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サンライズ瀬戸🚄で横浜駅に向かいました

こんにちは。

1月8日、サンライズ瀬戸号を利用して高松〜横浜駅まで向かいましたので、その模様を記事では書きたいと思います。

1、高松駅出発まで

高松駅到着後、オンラインで予約した切符をみどりの窓口で購入しました。サンライズ瀬戸はサンライズ出雲とともに日本で唯一残っている人気の寝台特急なので当日に席を予約するのはまず不可能と思って良いでしょう。なので、金土の乗車であれば2週間前までには予約するのが無難だと思います。個室であれば、もっと前から予約しないと厳しいでしょう。

さて、高松駅の出発は、21:26ですが、電車の到着は出発30分前に9番乗り場の到着したと思います。

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もし、サンライズ瀬戸号が高松駅のホームに到着するまでの様子を見たいという人は30分前には改札口からホームに入ることをお勧めします。私は、21時頃に到着すると鷹を括っており、呑気に高松駅内のコンビニで買い物していたら、到着の瞬間を取り逃がすところでした。

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さて、到着したらすぐに車内に入ることができたので、自分の座席(ノビノビ座席)を確認し目標として自分の荷物(貴重品以外)を座席の上に置きました。

そのあとすぐにサンライズ瀬戸の車内を探索しました。12号車がのびのび座席の指定席でそれ以外は個室となっています。

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通路はすれ違いができないくらい狭いので、譲り合いの精神が必要です。各号車のデッキ部分にはトイレ、洗面台があります。そして、10号車にはシャワーカードの販売機が設置してあります。

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そして、自動販売機も設置してありますが、種類的には水とコカコーラ、お茶、缶コーヒーと決して多くないので、車内でお酒を飲みたい時は高松駅内のコンビニで買うことをお勧めします。岡山駅で連結作業、児島駅でJR四国→JR西日本への乗務員交代があるため、停車時間が長いですが、それ以外の駅の時間の停車時間が長くないので、飲食物は事前に買い求めておくのが良いでしょう。

そして、10号車にはラウンジスペースがあります。ノビノビ座席が少し狭いというのであれば、このラウンジでゆっくりするのも良いと思います。

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そして、このラウンジのある10号車にはシャワーカード販売機があります。シャワーは1回330円シャワー室使用時間は6分と非常に短いので、私はサンライズの乗る前、自宅を出る時にシャワーを浴びてきました。シャワー券は早めに売り切れるので、シャワー室を利用したい時には乗車後すぐに10号車に行って買いに行ったほうがいいでしょう。

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ノビノビ座席以外の車両は基本的に個室です。空いている部屋があったので撮影しました。たぶん個室のB寝台だったと思います。

さて、高松駅にはサンライズ瀬戸以外にもさまざまな特急列車や快速列車がホームに入ってくるので見ているだけでも非常に面白いですね。

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この電車は、高松→松山行きの特急いしづち。立派な車両でカッコいいです!

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マリンライナーが2台並ぶというのは、高松駅でないと見られないですね!

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隣のホーム同士に岡山行きの快速マリンライナーが停車している光景を見ることができるのは高松駅だけでしょう。

そして、マリンライナーの前を高松に到着する特急いしづち号が入ります。先ほど停車していた車両とは違うので、調べてみたらこちらが新型車両のようですね。特急いしづちプラスマリンライナー2台の写真を撮れたのは、嬉しかったですね!

そして、21:26の発車前に寝台券の確認に車掌さんがきました。サンライズ瀬戸・出雲号は寝台券のチェックに車掌さんがくるので、しっかり見せるようにしましょう。

21:26高松駅のフォームに「瀬戸の花嫁」のメロディーが流れてサンライズ瀬戸号が高松駅を出発します。

2、サンライズ瀬戸号ノビノビ座席について

それでは、今回利用したノビノビ座席についてです。

ノビノビ座席とは、サンライズ瀬戸号、出雲号の12号車、5号車にそれぞれ設置されています。指定席料金を支払うだけで、足を伸ばして就寝できるスペースを確保できます。非常にリーズナブルな料金でサンライズに乗車できるため人気が高いです。

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料金、運賃は高松ー横浜で15,240円と新幹線で新横浜ー高松に行くよりも安いです(参考:17,140円)。個室を利用すると別で寝台料金もかかり、20,000円を超える料金になるため、サンライズを安く利用したいという人には本当にお勧めです。ただ、快適に利用したいという人には、後で記述する欠点もあるので個室を確保したほうがいいと思います(ただ、個室は倍率が高いので、事前に予約して部屋を確保することは必須になると思います)。

寝台料金不要でしっかりと足を伸ばして寝るスペースを確保できるのですからコストパフォーマンスは非常に高いと思います。

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個室ではないため、プライベートはどれだけ確保されるのかと疑問を感じている方もいらっしゃると思います。もちろん個室ほどのプライベートを確保することはできませんが、個人的にはほとんど気になりませんでしたね。理由は、顔の部分は席の仕切り部分で隠れているので、ほとんど気になりませんでした。顔ぶぶんが隠れているというのは非常に大きいですね。

ただし、気になる部分も当然ありました。

①ノビノビ座席は2段のスペースがありますが、下段の高さはそれほど高くないので、気をつけないと頭をぶつけます。それくらい狭いので背が高い人は注意をする必要があると思います。

②エンジン音や揺れは気になりませんでしたが、やはり雑魚寝部分の床が固かったです。腰の部分が少し痛かったので、固さが不安という人は腰の部分の衝撃を和らげるようなクッションがあるといいと思います。

ノビノビ座席には、毛布は各席ごとに1枚ずつ用意されていますが、枕はありません。私は、コートを枕がわりにして寝ましたが、気になる人は枕がわりになるものを持って乗車したほうがいいと思います。

以上、ノビノビ座席についてでした。個人的には、プライベート空間についてはそれほど気になりませんでしたが、やはり床の固さだけが気になりましたね。ノビノビ座席からも窓の風景は見ることができますし、十分に寝台列車の雰囲気は楽しめると思います。

3、まとめ

高松ー東京の夜行バスが10,000円くらいかかります。一方のサンライズ瀬戸のノビノビ座席は15,240円。5,000円と少しの差額であれば、足を伸ばして寝ることのできる快適さと寝台列車で移動という新鮮さを考慮に入れると決して十分だと思います。

寝台列車には、今回利用したノビノビ座席以外にも個室A寝台やB寝台もあるので、今度使う時があれば是非そちらも利用したいですね。

記事は以上になります。この記事を読んで少しでもサンライズ号に興味を持っていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。



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