Mリーグ2021🀄️予想

こんにちは。

いよいよ明後日からMリーグ2021が開幕します。EX風林火山、渋谷ABEMAS、KADOKAWAサクラナイツ、赤坂ドリブンズ、KONAMI麻雀格闘倶楽部、TEAM雷電、U-NEXTパイレーツ、セガサミーフェニックスの8チームが凌ぎを削ります。

Mリーグのルールですが、まず各チームレギュラーシーズン90半荘打って、打ち終えたあと上位6チームがセミファイナル16半荘、さらに上位4チームがファイナル12半荘を打ち終えて、打ち終えた時点で1番高いポイントを所持しているチームが優勝となります。

また、同じメンバー構成で2年連続ファイナル進出できなかった場合、最低1名選手を自由契約にしなければならないというルールが適用されます。

今シーズン、このルールが適用されるのは、Mリーグ2019優勝チームのU-NEXTパイレーツ１チームです（他の３チームは自由契約や選手の追加でメンバー構成が変わっているため）。U-NEXTパイレーツにとってはファイナルに進むのは最低限のノルマになりそうです。

では、各チームの特徴についてみたいと思います。※太字は新規加入選手

1、EX風林火山

二階堂亜樹（日本プロ麻雀連盟）、勝俣健志（日本プロ麻雀連盟）、松ヶ瀬隆弥（RMU）、二階堂瑠美（日本プロ麻雀連盟）

昨年の2020シーズン優勝チーム。滝沢選手の衝撃の退団（KONAMI麻雀格闘倶楽部に移籍）があり、オフシーズンにはオーディションを開催するなどシーズンオフの時期にも話題を浚いました。

そのEX風林火山、新規加入選手はそのオーディションを勝ち上がった松ヶ瀬隆弥プロ。

多くのプロが参戦するオーディションを勝ち抜いて実力でMリーガーになったのは本当に強いと思います。打ち筋も外見とは裏腹に非常に安定した麻雀を打つ印象があります。RMUの多井隆晴プロとの直接対決には注目したいですね。

続いて、ドラフトで指名された二階堂瑠美プロ。妹の二階堂亜樹プロは初年度から1位指名でチームを牽引して、姉の瑠美プロも影でチームを支えてきたと思います。るみあきチャンネルでYouTubeの動画も非常に面白い動画が多いですし、姉妹でチームを牽引してほしいですね。

そして、亜樹プロと勝俣プロは引き続き、Mリーグで打つことになります。亜樹プロは、防御型のイメージが強いですが、昨シーズンは攻撃寄りにシフトした印象です。今年のシーズンでも安定した麻雀に期待です。

そして、昨シーズンの優勝の立役者、勝俣プロ。セミファイナル最終戦の打ち方はお見事でしたし、それ以上にファイナルでの活躍は目を見張るものがありました。条件戦での打ち筋の安定さはやはり抜群です。シーズン後半での条件戦での活躍が特に期待できると思います。

以上、EX風林火山についてでした。新規メンバー2名ということでどこまでシーズン頑張れるでしょうか。ここまでの2シーズンは前シーズン優勝チームがレギュラーシーズンで敗退しているので、そのジンクスをなんとか破ってほしいですね。

2、渋谷ABEMAS

多井隆晴（RMU）、白鳥翔（日本プロ麻雀連盟）、松本隆弘（日本プロ麻雀協会）、日向藍子（最高位戦日本プロ麻雀協会）

続いて渋谷ABEMASについてです。

昨年同様4名体制で今年も臨みます。

昨年度までの成績を見ると男性プロ3名は、打点重視、日向プロは鳴きも駆使しつつ、非常に固いうち筋を見せた印象です。

多井プロは、チームの絶対的支柱です。打点も非常に高く守備力も非常に高いです。3年連続でプラスの成績を誇っており、今年もチームを引っ張っていくことになるでしょう。

去年は、レギュラーシーズンは途中まで独走しているだけに、ファイナルで最後はなかなかいい成績が出せず風林火山に逆転を許してしまいました。非常に悔しいシーズンだったと思います。今年はその悔しさを晴らしてほしいですね。

