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女子スポーツ選手の光に、私はなる

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こんにちは!


夏バテ気味、おなじみDブルです!

今回は、元女子プロ野球の田口紗帆さんにお話を伺っていきます!

それでは、Dブルインタビュースタート!


D🐶:それではよろしくお願いします!
はじめに、これまでの経歴を教えてください!

田口👩:小学校3年生の時に少年野球チームに入り野球をはじめ、中学1年生でオリオールズレディースという女子野球チームに入りました。その後、駒沢女子高校、日本体育大学を経て、女性プロ野球リーグで京都フローラと埼玉アストライアで6年間プレーしました。現在は引退をしてジェイシップ株式会社で働いています。

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D🐶:現在のお仕事はどのようなことをされているんですか?

田口👩:野球部学生、体育学生に特化した就職サポートをしています。
野球やスポーツで学んだことを活かし、社会に出ても活躍できるようサポート。
野球選手やスポーツ選手が引退後、社会に出ても活躍することによって、野球やスポーツの価値が高まる。プロになれなかったとしても、またプロになった後も活躍できる環境や教育があることで、競技人口も増え、競技の発展にも繋がると考え、野球・スポーツに恩返しする為、活動しています。
自分自身も社会人として活躍することで、スポーツ選手の光となれるよう精進しています。

D🐶:素晴らしい!私たちの思いとまさに一緒ですね!
野球をはじめたきっかけは何だったんですか?

田口👩:小学生の時に、親戚みんなでやる野球が楽しかった為。色々なスポーツの中でも野球が一番難しく、もっと上手くなりたいと思い、母親にチームに入りたいとお願いしました。

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D🐶:そうだったんですね!田口さんが思うに、なぜプロ野球選手になれたと思いますか?

田口👩:チームメイトや指導者に恵まれていました。運が良かったです。
プロ野球選手になれると小さい頃から思っていました。自分なら出来ると思い込む力があったのと、不器用だったおかげで誰よりも練習したからです。
また、両親が野球を続けさせてくれて、応援してくれたおかげです。

D🐶:ご謙遜なさって!(笑)プロに入って良かったなぁと思ったことってありますか?

田口👩:プロに入って、「田口選手のプレーを見ると、元気になる。女子プロ野球の試合を楽しみに仕事を頑張れている!」であったり、「田口選手を目指す為に野球を続けたい!」などと言っていただけた時は嬉しかったですね。誰かの人生の少しでもプラスになれる瞬間があると思うと嬉しかったです。
それと、野球を通して仲間や応援していただける方に出会えたこと。

D🐶:素敵です!でもプロだからこその大変さもあったかと思います。逆に、やってきて時にツラかったのはどんなときですか?

田口👩:うーん。。。弟が甲子園に出場したことが、嬉しかったけど悔しかったですね。目指すことすら出来ない現状があるので、羨ましいと感じました。
今でも弟は野球を続けていて、プロの時は弟とバッティング動画を送りあってアドバイスし合ったり、一緒に練習をしたり、なくてはならない存在です!

D🐶:だからこその、ジレンマのようなものがあったんですね。プロになってからはそういったツラい出来事はありましたか?

田口👩:プロ一年目、思い描いていた結果が出ずに、毎日悔しくて泣いていたが、このまま終わりたくないと思い奮起したことです。

D🐶:その時その時で苦しい時期があったんですね。そういった経験を経て、野球で培ってきた、今に活かされていることはどんなことがありますか?

田口👩:気遣い心遣いなど細かいところに気付くようになったこと。プレーの中でも、チームの人間関係の中でも“なぜ”を考えることが多く、自然とその結果や行動など、色々なものが起こる理由や原因などを考える、また予測する癖がつきました。

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D🐶:そういったことは社会に出てもどんな組織でも大事ですね!すごいです!長くやられてきた田口さんが思う女子野球の魅力は何ですか?

田口👩:笑顔が溢れている。
この上なく楽しそうに野球をしている。全力プレー。ギャップ。

D🐶:ギャップですか??

田口👩:はい!普段は野球をやっているとは思えない女の子が、野球になると目の色を変えて泥だらけになりながら、全力でプレーをしているところとか。(私は普段も野球をやっていそうなのでギャップはありませんが。笑)
あとは、試合中の笑顔が多いところ!真剣なプレーの後の笑顔とかです!

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D🐶:素敵です!それは実際に試合を見て、なお感じられることですね!
ちなみに田口さんは女子野球の普及活動もされてますが、競技人口を増やすために田口さんが考える必要なことは何だと思いますか?

田口👩:夢の舞台や、憧れの舞台があり続けることと、女の子が野球を当たり前にできる環境を作ることが必要だと思います。
少年野球の中の女の子ではなく、女子野球というものを確立させることが必要だと考えています。
また、女子野球をやっていた選手が社会に出ても活躍することで、競技人口も増えると思うので、今は女子野球選手、女子アスリートのセカンドキャリア、就職サポートの仕事をしています。

D🐶:最後に女子アスリートを目指す人に一言お願いします!

田口👩:好きなことを極めることで学ぶことはたくさんあると思います!
それはスポーツを引退した後も必ず活かされます✨
そして感謝の気持ちを持ち続けることが、一番大切だと感じます。スポーツを全力でまずは頑張ってください!応援しています!
その後のことは、私たちにお任せください(笑)
必ず女子アスリートが社会に出ても輝く未来を作っていきます

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【プロフィール】

田口紗帆(たぐちさほ)
1991.12.24生
神奈川県出身

・小学校3年生の時に少年野球チームに入る

・中学1年生でオリオールズレディースという女子野球チームに入り、初めて“女子野球”を知る。

・中学2年生の時に、上を目指したいという思いから大学生が中心のクラブチームのセレクションを受けて所属することになる

・駒沢女子高校に進学
一年生から唯一レギュラーで出場
全国大会優勝
三年生では主将を務める

・日本体育大学に進学
クラブチーム新波に所属
全日本女子硬式クラブ野球選手権大会優勝

・東神奈川「おおきに」でアルバイト

・女子プロ野球リーグ入団
2014年〜2017年 京都フローラ、
2018年〜2019年、埼玉アストライア

・プロ1年目、打率.192から始まり、4年目にはキャプテンを務め、打率.384をマーク

・ホームラン王、ベストナイン賞、ゴールデングラブ賞、リーグ初満塁ホームラン、リーグ記録9打席連続安打

・現在は、NPB初の女子野球チーム、埼玉西武ライオンズレディースにてコーチを務める

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