ジャパンC回顧
こんにちは。
今日は、ジャパンCが行われたので回顧を行いたいと思います。
1、ジャパンCレース前の雰囲気
ジャパンC当日は、本馬場入場後に過去のジャパンCのレース映像が流れたり非常に見応えがありましたね。
ジャパンC当日は8Rから特別レースでした。
8Rのベゴニア賞、先に抜け出した1番人気のリアグラシアを外から一気に差し切ったのが4番人気のレッドランディエンス。
ここまでルメール騎手、ムーア騎手の活躍が非常に目立ちますね。
9Rは、川田騎手騎乗の1番人気のグランオフィシエが外から突き抜けて快勝しました。勝ちタイムは1.58.4、非常に早いタイムが出ました。
4Rの未勝利戦では、ウィズグレイスが2歳レコードとなる1.58.5という非常に早い時計が出ました。この馬は、先行競馬で自分の形に持っていくことができれば非常に強いですね。
そして、ジャパンCの馬体重が発表されました。コントレイルの-8kgというのはかなり絞ってきた印象。極限の仕上げに持ってきている印象がありますね。アリストテレスもあれだけ調教で攻めて+8kgなので調子の良さが伺えると思いました。
そして、ジャパンC直前の11RウェルカムS、最内をついて逃げきった3番人気のジャックドールが直線で後続を突き放し快勝しました。勝ちタイムは、1.58.4。2着は、馬場の真ん中から脚を伸ばした5番人気のハーツイストワール。今日のルメール騎手は非常に乗れていますし、この今日の活躍を見るとジャパンCのオーソリティーは非常に怖いですね。
そして、パドック。コントレイルの雰囲気は非常によく最後しっかり仕上げてきましたね。シャフリヤールもテンションが高くなく落ち着きを払っているのが非常にいいですね。オーソリティーは、気持ち後肢の踏み込みが硬く写りましたが、あとはルメール騎手が乗ってどこまでよく動けるかだと思います。隣のアリストテレスは非常にいい動きで気配絶好ですね。コンディションは絶好なので、あとは横山武史騎手とのコンビでどんなレースを見せるか非常に楽しみですね。
やはり、ジャパンC各馬しっかりと仕上げている印象ですね。
続いて本馬場入場。テンションも高くなく、各馬絶好の動きで好勝負は期待できますね。
そして、ジャパンCがスタートしました。
2、ジャパンCレース回顧
レースは非常に見応えのあるレースでしたね。
スタートはどの馬がいくのかと思われましたが、行ったのは、まさかのアリストテレス。これは横山武史騎手、奇策に出ました。
これが最終戦のコントレイルは、懸念されたスタートをしっかり決めて中団につけました。コントレイルの前にシャフリヤールがつけて、川田騎手の積極的な競馬を見せましたね。
1000M通過は、1.02.2明かなスローペースでした。
このスローペース、1000M通過で向正面から抑えきれない勢いでキセキが外から一気に先頭に立ちました。キセキが抑えたこととスローペースになったことでこの展開もありうるかと思いましたが、まさか一気に持っていくとは、レースは非常に面白くなりましたね。
人気のオーソリティー、シャフリヤール、コントレイルはこの流れでも惑わされることはありませんでしたね。
最後の直線、絶好の手応えで外からコントレイルが上がっていきましたね。この手応えで勝つのは、ほぼ確信しましたね。
先に抜け出したのは、オーソリティー。それをめがけてコントレイルとシャフリヤールが末脚を伸ばしてきます。コントレイルの脚色が1頭違っていましたね。
最後は、2着のオーソリティーに2馬身以上の差をつける圧勝劇でしたね。実況の米田アナウンサーがおっしゃっていましたが、「これが本来の強さだ!さらばコントレイル!」と引退戦にして非常に高いパフォーマンスを発揮しました。
2着は、オーソリティー。東京競馬場ではこの馬非常に強いですね。これからの活躍が非常に楽しみになります。
シャフリヤールは3着。コントレイルからは、あっという間に離されてしまい、最後はサンレイポケットに詰め寄られながらも3着は死守しました。
レース後の福永騎手は感極まっていましたね。無敗の三冠を達成してから勝ちきれないレースが続いていただけに最後の勝利は格別だったでしょう。こちらももらい泣きしてしまいました。
最後に伝えたいですね。本当にこれまで素晴らしいレースをありがとうコントレイル!!