そして、白鳥翔プロ。供託泥棒とも言われますが、供託で順位が変わることもよくあるので教卓を狙うことは何も悪いことではないと思います。むしろ、リーチ棒が2本もあるのに打ち方を変えない方が、おかしいと思います。今年も積極的な麻雀で結果を残してほしいですね。

松本プロは、2019シーズンは非常に苦しみましたが、昨シーズンはその苦しさを晴らすような大活躍でした。苦しさを乗り越えて成長した麻雀を見せることができたと思います。去年は、あまりに積極的すぎて痛い一撃を喰らうこともあったので、その点あたりを修正して冷静に麻雀を打つことができればより安定した成績が残せるのでは、と思います。協会期待の雀士なので今年も去年同様の勢いで頑張ってほしいと思います。

最後に日向藍子プロ。打ち方は、リーチ、鳴きを駆使しつつ堅実に上がりを拾い、守備力も非常に優れている雀士だと思います。明るいキャラクターでチームのムードメーカーの雰囲気もあるので、麻雀以外でも、チームのムードを引っ張っていく存在だと思います。

以上渋谷ABEMASについてでした。

3、KADOKAWAサクラナイツ

内川幸太郎（日本プロ麻雀連盟）、岡田紗佳（日本麻雀プロ連盟）、沢崎誠（日本麻雀プロ連盟）、堀慎吾（日本プロ麻雀協会）

去年は、最終戦まで優勝争いを繰り広げました。連盟のエース内川プロと協会のエース堀プロの存在は非常に大きいです。

チームのエース、内川プロ。2019年は、悲劇の西の四暗刻単騎放銃がありましたが、去年は佐々木寿人プロと最後までMVP争いを演じました。

昨シーズンは、エースとしてファイナル最終戦は本当に息の詰まるような麻雀でファンを魅了しました。やはり、連盟のエースの風貌がありましたね。打ち方も攻守にとてもバランスよく、長いシーズンでチームを引っ張るでしょう。

そして、個人的にMリーグで1番成長していると思う岡田プロ。1年目は、色々経験しましたが、2年目は抜群の攻撃力を発揮しました。打ち方の安定感も増していますし、今年はさらに去年よりいい結果を残したいところでしょう。

そして、ベテランの打ち筋が光る沢崎誠プロ。チーム参戦の初年度は、独特の打ち筋でファンを魅了しましたが、去年は非常に苦しみました。沢崎プロの打ち筋は本当に興味深いので、今年も楽しませてほしいです。

そして、去年チームに加入した堀慎吾プロ。協会の最高タイトル雀王獲得の実績もあり、その力は1年目から存分に発揮しました。去年は、役満四暗刻をツモ上がりましたし、それ以外にもトップ重視の力強い麻雀を見ることができました。今年も堀プロの麻雀を見ることができるのは楽しみです。

以上、KADOKAWAサクラナイツについてでした。

4、赤坂ドリブンズ

園田賢（最高位戦日本プロ麻雀協会）、鈴木たろう（最高位戦日本プロ麻雀協会）、村上淳（最高位戦日本プロ麻雀協会）、丸山奏子（最高位戦日本プロ麻雀協会）

続いて、初年度の優勝チーム、赤坂ドリブンズについて。

去年は、4名のプロ雀士が持ち味を発揮し、ファイナルまで残りました。最終戦の村上プロも上位3チームが優勝争いをするという非常に厳しい状況の中でも自身の麻雀を貫きました。この麻雀は物議を醸しましたが、チーム戦で優勝のかかる1戦といえど個人の成績は来季の契約継続や個人のトータルの成績を加味すると、その1戦をトップで終わるか何もしないで4位で終わるかは来季シーズンに大きく関わります。

