見出し画像

IQ=学び力=野球偏差値 IQ120集団は、野球をも制するのか?

↓スポーツ経験者の転職は↓

こんにちは♪

IQ3のDブルです!

おもしろいと思ったらいいね👍
また見たいと思ったらフォローをお願いします。

今回は、
元ソフトバンクホークス
現在JR西日本で車掌を務めながら
ノーベル賞を7名輩出した
名門京都大学。硬式野球部コーチを務める
近田怜王さんにズバズバインタビューしていきます!      


【自己紹介】

D🐶:甲子園で脚つった近田さんですね!
テレビで観てたのでよく覚えています!
近田さんをまったく知らない方々へ自己紹介をお願いします。

【近田さん甲子園YouTube】

https://www.youtube.com/watch?v=7B4UC_n3he

近田👨:笑。
皆様こんにちは!
近田怜王(ちかだ れお)
兵庫県三田(さんだ)市出身です!
藍少年野球クラブ
三田シニア
報徳学園高校
福岡ソフトバンクホークス
(2008年ドラフト3位ー2012年戦力外)
JR西日本(2013年〜2015年)
現役引退
JR西日本で車掌として働きながら
・京都大学野球部コーチ
・山手台ライオンズ総監督(兵庫県宝塚市の少年野球)
をしています。  
よろしくお願いします!  

画像1

【スポーツ万能少年。実はスポーツの始まりは野球じゃなかった!?】

D🐶:JR西日本の車掌さんなんですね!
そして、コーチに監督。色々掘り下げて話を聞いていきたいのですが
なんだか、最初は野球以外のスポーツをやられてたとか。
野球を始めたきっかけはなんですか?

近田👨:野球を始めたきっかけは、
僕が男三兄弟の末っ子なんですけども、
長男が野球を始めたのをきっかけに、
あとを追うように小学2年生から野球人生をスタートさせました。
実はそれまでは
サッカーをしていまして、
当時はサッカーでキャプテンもやってたので
正直、サッカーを辞めるのは悲しかったですが、
今思えば、その選択は良かったと思ってます!

画像2

【栄光と挫折】

D🐶:けどもしかしたら、Jリーガー近田怜王になっていたかもですね♪
経歴を見ますと、
ソフトバンクを戦力外になり、プレーヤーとして社会人野球 JR西日本に入社しています。
今でこそ、プロ→社会人野球は
セカンドキャリアの選択肢の一つとして
認知されていますが
当時、2012年では異例だったと思います。
その時の状況や感情を教えてください。

近田👨:自分の人生の大きなターニングポイントでした。
実は、戦力外通告を受けたとき
「よし。指導者になろう!」と大学への進学、教員免許の取得を考えていました。
そこへ、強豪JR西日本からお誘いを頂き
「プレーヤーとして、自分を必要としてくれるチームがある」
この時の喜びは今でも忘れられません。
気付けば今年で12年目。
プレーヤーとしては、3年で引退しましたが
車掌というやりがいのある仕事ができる喜びは
今でも毎日噛み締めています。
JR西日本には本当に感謝の気持ちしかありません。  

画像3


D🐶:野球の実力もそうですが、近田さんの人柄も社会で必要とされていたのだと思いますよ(この人絶対良い人だと確信した。てか友達になりたい)
一通り野球を経験された上で
野球をしていてよかったー!と思った瞬間は?

近田👨:うーん…たくさんありますが
甲子園に3回出場できて
その3回甲子園出場を決めた瞬間が
本当に野球やってて良かったと思いましたね。

D🐶:3回。。。(3年で3回って毎年いってるやん。体育祭感覚やん)  

近田👨:また、改めて思うのは
「人との繋がり」を多く得られている事です。
僕は親や兄弟はもちろんの事、
野球を通じてたくさんの人と出会い
自分の野球人生を素晴らしいモノにしてもらいました。
だから今はその野球と
これからの野球人の為に
微力ながら何か恩返しをしたいと思って
指導者として第二の野球人生を送っています。野球をしていて本当に良かったです!!