3、ジャパンC各馬ごとの回顧
1着 コントレイル
本当に素晴らしい走りでした。最後の最後に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
道中は各馬がコントレイルに勝利するために先行する中、コントレイルは中団でオーソリティー、シャフリヤールをみながらレースを進めました。
4コーナーの手応えは抜群で進路もしっかり開けたことで、コントレイル本来の強さを発揮しました。福永騎手もインタビューでコントレイルの強さについて語っていましたね。この馬は、本当は3000Mを走れる馬ではないんです。それを跳ね除けて菊花賞を勝利した、その後も馬券外を外すことはなく堅実に成績を残しました。歴代の三冠馬と肩を並べるくらい非常に強く、そして立派な馬だと思います。
コントレイルは、間違いなくディープインパクト産駒牡馬の最高傑作と言っていいでしょう。これからは、亡きディープインパクトの後継種牡馬としての大きな仕事が待っています。
コントレイルの持つスピード、スタミナ、瞬発力を産駒にも伝えて欲しいですね。3年後、コントレイル産駒がターフを走る姿を見るのが本当に楽しみです。
まず、秋2戦のレースの疲れをとって、次の仕事に向かって欲しいですね。
また、書きますが今まで本当にありがとうございます。そして、福永騎手、矢作調教師、そして厩舎関係者の方々や、牧場関係者の方々、本当におめでとうございます!そして、感動を本当にありがとうございます。
2着 オーソリティー
今日は、本当に素晴らしいレースでした。
積極的に好位につけて、直線では、一度は先頭に立ち、コントレイルに交わされてからも脚色衰えずに2着でゴールしました。
東京競馬場でのこの馬のパフォーマンスは非常に高いですし、今日のレースでGⅠでも十分に通用することを示しましたし、今後が非常に楽しみになりました。東京競馬場での中長距離のレースというのは、天皇賞・秋とジャパンCの2レースなので、距離の幅を広げるか他の競馬場でも結果を残すことができるかが課題にはなると思いますが、力は着実につけているので今後のローテーションには注目ですね。
3着 シャフリヤール
シャフリヤールは3着でした。最後の直線で、コントレイルとオーソリティーの間で進路が狭くなってしまったのが非常にいたかっったですが、それがなくても勝ったコントレイルとは、かなりの差がありましたね。これは、コントレイルを素直に褒めるしかないでしょう。
ただ、最後ゴール前3着に粘った内容は非常に立派だったと思います。
コントレイル、グランアレグリア、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーとこれまで競馬界を引っ張っていた馬たちが引退するので、来年のシャフリヤールには是非とも期待したいですね。
4着以降
4着のサンレイポケットは、最後の末脚はお見事でした、天皇賞・秋の末脚はフロックではないことを証明しました。次走には期待したいですね。
5着グランドグローリーは、外国馬最先着でした。ヨーロッパと日本では、馬場が全く違うのでそんな中で結果を出すのは素晴らしいと思います。これで引退というのが残念ですが、強さを示しました。繁殖牝馬として、仔が日本で活躍することがあれば非常に楽しみですね。
6着ユーバーレーベンも秋華賞から立て直してきましたね。このメンバーで3着シャフリヤールから0.3差というのは非常に立派でしょう。正直、秋華賞であれだけの大敗を喫すると非常に立て直しも厳しいと思っていただけに、1ヶ月でここまで状態を戻した陣営も素晴らしいですね。オークス馬として来年の活躍を期待したいですね。
7着以降は展開面の影響もあるので、この着順を素直に間に受けすぎる必要もないと思います。アリストテレスやキセキもコントレイルに先着するために取った作戦なので、責められないと思います。
以上、ジャパンCレース回顧でした。本当に素晴らしいレースでした。レースを作り上げたのは、勝利したコントレイルだけではなく、全18頭の馬たちです。今日、走った馬、騎手そして関係者の方々には感謝したいです。
来週は、ソダシの初ダート挑戦に注目馬集まるチャンピオンズCですが、それについては別記事で書こうと思っています。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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