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同じシルエットのスプーンの特徴と使い方(ロデオクラフト NOA)
こんにちは。ダックスです!
前回に引き続きロデオクラフトさんのスプーンの解説記事を書いていきます。
今回は「同じシルエットのスプーンの特徴と使い分け」について、NOAをもとに自分なりの視点で解説していこうと思います!
※ 個人的な意見となりますので、ご了承ください🙇
■前回の記事はこちらから↓
はじめに
管釣りの世界にハマると道具の種類の多さに圧倒されますよね。。。
私も管釣りを始めた頃はネットで評判のいいスプーンを見つけては釣具屋さんで購入し、気づけばワレットの中は色々な種類のスプーンだらけ。
それぞれのスプーンの違いもいまいちわからず、色々と悩んだ時期がありました。
その後も管釣りを続けて少しずつ各スプーンの特徴もわかるようになり、また管釣りの楽しさが増していきました。
今回は管釣りをしていて、疑問に感じていた一つ。
同じシリーズなのにウエイトが違うスプーン達。
まずはこの使い分けを自分なりの視点で書いてみようと思います。
※普段NOA1.0gは使っていないため、NOA1.0gを除いた3種類で解説していきます。
※ロッドポジションやカラー等ついては省略しております。まずは基本的なスプーンの特徴としてまとめていきます。
今回の比較対象のスプーンたちです。
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パッとみた感じは同じ。笑
何が違うんですかね。。。
でもここの部分は一つ大切なポイントだと捉えてます。
同じシリーズのサイズ違いは、サイズが違っても同じような感覚で扱えるようメーカーの方がテストを重ねてつくって頂いてます。
そのためシルエット(SizeとWide)は同じことが多いです。
※シリーズによってシルエットが違うこともあります。
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何が違うのか
シルエットは同じなのにサイズが違う。
いったい何が違うのか。それは基本的には板厚です。
NOAの板厚を比較してみるとこんな感じです。
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写真だとわかりにくいので、実際にNOAシリーズの板厚を自分で測ってみました。やはり微妙に違いますね。
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先程の表に板厚の情報を追加してみました。
これである程度、各スプーンの特徴が見えてきました。
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どのように使い分けるのか
では実際にどのように使い分けるのか。
自分の中の頭のイメージを書いていきます。
沈降スピード
重たいものと軽いものどちらが早く沈むでしょうか?こちらは重たいもののほうが早く沈むかと思います。
なので、各スプーンの沈降スピードは下記のようなイメージです。
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巻きスピード
スプーンをなるべく平行に引くための、基本となる巻きスピードです。
こちらはこんなイメージです。
NOA2.1gのほうが沈降スピードが速いので、基本となる巻スピードは速くなります。
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飛距離
続いて飛距離です。重たいものと軽いものどちらが遠くに飛ばせるでしょうか?条件を固定すれば、重たいもののほうが遠くに飛ばせそうですね。
そのため、飛距離のイメージはこんな感じです。
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浮き上がりやすさ
続いて、巻いたときの浮き上がりやすさ。軽いものと重たいものどちらが浮き上がりやすいでしょうか?
はい。軽いほうが同じ力で巻いても浮き上がりやすいかと思います。
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イレギュラーアクションの入りやすさ
スプーンを巻いていると、姿勢を崩すイレギュラーアクションが入ることがあります。基本的に板厚が薄く、軽いNOA1.5gのほうが水圧の影響を受けやすく姿勢を崩しやすいと考えてます。
なので、こんなイメージで使ってます。
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バタつき具合
最後にバタつき度。同じシリーズのため基本となるアクションは同じですが、バタつき度が少し違う感覚で使っています。
冒頭で実は赤字にしていたHookの部分。実はNOA1.5gはサイズと板厚の他にもHookサイズが違います。
#6ということはNOA2.1g,1.8gで使われているHookより小さめのHookがついてます。
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そうすると以下の観点から、NOA1.5gが一番バタつく感覚で使っています。
・サイズが軽く、板厚が薄いため水圧の影響を受けやすい
・Hookが小さく軽くなるのでボディ側がよく動くようになる
あえてバタつかせるために、NOA1.8gから1.5gにローテションすることも個人的には多いです。
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まとめ
これまでの情報をもとにNOAシリーズの基本となる使い分けをまとめてみました。私はNOA1.8gをベースに使っているので、同じシルエットでルアーローテションをしたい場合は主に以下のように使い分けています。
サイズ感があっていなそうな場合は、NOA-S、NOA-Jr等にルアーローテションをしていきます。
今回はNOAシリーズをもとに解説しましたが、他のシリーズでもベースとなる考え方は同じで考えてます。
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今回の内容は以上となります!
今回は基本となる特徴について書いてみましたが、ロッドアクションなどスプーンの世界はとても奥が深く楽しいです。
引き続き色々と模索していこうと思います🙇
拙い文章を読んで頂きありがとうございました。
自分の頭の整理も兼ねて、下記記事に随時情報を更新していこうと思います!
まだまだ私も練習中のため、みなさんがどのような使い分けをしているのかも教えて頂けると嬉しいです。
コメントや感想などございましたら、下記の投稿に頂けると嬉しいです。
ロデオクラフトさんのスプーン解説第二弾
— ダックス@管釣り向けのサービス企画に挑戦中 (@ducks_fishing) September 27, 2023
NOAをベースに「同じシルエットだけどサイズが違うスプーンの特徴と使い分け」について、自分なりの使い分けを書いてみました🙇
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