D🐶:「野球を通じてたくさんの人と出会い、自分の野球人生を素晴らしいモノにしてもらった。」
このコメント今日から僕のモノにしますね。

画像4

↓スポーツ経験者の転職は↓

【母の教え】


D🐶:怪我が多かったみたいですね。
うまくいかなかったとき、壁にぶちあたったとき、
自分を支えた言葉や考え方はありますか?

近田👨:「自分の為だけに行動する事は辞めなさい。あなたが輝けるのはそれを支えてくれる仲間や指導者、多くの人の支えがあって今のあなたがいるだけ。あなたが凄いんじゃないの。だから支えてくれる人達を喜ばせる為に努力して勝ちなさい。」
ってお母さんに言われた事です。
今でも、この考え方を大切にしています。

D🐶:お母さんと飲みいこう。僕は近田さんのお母さんとお酒が飲みたい。近田家の子供になりたい。素晴らしい。  

画像5

【パーフェクトじゃなくていい】


D🐶:野球から学んだことで、今も大切にしてることは?

近田👨:・完璧を求め過ぎない事!  
僕は高校の時に
イップスを経験して今もイップスを発動する時はしばしば。笑

【イップス:精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状】

投手は完全試合を目指しますが、
結果でチームが勝てばいいんです!
だからフォアボールを出す事を恐れない。
3つ出してから3つ三振取れば0点です。ってくらいに考えるようにしてます。
その考えは今の指導にも活かしています。
もちろん出来る限りフォアボールを減らす努力をする為の練習はしてもらいますが。  

D🐶:すごくわかります。また野球というスポーツは、アバウトな要素も多いので、求めすぎずプレーすることはとても大切だと思います。  

画像6

【選手が指導者を育ててくれる】


D🐶:京大の選手たちは文武両道を実践していると聞きました。京大の選手から感じるモノ・学ぶモノはございますか?

近田👨:まず始めに全員が全員ではない。というのを前置きさせていただいて!笑

D🐶:ダメです。

近田👨:なんで!??笑
彼らはまず頭で理解しないと動いてくれないんです。
感覚だけで伝えても、納得が出来ないモノは
理論を持って伝えないとダメですね。
納得してない時は顔にすぐ「???」みたいに表現してくれるのですぐ言葉を替えて伝えるようにしています。
もちろん野球というスポーツは感覚ってすごく大切だと思いますが、
理論を持って伝える事がどれだけ大切で難しいかを彼らが教えてくれます。
だから僕も未熟なので、
質問を持ち帰らせてもらって
勉強してから伝え直したりもさせてもらってます。
ここが指導の難しさだと思いますが、
自分は伝えたと思っても相手がそれを体現出来ないと結局は伝わってないんですよね。
だから僕は自分の力不足と思ってるので
野球以前に
人としてどうあるべきか。を勉強してます。
京大の選手達が僕を育ててくれてるとも言えますね。
指導は難しいけど
そういった意味で毎回発見があるのは楽しい部分でもありますね!

D🐶:頼って聞いてくれる分、曖昧な回答をしてしまう場面も多々あるかと思いますが、一度持ち帰って自分が納得する回答を見つけてから伝える。素晴らしい

近田👨:僕は野球エリートではないですが
野球エリートとの違いは感覚だけで指導されても、なんとなくは理解して体現出来ちゃう事。
京大の選手は理論があって初めて取り組むので
そこは大きな違いだと思います。
でも理論を理解するのって今はすごく大切だと思うし、理論がわかればもっと早く体得してた事もあったと思うと
彼らの頭の良さは羨ましいです。笑  