今年も期待値追求を目指して、初年度以来の優勝を目指してほしいですね。では、個人の選手ごとに振り返ります。

まずは、園田賢プロ。園田プロといえば独特の麻雀感と鳴きの上手さです。1人ノーテンになりそうな時でも、鳴きを駆使することで他家にツモを増やすことで点棒を横移動を狙ったり、麻雀の引き出しの上手さはMリーガーの中でもトップクラスです。

シーズンオフの時期にも、Youtubeで最高位戦リーグ戦の牌譜検討動画を挙げており、非常に参考になります。2019年シーズンこそ苦しみましたが、2020年シーズンは打ち方も少しシフトチェンジして、安定した成績を挙げました。

今年のシーズンも独自の麻雀感で場を支配してほしいですね。

続いて、鈴木たろうプロ。去年は、序盤で8萬を暗刻被りしたのちの、四暗刻ツモ上がりは衝撃的でした。それ以外にも随所に鈴木たろうプロの高打点を目指す麻雀は見ることができました。鳴きは多用するものの、園田プロと異なり、どちらかというと高くて遠い仕掛けを駆使して、場を支配する麻雀は今年も注目です。

そして、村上淳プロ。村上プロといえば、立直超人と言われていますが、鳴きはあまり多用せずに大きな声で「リッチ！」と言うのがみていて本当に気持ちいいですね。Mリーグでも安定した成績を残していますし、今年もチームを引っ張っていくでしょう。

そして、丸山奏子プロ。3年目のシーズンで今年は結果を残したいところでしょう。Mリーグや最高位戦のタイトル戦での経験も積んでいるので、今年こそはまずプラスの成績を残せるように頑張ってほしいですね。

以上赤坂ドリブンズについてでした。

5、KONAMI麻雀格闘倶楽部

佐々木寿人（日本プロ麻雀連盟）、高宮まり（日本プロ麻雀連盟）、伊達朱里紗（日本プロ麻雀連盟）、滝沢和典（日本プロ麻雀連盟）

続いて、選手の入れ替えで一気にバランス感が増したKONAMI麻雀格闘倶楽部についてです。

去年はエース佐々木寿人プロのMVPの大活躍でセミファイナルまで進みましたが、ファイナルまでは一歩届きませんでした。今シーズンは、伊達プロと滝沢プロを加えて、攻守のバランスがより一層ました気がします。

流石に佐々木寿人プロに去年のような活躍を期待するのは酷なので、その分を他の3選手がリカバリーできるかがポイントになると思います。

まず、佐々木寿人プロ。去年の活躍はみなさんご存知だと思います。着順に影響を与えるような倍満や3倍満ツモ、ドラ9で−10,000点からの大逆転もありましたし、今年も寿人棒（箱下を表す黒棒）を出てからの大逆転など見てる人をワクワクさせるような麻雀を期待したいですね。

私も同じ宮城県出身なので、寿人プロはMリーガーの中でも特に応援しているので、今シーズンも頑張ってほしいですね。

続いて、高宮まりプロ。高宮プロは、ベルセルク（狂戦士）と言う名のごとく、攻めに重きを置いた積極的な麻雀を披露しました。見ていて、普通の人ではきれないような危険牌をバシバシ切っていくのは見ていて本当にワクワクしましたね。ただ、この3年間結果を残せていないのでチームに来季も残留するためにはなんとしても結果を残したいところでしょう。連盟の女流雀士の中でも人気の高い雀士だけに今年の活躍を期待したいところです。

そして、今年から新たに2名の雀士がチームに加入します。

まず、ドラフトで最初に指名されたのは日本麻雀プロ連盟の伊達朱里紗プロ。伊達プロは、私も今年に入るまで正直名前も知りませんでした。麻雀を題材にした大人気アニメ「咲saki-全国編」など数多くのアニメの声優を務めており、マルチに活躍する麻雀プロです。

