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秋華賞最終結論&買い目

こんにちは。

昨日の府中牝馬Sは、▲ー◉決着でいい予想ができたと思います(アンドラステの馬番が間違えていました。申し訳ありません。)。馬連で60.2倍もついたのは非常に美味しい馬券です(私は予想のみで買ってはいないですが😅)。この調子で秋華賞も当てていきたいと思います。

さて、今日はいよいよ牝馬クラシック最終戦の秋華賞が今年は阪神競馬場を舞台に行われます。

天気が心配なところではありますが、その辺も踏まえて予想していきたいと思います。

また、出走注目馬、調教についてはこちらの記事をご覧ください。

1、秋華賞の歴史について

まず、予想に入る前に秋華賞の歴史について見ていきたいと思います。このレースができた背景を知ることでレースをさらに楽しめると思います。

秋華賞は、クラシックレースの中では歴史が1番浅く、1996年に新設された3歳牝馬クラシックの最終戦です。それまで、3歳牝馬クラシック最終戦の役割を担っていたのは、エリザベス女王杯でしたが、1996年に古馬牝馬にも出走が開放されたことで、新たに新設されることになりました。

京都競馬場内回り2000Mという条件は、変わっていませんでしたが、今年は京都競馬場改修工事のため阪神競馬場2000Mを舞台にレースが行われることとなります。

レース名の「秋華」とは中国の詩人である杜甫や張衡が「あきのはな」として詩のなかで用いた言葉らしいです。秋は大きな実り、華は名誉・盛り・容姿が美しいという意味がこめられているようです。(wikipedia参照)

このレースから実り、名誉や誇りを手に入れ今後の活躍に期待したいという想いの込められているレース名だと思います。

その名の通り、近年の秋華賞の勝ち馬の名前を見ると錚々たる顔ぶれです。

初代の1996年優勝馬はファビラスラフィン(次走ジャパンカップ2着)、翌1997年はメジロドーベル(オークス、秋華賞の2冠牝馬、1998,99年のエリザベス女王杯連覇)を初め。その後も牝馬三冠を達成したスティルインラブ(2003年)、アパパネ(2010年)、ジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)、デアリングタクト(2020年)もこのレースを勝利して牝馬三冠を成し遂げました。他にも、ファインモーション(2002年)、スイープトウショウ(2004年)、ダイワスカーレット(2007年)、クロノジェネシス(2019年)などの名牝もこのレースを制しています。

また、ヴィブロス(2016年)、ディアドラ(2017年)もこのレースを勝利し、世界で活躍する牝馬となりましたね。

歴代優勝馬の名前を列挙するだけでも名牝がずらりと並びますね。今年はどの馬が勝利し、秋華賞馬としてその名を刻むのか大注目です。

2、阪神競馬場馬場状態について

16日の競馬は、雨も降らず良馬場開催で行われました。

午前中のレースを見ると内を突いた先行馬が伸びている印象でしたね。

3レースの秋華賞本番と同じ距離で行われた3歳未勝利戦は、好位追走から最内をついて抜け出した2番人気シホノヴェランツァが快勝。5レースの2歳新馬でも最内を突いた1番人気のフォースクエアが快勝しました。

午後の特別戦レースについては少し詳しく見ていきたいと思います。

9R 紫菊賞 2歳1勝クラス 1800M

逃げたのは、予想通りブルーグロット。圧倒的人気のリブーストは、先行集団から離れた2番手を追走しました。1000M通過は59.1とペースは流れました。

最終コーナーを回って最後の直線に入ると、外から回って持ったままリブーストがそのまま抜け出し後続を突き放して圧勝しました。2着はうちで粘った2番人気ブルーグロット。力差がはっきりしている結果だったと思います

10R 北國新聞杯 3歳以上2勝クラス 2000M

前半5F通過のタイムは、1.01.2とペースは緩みました。最後のコーナーを回って最内を突いて抜け出したのは、4番人気のリノキアナ。外から一気の末脚で追い込んだのは3番人気のオールザワールド。結果は、最内を突いたリノキアナが粘り込み勝利しました。2着はオールザワールド。1番人気のナリタブレードは後方追走から外を回って追い込んでくるも5着に終わりました。

→内を回った馬も外に出した馬も伸びてはいます。ただ、内が伸びるということはコースロスのない分、内を通った馬が有利になるでしょう。当然、先行馬がキツくなると外からの差しも十分に届くのでその辺りは、展開面を考慮して考えた方がいいと思います。

昨日はまとまった雨が降ったので、午前中は稍重での開催となりました。ただ、時計も思ったほどかかったいる感じではないので、重馬場適正よりは良馬場での実績を考慮して問題ないと思います。

3、秋華賞レース展開について

続いて秋華賞レース展開について考えたいと思います。

メンバーを見ると逃げるのはエイシンヒテンでしょうか。前走はスローペースで逃げており、粘り込みを狙いたいのでハイペースで逃げることは考えづらいですね。そうなるとスローペース想定で考えて予想を組み立てたいと思います。

枠順を見ると人気の馬は内、中、外にバランスよく散らばった印象です。ソダシは、内枠の2枠4番からのスタート。オークスのように馬群に包まれるのは避けたいでしょうから、逃げるであろう隣のエイシンヒテンにピッタリくっついていく感じで積極的に競馬をしたいですね。

他の人気馬についてです。アカイトリノムスメは、外目の6枠11番からの発走になります。外からソダシの動きを見ながら、マークする形で追走するのが理想でしょう。

その隣のユーバーレーベンは、中団後ろでじっくり脚をためて、3コーナーあたりで進出する形でレースを進めたいでしょう。最後の直線は長くないので、コーナーを回ったところではソダシら先行集団を捉える形に持っていくのが理想でしょう。

ファインルージュは、外の7枠14番からのスタートになります。できれば内枠でじっとして、直線空いた内でロスなく追走する桜花賞の形が理想でしたが、外枠からでは、先行集団の外を追走する形になるでしょう。今回は相手が強いので紫苑Sのように外から一気にまくっていってもソダシを交わせる確率は低いでしょうから、勝ちに行くのなら早めにソダシをつぶしにかかると思います。ルメール騎手はその辺りのペース判断は本当に上手なので、どのあたりでGOサインを出すか非常に注目です。

アンドヴァラナウトは真ん中の5枠9番からのスタート。ソダシやアカイトリノムスメの出方を伺いながら、先行集団に自然につけて追走し、直線でソダシに食いついていきたいところでしょう。

最内枠の絶好枠に入ったスルーセブンシーズは、内の経済コースをロスなく追走し、空いたところを一気について抜け出したいところでしょう。この馬にとっては、馬場状態が重馬場になればなるほど有利になるでしょう。

こう考えると、展開を考える上でのポイントになるのはソダシの出方でしょう。今回も各馬ソダシは徹底的にマークすると思います。ソダシが早めに前に行くエイシンヒテンを捕まえにかかると一気に後傾ラップになり、先行馬が苦しくなったところに一気に差し馬が突っ込んでくることも想定されますし、そうでなければ差し馬には厳しい流れになるでしょう。

4、秋華賞最終結論について

では、これらのことを踏まえて秋華賞の最終結論に入りたいと思います。

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