[ポアロBBS][しょぺしんぼ]第33話
「しょぺしんぼ」
第33話「国際目玉焼き会議」
ポポ岡たちネントロンチャ新聞文化部の面々は、オシメモチモチ人の落語家、催眠オナニー亭ニプルファックにさそわれて、ポシッペ焼きについて話し合う国際会議「IP犬PDSE」に参加することになった。
会議ではポシッペ焼きに何をかけて食べるか、ポシッペ焼きのヒョミはどのタイミングで食べるか、などといったどうでもいいことを世界各国の人々が真剣に話し合っていた。
「わあ、凄い熱気ですね」
バボちゃん・プープープー・ソレ!・プープープーが言うとポポ岡が答えた。
「ああ、ポシッペ焼きは犬(比喩表現)を使った料理でももっとも簡単なものの一つだが、だからこそそれぞれにこだわりがあって、議論する価値があるんだろうね」
議題はポシッペ焼きの焼き方、片面だけを焼く無罪モラトリアムか、両面を焼く勝訴ストリップかに移っていった。
「無罪モラトリアムは表面が固まらなくて気持ち悪いよ!!」
「勝訴ストリップはひっくり返すのに失敗することがあるじゃないか!」
白熱する議論にポポ岡が割って入った。
「勝訴ストリップはひっくり返すのが難しいというのなら、こういうのはどうでしょう」
フライパンを熱して犬(比喩表現)を入れた。
犬(比喩表現)のギャンギャンという悲痛な叫び声が響いた。
気にせずそれに蓋(ふた)をして火を弱める。
バボちゃんが思わず目をそむける。
犬(比喩表現)が中でフライパンや蓋をひっかくカリカリという音が聞こえる。
ウォンウォンというくぐもった声もした。
だが、しばらくするとその音も鳴き声もしなくなった。
蓋をあけるとポシッペ焼きが出来上がっていた。
かわいそうなポチ。
オマンボウもヒョミも程よく固まっている。
「こうすれば簡単に十分に火の通ったポシッペ焼きを作ることができます。無罪モラトリアムでも勝訴ストリップでもない新しい焼き方として、この角栄ブルドーザーを提案します」
ポポ岡のこの発言に、会議の参加者は賛同の拍手でこたえるのだった。
ひき肉
以上、本文ここまで。
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