画像7

↓スポーツ経験者の転職は↓

【ただ答えを教える指導では選手は育たない】


D🐶:野球エリートというワードが出てきましたが、勉学のエリートである京大の選手達。
サブタイトルにもあります、IQと野球偏差値はイコールで結ばれるのか

近田👨:ここに関しては
僕はイコールで結ばれると思います。
だから京都大学野球部はこれから強くなっていく確信があります!
勉強の偏差値の高さって考える力の能力を
偏差値として数値化した結果だと思いますので、
それを野球に置き換えるだけです。
野球の理論なども今はどんどん世の中に出回ってきているので
彼らがそれに目を通せば成長は早いですよね。
考えて野球をする力=野球偏差値なんです。
だから横浜高校や大阪桐蔭高校などの野球名門校は
もちろん個々の身体的能力が優れているのはありますが、
それに加えて野球偏差値(考える力)が高いから最強なんです!
僕はそう考えているので
指導者の役割ってただ野球の技術を教えるだけでなく
考える力を鍛える為に
野球以外の部分でも指導していく事が必要だと思ってますね。
話が逸れちゃいました。
すみません。笑

D🐶:やはり教え子達の話になると熱い気持ちが伝わります。
半分犬の僕が言うのもなんですが、
たぶん野球エリートと言われる選手は
頭ではなく、体で理解している選手が多いです。
なので言語化してください。と言っても
言葉に詰まる選手が多いです。
プロの一流プレーヤーから指導者に転身された方などに多くみられるのは
やってみせる。指導です
言語化できず、ブンッ!とかパン!とかオノマトペを使われるのはそういった傾向があるからだと思います。(人生で初めてオノマトペってワード使ったかも)  

画像8

D🐶:では最後に。
プロ、社会人を経験した近田さん。社会を生き抜くために野球で身に付けることができた力とは?

近田👨:まだまだ生き抜き方を伝えられるレベルでもありませんが、
一つ言えることは
相手をリスペクトしながらも
自分意思を持つ事!だと思います。
身勝手なわがままは社会人として失格だと思いますが、
やはり自分はこう思います!って意見を言える事。間違ってたら素直に謝って自分が成長する為の経験だと解釈して学べばいいんです。
そして、そこには相手へのリスペクトが大切です。
野球も試合で勝つ事が目的ですが、
そこには負けた相手がいるのを忘れてはいけない。
相手がいるから試合ができる。勝つことができる。
社会に出ても同じです。
相手がいるから自分自身も仕事が出来ると思っています。
僕はそう考えてます。  

画像9


【プロフィール】


近田 怜王(ちかだ れお)
1990.4.30生
兵庫県出身  

小学校2年生から野球を始め、中学はシニアリーグで全国大会ベスト4(世界大会出場)。高校は報徳学園で3度甲子園に出場し、2008年夏ベスト8、U-18日本代表、ドラフト3位で福岡ソフトバンク入団。2012年に戦力外となり、その後はJR西日本で3年間プレー(都市対抗、日本選手権出場)し引退。現在はJR西日本で車掌の仕事の傍ら、京都大学野球部コーチと兵庫県宝塚市・山手台ライオンズ総監督をしながら野球に携わる。  

【京都大学公式野球部HP】  

http://www.kyoto-bbc.net/

※JF-Sports web mediaは全て、オンラインインタビューにて、取材を実施しております。  

【一般社団法人日本未来スポーツ振興協会】

各家庭における経済的事情・環境的な事由により、スポーツに取り組むことが難しい子どもたちへ、スポーツを始める為のきっかけづくり、続ける為のサポートとして用具提供を行います。誰もがスポーツを楽しめる環境づくりをサポートし、年々減少し続ける国内スポーツ競技人口の増加と共に、一人ひとりの豊かな人格形成と成長を目指します。
用具支援・寄付・スポーツ経験者専門転職・FANB導入・イベント開催をご検討の方は弊社ホームページもしくはお問い合わせアドレスにご連絡ください✨

HP:https://jf-sports.or.jp
IG:@jfsgram
TW:@DUGOUT31791679

↓スポーツ経験者の転職は↓

【用具の寄付をご希望の方】

【クレジットでの寄付をご希望の方】

【銀行振込での寄付をご希望の方】

三井住友銀行
横浜駅前支店
普通預金 8454980
イツパンシヤダンホウジン ニホンミライスポーツシンコウキヨウカイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?