですよね。
そして、極め付けは「入学どころか中学校の卒業式もちゃんとできなくて、僕たちが過ごしてきた高校生活と違う。青春って密なのに『ダメだダメだ』と言われて、どこかで止まってしまう中でもあきらめないでやってくれたこと。全国の高校生のみんながほんとによくやってくれて、今日の下関国際さんもそうですし、大阪桐蔭さんとか目標になるチームが会った中で走っていけた。全ての高校生の努力の結果」とおっしゃいました。
仙台育英の選手だけではなく、新型コロナ禍の中で頑張ってきた他の高校の選手の全ての努力の結果と話したことは本当に胸を打たれましたね。優勝監督のインタビューというよリも大会全体の総括を話している感じでしたね。優勝という興奮状態の中で高校野球大会を俯瞰して見ることができるというのは、本当に素晴らしい監督だと改めて思いました。
仙台育英高校は、新型コロナ禍の前にも色々問題がありましたが、そんな中でチームを立て直して、全国優勝まで導いたというのは、本当に素晴らしい監督だと思います。しかも、今年の優勝を経験した2年生も残ります。
来年も非常に楽しみなチームでしょう。
大会全体を通して
今大会を通して、まず思ったことは、地元の仙台育英優勝というのは、素直に嬉しいです。
ただ、それ以上に思ったことは、大会を支えてくれた関係者への感謝です。選手、各校の関係者(応援団、吹奏楽部等)、大会関係者(審判、阪神園芸、高野連の方々)への感謝です。猛暑の中で、コロナの問題もある中で最後まで大会を支えてくれました。
そして、今大会も大会前に新型コロナ感染が判明した高校がありながらも全49校が甲子園球場で試合をできたことは何よりも良かったと思います。
去年は、コロナ感染で試合を辞退するという非常に残念なことが起きましたから。日程調整をして、全49校がグラウンドで試合できたのも大会関係者の努力のおかげです。
長いようで短い大会が終わりました。また、来年の春と夏が非常に楽しみです。
その間には9月に『第30回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ』もありますし、10月末にはドラフト会議があります。
プロ野球もまだまだ開催されていますし、プロ野球オフシーズンもFAや契約更改、そういう話題に事欠きませんから、あっという間にキャンプが始まって、オープン戦が始まってシーズンが始まります。
そう考えると野球ファンにとっての1年は非常に短いですね。
今大会は終わりましたが、今大会の終わりは次の大会へのスタートラインです。プロ野球や他のスポーツ、イベントを楽しみつつ、日々の自分のできること(仕事、勉強など)を行って、来年の春の選抜を待ちたいですね。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。