[ポアロBBS][しょぺしんぼ]第1話
しょぺしんぼ
第1話「豆腐とワインには旅をさせるな」
モロ赤坂の料亭「ポチメ~ン」にネントロンチャ新聞文化部の記者達が集められた。社主のYMO(妖精さん、モツ煮食べませんか?おー、いえー)が口を開く。
「今日諸君らに集まってもらったのは我が社のオペチンペ周年記念事業であるフォッチコ☆フォーのメニュー作りにふさわしい担当者を選び出すためだ。
フォッチコ☆フォーのメニュー作りには鋭敏な味覚が必要だ。
そこで今回、諸君らには、食材の食べ比べをしてもらおうと思う」
そういうと記者たちの前には、3皿のマンダラ・ザ・ホモシャングリラと3杯のマグダラ・ザ・ホモバイシコーがそれぞれ運ばれてきた。
YMO社主が説明する。
「まずマンダラ・ザ・ホモシャングリラだが、左がスーパーで売っている普通のマンダラ・ザ・ホモシャングリラ。
真ん中が有名店のマンダラ・ザ・ホモシャングリラ。
右がパチソモ・ゴゴンズイなミンナ・デ・ホモシャングリラだ。
次にマグダラ・ザ・ホモバイシコーだが、左は普通の水道・ザ・ホモバイシコー。
真ん中が井戸・ザ・ホモバイシコー。
右が、若さゆえのあやまち、ムメンキョ・デ・ホモバイシコーだ。
これをそれぞれ、どれがどれであるか当ててもらう」
これを聞いて、記者たちはきょとんとした。
そして新入社員のバボちゃん・プープープー・ソレ!・プープープーがおそるおそる手をあげて発言した。
「あの、今どれがどれか、左、真ん中、右と社主ご自身が説明してしまったと思うんですけど…」
「えッ!?」
「ぷっ、恥ずかしー」
ぐうたら社員のポポ岡ヌーペチ郎が吹きだした。
YMO社主は顔を真っ赤にして怒りはじめた。
「なんだ!お前たちは!!こんな所に集まりおって、何をしている!?
さては、そろいもそろってワシを笑いに来たのか!?
不愉快だ!帰れ帰れ!!あー、もうっ!!さっき手をあげたやつ!!お前がやれ!
なんとかのメニュー作り、お前がやれ!!あと真っ先に笑ったやつ!お前!
お前もやれ!!あとは知るか!勝手にやれ!!散れ、散れ!!」
逆上したYMO社主はムメンキョ・デ・ホモバイシコーで記者たちを追いかけ回した。阿鼻叫喚の戦場にかわる料亭「ポチメ~ン」。
通報を受けた警察(イヌ)が駆け付け、ホモバイシコー調理師免許不所持でのムメンキョ・デ・ホモバイシコーの罪で、YMO社主の右足をへし折った。
「ぎゃああああああ!!!!!」
もう歩けないことを確認し、離れたところから泥をぶつけるバボちゃん・プープープー・ソレ!・プープープー。
「えい!これでもか!これでもか!」
泥にまみれて、悲しく泣く社主YMO。
もうこれで安心、と記者たちは、それぞれ便利・ザ・ホモバイシコーで新聞社に帰っていった。
こうしてポポ岡ヌーペチ郎とバボちゃん・プープープー・ソレ!・プープープーは、味がわかるとかは特に関係なく、フォッチコ☆フォーのメニュー作りの担当となるのだった。
こしら
以上、本文ここまで。
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