時間とお金の関係について考える
こんにちは。今日は、お金と時間について考えたいと思います。
時間については、こちらの記事にも書いているので、参考にしてこの記事をお読みください。
今回はお金と時間の関係について書きたいと思います。
1、私たちはお金を稼ぐために日々働いているが
私たちは、お金を得るために家と会社を往復したり働いていますね。会社では、1日8時間という労働契約を結んでいますね(休憩時間を含めると拘束時間は9時間)。仮に定時で上がれたとして、家と会社の往復で1時間とすると、10時間は仕事に拘束されますね。そして、睡眠時間を7時間とすると、1日のうち残りの時間は7時間。ただ、この中から朝食、晩飯、風呂、家事、育児などの時間を考えると残りの時間は3~4時間程度でしょうか。
これは、定時で上がれた場合なので、残業が仮に1日2時間あるとすると残りの時間は2時間。こう考えると1日2時間の残業でもかなりのプライベートな時間を削られますね。
1日の中で2時間しかプライベートな時間がないとなかなか疲れも取れないですし、結局週末も疲れを取るために寝て買い物するだけで終わってしまうということになってしまいます。
こうなると、完全に歯車のように毎日が回ってしまい、人生自体の満足度も下がりますね。
2、お金がないときは慎重なのに
しかも、私たちは、こういう時間に余裕のない時に限って、この時間の有効に使おうとせず、逆に無駄に使ってしまいます。
例えば、ストレス解消のためにお酒を飲んで、その日1日を無駄にしたり、なんとなくスマホのゲームに時間を浪費したりしてしまいます。
お金であれば、お金がないときは、よほどお金に無頓着な人でない限りは、お金を節約し赤字にならないようにしますよね。
古代ローマの哲学者セネカは2000年以上前にかの名言を残しています。
「お金のことになると私たちは倹約家になる。それなのに、時間に関してはとんでもない浪費家になるー私たちが本当に倹約すべき唯一の財産は、時間だと言うのに」
2000年前も今と人間の時間の感覚というのはあまり変わらなかったのでしょうね。今生きている私たちにも同じことが言えると思います。
結局、時間は使っても目に見えてなくなるものではないので、無駄で後悔のある時間の使い方をしてしまいます。これは、私自身も週に何日かはやってしまいます。面接の練習をしなければというときに限って、結局麻雀のゲームをやってしまい後悔してしまうことはよくあるので反省しないといけませんね。
3、時間の浪費は結局お金の浪費
しかも時間を浪費することは、結局お金を無駄にしてしまうんですよね。ストレス解消のためにお酒やギャンブルをすると酒代やギャンブル代(競馬記事を書きながら、こんなことを言うのもちょっと矛盾しているかもしれませんが、ギャンブルはまず負けます)がかかりますし、スマホゲームだってやりすぎると結局課金しないと頭打ちになってしまいます。
逆に時間を有効に活用することでお金も将来的にプラスになってきます。お酒の量を減らして、運動をすることで健康に気をつけることで将来莫大にかかってくるであろう医療費を節約することができますし、資格の勉強をして資格取得を目指すことで、将来のキャリアアップや会社によっては資格手当がある会社もあるので、収入も上がります。
投資に関しても話は同じです。FXなどリスクの高い投資で一攫千金を狙おうとして、高いレバレッジをかけても知識のないまま手を出したら結局は投機(ギャンブルと同じ)で、最終的には大損してしまう確率が高いです。逆にインデックスファンドの毎月積み立てや個別株を長期間保持することで資金は一気に増えることはありませんが、長期間保持することで価値が安定して、将来的に安定してきます(だからと言って絶対損しないとは言えませんが)。
そう考えると、お金と時間というのは密接に関連していると言えると思います。
4、時間とお金を有効に使うために
時間というのは、経過していくだけなので、お金のように貯金することはできません。時間貯金はできないのですから、お金を使って時間を有効に利用することは決して悪い選択肢ではないと思います。
例えば、食材を宅配にしてスーパーに行く買い物の時間を節約して、そのできた時間で将来のための勉強や運動などの健康に投資することは将来的にプラスになると思います。もちろん宅配にかかる費用はかかりますが買い物の時間を節約できることを考えれば、結構有効な選択だと思います。結構、買い物の時間だけで1時間かかったりするので、この時間を節約することができれば、1日の自分の時間を増やすことができますね。
あとは、迷う時間を減らすことも大切だと思います。迷う時間があると、それだけで時間を浪費してしまいますし、迷った挙句に結局はスマホゲームをなんとなくやって時間を浪費してしまいます。迷うよりも行動することが重要だと思います。
テレビやラジオのニュースもかなり時間の浪費に貢献していると思います。ニュースは視聴者の目を引くようなラインアップに作られているので、見てしまったらあっという間に1時間経過してしまいます(ニュースの試聴時間の平均は1時間程度のようです)。この時間を勉強やリラックスできる読書や運動など自分にとって有意義な時間に使うことができれば、満足度も上がってきますね。
若い人の場合は、Youtubeなどのくだらない動画で時間の浪費をしてしまうことに気をつける必要があります。YoutubeはTVのニュース以上に気をつける必要があります。ニュースの場合は、長いワイドショーでも2時間程度で終わりますが、Youtubeの場合は見ようとすれば1日中見てしまうことができます。これが本当に怖いところで、気づいたら1日中Youtubeの動画見てしまったと後悔してしまった経験があるのは、私だけではないと思います。
もちろん、Youtubeにも非常に勉強になるような動画もありますし、Youtubeも時間に制限を設けて楽しむ分には問題ないと思います。
問題は、なんとなくこれらのニュースや動画を見てしまうことです。これらのなんとなく使っている時間を減らすことが重要になると思います。
まとめると、時間を有効に使用するためには
①時間を有効に使うことを考え、買い物などの日々の生活習慣などで改善できる点がないか考える。 ②迷う時間、なんとなく使っている時間を減らす。
シンプルにこの2点だと思います。
日々の生活の時間を改善することは、結局PDCAサイクルを回すことに似ている気がしますね。そう考えると、日々の習慣が仕事にも回り回って役に立ってくると思います。
時間の使い方を制する者は人生を制す、と言っても過言ではないと思います。
とはいえ、それはわかっていてもなかなか行動に実行はできないですよね。言うは易し行うは難し、の典型的な例は時間だと思います。私も時間の使い方についてはまだまだ改善しないといけない点が多いです。
時間の使い方については、記事を書きながら深く考えていきたいと思います。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。