NNゲツK大河ドゥルぬー『おパパッチ丸』 第二話
第二話「雛鳥」
ドヌヌポチ国の国衆の一人、おパパッチ・メリーズ守・クリーチャーは悩んでいた。
仕えていたキポキポ?イエス!キポルチネ家は、カルチャー・飴・フワッフワッに滅ぼされ、その飴フワッフワッも、家臣のWiki露diaの謀反によって命を落とし、カルチャーは統制を失った(→wikipedia「若者文化の乱れ」参照)。
そして、絶対的支配者がいなくなったドヌヌポチ国は周辺強国の草刈り場となってしまった。
・北のウボメッポ
・東のぺス
・南のウンコモラおじさん、
・西の単騎待ち
・俺のハンバーグ山盛り
・謎のカポカポ男爵
・夢の国、佐賀
・犬のペス
ドヌヌポチ国の国衆達はいずれかの傘下となって、己と一族の命運を繋がなくてはならない。
考え込んでいたクリーチャーはうめいた。
「今年の大河は、割と視聴率いいらしいけど、だからって、みんなが見てる前提で書くわけにもなあ…。どうすっかなぁ…」
クリーチャーの次男、おパパッチ・ノスノス次郎・ノスが提案する。
「父上、大坂の陣やっちゃいましょう!あれが一番有名ですから!!私が大活躍するし!!」
自分が目立つこと最優先のノスノス次郎・ノス。
「そのころワシは死んじゃってるから駄目!!あーあ、どーすっかなーー」
父も自分最優先だった。
長男の、おパパッチどうでしょう・ゲペゲペNo.1が意見した。
「父上、そういうことは、書く前にあらかじめ決めておくべきではありませんか?」
真っ当なことを言われて凄くビックリするクリーチャー。
そして、長男のゲペゲペNo.1をしげしげと見てから、
「ゲペゲペ…おまえはいつも真っすぐだな……」
「そうあるようにと、父上に育てられました」
「そうだな、そうだった…。
そして、その反省をふまえて、ワシそっくりになるよう育てたのが、このノスノス次郎・ノスだ!!」
「兄上という失敗を経て、優秀な私が出来上がったのです!!」
「反省とか失敗とか面と向かってよく言えるなアンタら!!」
クソ親子ぶりに、さすがに切れる長男ゲペゲペ。
思案したクリーチャーは
「よし、クジで決めよう」
2本の”こより”を握りこんでゲペゲペに突き出した。
「”こより”の先、握りこんだ中は、それぞれ黒と赤に塗ってある。
黒なら、ちゃんと真田丸準拠でパパは頑張るよ」
「では、赤なら?」
「赤塚チャーンス!!『おそ松さん』にシフトだ!」
「おもしろい!!私は十四松やりたい!!」はしゃぐノスノス次郎。
「だまれよノス!!」ゲペゲペがまた切れる。
「ほれ、ゲペゲペ、選べ」
「いや、しかし、そのような大事なことをクジで…」
「いいから選べ、ほれっほれっ」
「なにが出るかな♪なにが出るかな♪それはサイコロまかせよ♪」
「だまれよノス!!思い出しちゃうだろ!!」
「ほれっ!ゲペゲペ早く!ほれっ!ほれほれっ!!引いて!クジ引いて!!クージ!!ほーれっ!!はーやーくー!!ほれーっ!!」
緊張3割、怒り3割、うんざり6割で、余分な2割の感情を耳からこぼしながら、おパパッチどうでしょう・ゲペゲペNo.1が”こより”を引いた。
”こより”の先は、黒ではなく、そして赤でもなかった。
”こより”の先には、黄色いひよこがピヨピヨ。
「父上…これは……?」
事態が飲みこめないゲペゲペが父に訊ねる。
「全く分からん!!」
”こより”がスイッチだったのか、クリーチャーの拳から次から次へとひよこが溢れ出している。
「分からんって!?え!?え!?」
困惑する長男。
「うわぁ、ひよこかっわいいなあ」
ひよこに夢中の次男。
「”ひよこ”は、”こより”のアナグラムだ!!」
すぐにばれる嘘をつく三男。
それら全部を無視して、クリーチャーは、ひよこを頭にヒョイとのせ、ピヨピヨピヨピヨいわせながら自分勝手に叫ぶ。
「大博打の始まりじゃあああ!!」
こうして、おパパッチ家の生き残りをかけた戦いが始まるもんの・のべるぱーーース!!(有働アナ)
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以上、本文ここまで。
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