顔を見た第1印象は本当に可愛いと思いましたね。ただ、その可愛い顔とは裏腹に麻雀は非常にエレガントな印象の麻雀を打ちますね。攻めるところはしっかりリーチで加点し、守るところはしっかりオリに徹する、中途半端な牌で放銃しない安定感のある麻雀が持ち味だと思います。寿人プロ高宮プロは攻撃型の麻雀なので、伊達プロの加入でバランスがより一層増したと思います。1年目から大活躍とはいかないかもしれませんが、強豪プロが揃うMリーガーの中でどこまで結果を出すことが出るか非常に楽しみですね。

そして、ドラフトで2巡目に指名されたのが滝沢和典プロ。シーズン後のEX風林火山退団は衝撃的でしたが、今シーズンKONAMI麻雀格闘倶楽部に指名され、事実上の移籍の形となりました。プロ野球やJリーグでは毎年のように行われるチーム移籍ですが、Mリーグでは滝沢プロが初めてのケースになります。これは、リーグの流動性と言う意味でも非常に大きな行動ですし、麻雀格闘倶楽部で連盟の寿人プロと同じチームになったことでチーム内同士の成績争いも激しくなりそうです。タキヒサは、昔から連盟を代表する雀士で人気がありましたし、お互いに負けたくないでしょう。

滝沢プロの麻雀スタイルは、初年度から参加しているので、Mリーグを見たことがある人であればご存知だと思います。寿人プロとは対照的で、寿人プロがガンガン立直で攻めるのであれば、滝沢プロはヤミテンの手は堅実にヤミテンにして着実に上りを重ねていく印象です。そして、守りも非常に上手で安定した麻雀が強みです。Mリーグでも3年間堅実に結果を残しているので、移籍初年度でも存在感を発揮してくれると思います。

KONAMI麻雀格闘倶楽部のタキヒサVS EX風林火山のるみあきは連盟を代表する人気雀士なので、この対決が2021年の大きな見どころだと思います。

6、TEAM雷電

萩原聖人（日本プロ麻雀連盟）、瀬戸熊直樹（日本プロ麻雀連盟）、黒沢咲（日本プロ麻雀連盟）、本田朋広（日本プロ麻雀連盟）

去年総合成績は6位、３シーズンいまだにファイナルに進出できず非常に苦しい成績になっていますが、今年は即戦力の本田プロを獲得し、上位進出が狙えるチームになっていると思います。

では、各選手ごとに振り返りたいと思います。

まず、萩原聖人プロ。昨シーズンは非常に苦しいシーズンでした。配牌、ツモ、非常に苦しく、なかなかトップも取ることができまっせんでした。正直、Mリーグの赤アリの麻雀に萩原プロの麻雀スタイルが合っているかと言われれば、決してそうではないと思います。これは、瀬戸熊プロ、黒沢プロにも言えることです。ただ、その中でも萩原プロは昨シーズン本当に苦しんだ1年でした。昨シーズンでの自由契約の可能性も十分合ったと思います。しかし、今シーズンもプレーできることは、本当に正念場だと思います。

今シーズンの個人でのトータル成績をプラスにすることは最低条件ですし、できればプラス３桁の結果は残さないと来季の契約は、本当に厳しいと思います。ただ、やはり俳優としての仕事をこなしながらMリーガーとしても仕事をこなすのは本当にすごいと思います。やはり、萩原プロの麻雀に対する姿勢は、私自身も非常に好きですし、なんとか今年こそは頑張って結果を残してほしいです。

続いて、瀬戸熊直樹プロ。瀬戸熊プロも3年目のシーズンになります。瀬戸熊プロも面前打点重視の麻雀で、親番での猛連荘はクマクマタイムと言われています。初年は、その熊熊タイムはなかなか見られませんでしたが、今年はどこまで熊熊タイムを見ることができるか非常に楽しみです。成績は、チームの中でも安定しているので今年も2年目までの成績を踏まえて、さらに結果を残してくると思います。

