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宝塚記念追い切りと展開予想について

 こんにちは。

 宝塚記念の最終追い切りが終わり、枠順も発表されました。この記事では、最終追い切りの注目馬とレース展開の予想について書きたいと思います。

1、宝塚記念最終追い切り注目馬

①アリストテレス

1週前 CW 重 6F 82.2-66.4-51.7-37.8-11.9 3頭併せ、外、先着        最終 栗東坂路  良 53.0-38.6-25.1-12.5 併せ馬、内、先着

 1週前追い切りは鋭い伸びで、最先着。非常にいい動きで調子落ちは感じさせない内容でした。最終追い切りも最後はしっかり伸びて先着。今年はこれで4戦目となりますが、調子落ちは感じさせない内容ですね。

 あとは当日の雰囲気次第では逆転の余地も十分ありそうです。

②カレンブーケドール

1週前 美浦坂路 稍重 51.8-37.6-25.0-12.8 併せ馬、内、先着        最終 美浦坂路 良     53.1-38.6-25.2-12.7  単走、馬場の外、軽快な動き

 カレンブーケドールも非常にいい動きでした。元々調教で時計を出す馬ではないので、1週前の坂路での51秒台の時計を出せた点は好感触でしょう。

 2週連続で坂路で追い切りをこなしていることも非常に好印象です。輸送も前走の天皇賞でも十分にこなしていますし、今回も非常に楽しみな馬でしょう。

③クロノジェネシス

1週前 CW 重 7F  96.5-79.8-64.2-50.1-37.3-12.3  単走、長めの追い切り   最終 CW 良 6F  85.2-67.7-52.3-38.2-11.9  併せ馬、内、併入

 クロノジェネシスも追い切りの動きは好感触。1週前ではCWで7Fしっかり追うことができましたし、最終追い切りの動きも非常によかったです。

 海外帰りでも状態は好調をキープしていますし、連覇に向けて視界良好というところでしょう。

④レイパパレ

1週前 栗東坂路 重 55.6-40.4-25.1-12.1 併せ馬、外、先着          最終  栗東坂路 良 51.6-37.9-24.9-12.3 単走、非常に軽快な動き 

 個人的に宝塚記念出走馬の中では1番追い切りの動きが良かったです。1週前は、タイム的には地味ですが非常にいい動きを見せていましたし、最終追い切りも抜群の動きを披露しました。

 大阪杯が非常にタフなレースになったので、状態面を気にかけていましたが、これは非常にいいです。正直大阪杯の時よりも動きが良く見えます。

 この追い切りを見るとクロノジェネシスとの対決が非常に楽しみです。

   宝塚記念の追い切り注目馬は正直この4頭ですかね。人気馬4頭になってしまいましたが、追い切りの動きでははっきりとこの4頭が抜けてよく見えましたね。

 他に注目馬を挙げればキセキですかね。1週前で長めの追い切りをこなしていますし、最終も頭が高いところは気になるところですが、動き自体は問題ないですし、去年2着の舞台で復活の可能性もありそうです。

 以上追い切り注目馬でした。

2、宝塚記念レース展開予想

 宝塚記念の枠順が発表されました。

 枠順を見て気になったのは、先行するであろうユニコーンライオン、レイパパレがともに最内枠に入ったことですね。どちらの馬がハナに行くのか、それともキセキが逃げの手に出るか、この辺りの逃げ先行争いが非常にカギになりそうです。

 注目馬の中では、クロノジェネシスが5枠7番という真ん中のいいところに入った印象です。ルメール騎手に乗り替わりになりますが、先行争いを見ながらポジションどりを決めそうです。ルメール騎手のペース判断と位置取のうまさは超一流ですからテン乗りでもしっかり乗るでしょう。

 カレンブーケドールは、外目の7枠10番、内枠の先頭争いを見ながら3,4番手につけてレースを運びそうです。直線のキレではクロノジェネシスに敵わないので、常に先行してレースを運びたいところ。直線に入ったところでは、レイパパレを捉えて先頭に立って、クロノジェネシスの追撃を振り切りたいところでしょう。

 アリストテレスは、6枠9番。こちらは、クロノジェネシスを徹底的にマークする形でレースを進めそうです。菊花賞のルメール騎手がやった騎乗をこの舞台でもできればチャンスの芽も十分にありそうです。

 穴馬の中で、展開の大きな鍵を握るのはキセキでしょう。福永騎手に乗り替わりになりますが、流石に前には行かずに後ろで足をためる形でレースをするとは思います。前にいくにしろ、後ろに行くにしろ展開の鍵を握るのは個人的にこの馬だと思います。後ろから行く時は長めに足を使う形になりそうなので、その仕掛けどころが大きなカギになりそうです。

 個人的には、レイパパレの川田騎手は積極的にレース運びをしそうですし、少なくとも平均ペース程度には運びそうです。そうなると、力のある馬の底力の問われるレースになりそうですね。

 展開の鍵をまとめると

①最内枠2頭の逃げ争い。どちらの馬が行くか非常に注目です。個人的には川田騎手ですし、レイパパレが逃げると予想します。                ②クロノジェネシスの仕掛けどころ。差し追い込み馬はこの馬を徹底的にマークしながら、レースを進めるので、ルメール騎手の仕掛けどころ一つでレースの結果が大きく変わってくると思います。

 以上、宝塚記念の最終追い切り注目馬とレース展開予想記事でした。

 追い切りの動きやレース展開を考えても人気馬が優勢の気がします。ただ、宝塚記念、馬場が読みづらく古馬中距離GⅠレースの中では1番紛れのあるレースです。

 そういう意味でも、土曜日のレースから馬場状態を考察し、宝塚記念でいい穴馬がいないのかはしっかり見ていきたいところです。

 上半期のグランプリなので、何とか当てて、秋のビッグレースに向かいたいですね。

 最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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