初老を見つけて考えたくだらないこと
昨日、福岡県糸島市にある櫻井神社に行ってきました。
すると、なぜか境内の石畳に「初老」の文字が。
なぜに?初老ってなに???どゆこと???
帰って調べてみたら、40歳の男性の厄落としの奉納、とのこと。
しかし、石畳に初老の文字はインパクトありますよね。
40歳で初老とは江戸時代じゃあるまいし違和感しかありません。
働き盛りだし、「壮年」という言葉のほうがしっくりきます。
でも「壮年」って女性には使いませんよね。
このくらいの年齢の女性を表現する言葉って何があるんでしょう。
最近では「バリキャリ」とかいう言葉も耳にしますが。
これはどっちかというと、仕事ができる女性のイメージですね。
中年の女性のことを「熟女」といいます。成熟した女性だから熟女、なんでしょうが、セクシャリティな表現に感じます。自分のことを「私も熟女だから」なんてことは言えません。
反対に「淑女」というおしとやかなイメージの言葉もありますが、これもまた自分のことを「私淑女だし~」なんていうとただの自虐です。
「婦人」いまだに婦人会なる団体もありますが、「夫人」と音が同じなせいか、現代の独身女性には合わない気がするし・・
というわけで言葉、作りました!
40代~60代。身体の不調も当然あるけど、精神的に自立していて、楽しむことに前向き、ポジティブな女性のことを
「粋女(すいじょ)」!
どうでしょう。
・・・ここまで書いて「粋人」という言葉があることに気づきました(笑)
「粋人」とは
1 風流を好む人。優雅な、趣味の豊かな人。
2 遊里や花柳界などの事情によく通じている人。
転じて、経験を積んで世間や人情の裏表を知っている、さばけた人。
コトバンクより。
一日考えてコレだ!と思いつきましたが、二番煎じでしたね。
まあでも、人生経験を積んで深みがでる年齢、深みがありながらもサラッと程よい人付き合いができ、自分の機嫌を自分で取れる人のことを「粋」と言わずして何というのか。そして私は「粋」な人でありたい。
そんなことに思いをめぐらすことができたのも、櫻井神社の「初老」石畳のおかげです。
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