黒沢プロが、2年目まで好成績を残しており、3年目は萩原プロと瀬戸熊プロで黒沢プロの分の成績を残したいですね。

そして黒沢咲プロ。セレブという名の通り、超がつくくらいの面前打点型です。鳴き率は脅威の7~8%。スピード重視の現代麻雀で3年連続で好成績を残しているのは本当にすごいです。面前で打点を作り、自分の好勝負手になればフリテンリーチも辞さないのは本当にすごいです。今年も、セレブ麻雀でMリーグを席巻してほしいですね。

今年から新加入したのは、本田朋広プロ。本田プロのすごさはなんと言っても北陸支部所属ということでしょう。富山県出身ということで、地元に所属しながら、風林火山オーディションでも大いに見せ場を作りましたし、連盟のリーグ戦でも実績を残しています。麻雀は、見ていて非常に強く、Mリーグのルールにも即対応してくるでしょう。北陸の雀士ということで同じ北陸出身の浅倉康心プロとの対決が個人的には注目ですね。

本田プロの加入で戦力が一気に上がりましたし、今年こそは、ファイナル進出、そして優勝を狙いたいですね。

以上、チーム雷電についてでした。

7、U-NEXTパイレーツ

小林剛（麻雀連合）、朝倉康心（最高位戦日本プロ麻雀協会）、石橋伸洋（最高位戦日本麻雀プロ協会）、、瑞原明奈（最高位戦日本プロ麻雀協会）

続いて、今年は正念場のU-NEXTパイレーツについて。去年は、一度もチームとしては、プラスになることなく7位でレギュラーシーズン敗退という非常に厳しい結果となりました。

今年は、最低でもファイナル進出は必至になります。ファイナル進出しないと来季は1名自由契約になってしまいます。そのためにも、去年厳しい麻雀が続いた3名がどこまで巻き返せるかが鍵になります。

まず、小林剛プロについて。小林プロについてはもう書く必要がないでしょう。船長として、3年間チームを牽引し、去年は3名が苦しむ中で、個人は大きなプラスポイントで終えました。今年に入ってからは1日1剛というワードがMリーグで話題になりました。安定感はMリーガーでもナンバー1だと思いますし、今年も船長としてチームを牽引することに期待したいです。

続いて、朝倉康心プロ。ネット麻雀では天鳳位、雀魂では最高段位魂天にまで上りつめました。まさにネット麻雀のレジェンドと言っていいでしょう。Mリーグでは初年度こそ好成績をおさめましたが、2,3年目は苦戦傾向です。特に去年は本当に厳しいシーズンでした。去年は、アミバやトキなどの髪型でもファンを楽しませてくれましたが、今年はどんなことをしてくれるのかも楽しみですね。

ネット麻雀でも結果を残していますし、今年は巻き返し必至でしょう。

キングこと石橋伸洋プロは、鳴きの巧みさと終盤のここぞというときの勝負強さが強みです。去年は高宮プロの大三元テンパイに立直して勝負したシーンも話題になりました。去年は苦しいシーズンでしたが、やはり終盤では、石橋プロの活躍でレギュラーシーズンのボーダー争いに残ったと思います。苦しいシーズンが続いていますが、今年はなんとか一矢報いてほしいと思っています。

最後に瑞原明奈プロ。美しさの中にもエレガントさがあり、天鳳で上位段位まで上り詰めたメンタルの強さも兼ね備えています。まさに気高き女海賊です。Mリーガーの女性雀士の中でもトップクラスの人気を誇っています。

2年目から参戦し、いきなり2連勝し、注目を浴びましたが、その後はなかなか成績を伸ばすことができず、2年連続でマイナスの成績となっています。瑞原プロ個人としても、インタビューで結果を残さなければ来季はないという強い意気込みがありましたし、雀風もMリーグに合っていると思います。天鳳雀士としては珍しく面前重視の打ち手でリーチも多く、打点はあるので、あとは守備面をどこまで改善し、和了率を上げることができるかが成績の分かれ目になると思います。

Mリーグ屈指の美人雀士で人気もあるので、応援したいですね。

去年は全体的に厳しい展開が続きましたが、個人的に1番安定感のあるチームだと思いますし、今年は優勝争いに絡んでくるのでくると思っています。1ファンとして応援したいですね。

8、セガサミーフェニックス

魚谷侑未（日本プロ麻雀連盟）、近藤誠一（最高位戦日本プロ麻雀協会）茅森早香（最高位戦日本プロ麻雀協会）、東城りお（日本プロ麻雀連盟）

チーム紹介最後は、セガサミーフェニックス。一昨年はパイレーツと最終戦のオーラスまで優勝争いを繰り広げましたが、昨年度は、魚谷、和久津選手が苦しみ、チームとしても8位となってしまいました。

今年は、新加入の東城りおプロが加わりリスタートとなりそうです。

そんな新チームを個人別に見ていきたいと思います。

まず、魚谷侑未プロ。2019シーズンはMVPの大活躍で最終戦まで魅せてくれました。最速マーメイドにさらに打点も上げて、一気に台頭しました。しかし、昨シーズンは厳しい結果となり、今年は巻き返したいところでしょう。

今年は、2019年前とはいかなくても活躍して、チームを牽引してほしいですね。

続いて、近藤誠一プロ。近藤プロといえば、大きく打って大きくかつ麻雀が持ち味。去年は、7萬の一発倍満ツモで逆転トップは本当に鳥肌ものでしたね。今年も魅力的な麻雀で視聴者を楽しませてくれると思います。近藤プロの麻雀に今季も期待したいですね。

そして、去年はプラスの成績でチームを支えた茅森プロ。最高位戦のトップ女流プロで魚谷プロとの連盟、最高位戦のトップ女流プロでチームを牽引していますね。打ち方は、バランス型のイメージがありますね。大きく崩れることもないですし、安定感はMリーガー女流の中でもトップクラスです。今年も新チームで存在感を示してほしいですね。

最後に今年から新加入となる東城りおプロ。正直、東城プロの麻雀自体はあまり見たことがないのですが、打点型の女流雀士のイメージがあります。連盟の人気女流雀士でありますし、初年度どこまで成績を残すことができるか注目です。

以上、8チームを見てきました。

9、2021Mリーグ予想

最後に2021年シーズンの予想をしたいと思います。◉◯▲の期待値で予想したいと思います。

◉KADOKAWAサクラナイツ

優勝候補◉はKADOKAWAサクラナイツです。

やはり、連盟と協会のWエースは心強いですし、岡田プロも急上昇で成長しています。2年連続でファイナルまで残ったのはやはりチームの総合力を示しているものだと思います。

今年は、内川プロに去年ほどのポイントを期待するのは酷なので、その分を他の3名の雀士で獲得することができればまずはファイナル進出、そして優勝の可能性は上がってくると思います。

◯U-NEXTパイレーツ

相手本線は、2019優勝チームのU-NEXTパイレーツ。

去年は、なかなか手牌にも恵まれずトップ率も16%台と非常に厳しいシーズンでした。

オンラインファンミーティングなどデータを参考にしながらしっかり2021年の対策を立てていますし、安定感はやはり全8チームの中でもトップクラスです。

2度目の優勝を目指して、今シーズンこそは巻き返してほしいですね。

▲渋谷ABEMAS

3番手は赤坂ドリブンズにするか迷いましたが、3年連続でファイナル進出している実績を考えてABEMASにしました。

やはり3年連続でファイナル打っている経験は強いですし、レギュラーシーズンで敗れることは考えずだいですよね。

ファイナルで厳しい結果になっている印象はあるので、ファイナルでしっかり勝つことができれば悲願の優勝も見えてくると思います。

以上シーズンの順位予想をしました。

ただ、今年は新規Mリーガー5名が加わりますし、本当に未知数なところも多いです。4年目でMリーグも新たなステージに入ると思うので、どんなシーズンになるか非常に楽しみですね。

この記事でMリーグが楽しみに思えれば非常に私自身も嬉しいです。

長くなりましたが、記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。