卒業おめでとうございます。

今日は小学校の卒業式です。在校生は式欠席のため休日となったので、学童で食べるお弁当を持たせて、いつもより遅く子供と家を出ました。

あいにくの天気ですが、桜は結構咲いています。ちらほらと卒業生と親御さんの姿もみえ、どんな気持ちで今日を迎えたのかなと考えます。

いつもいるランドセルの群れも近隣の中高生の話し声も聞こえず、通学路はとても静か。

入学してからもう１年経ったのか。なんとかやってきたかなあと隣を見ると、子の被る黄色い帽子の位置が高くなったのに気づき、時の流れの速さに全くついていけていないのを痛感します。

．．．と感傷に浸ってはいるものの、まあ要するに３月末の繁忙期に学校が急遽休みとか学童は朝が遅いとかお弁当とか衣替えしなくてはとか、結局いつもと同じく目の前のスケジューリングにピリピリしている日常を過ごしているわけなんですけれども。

下の子の超絶イヤイヤ期（継続中）と上の子のメンタルケア（継続中）と仕事の両立が難題すぎて、この１年の乗り越え方は正直あまりよく思い出せない。

ただ、反省していること。物理的に仕事量が多い時も大変ですが、量が少なくても難題だったりするとどうしても思考がもっていかれがちで、微妙な子供の変化を見過ごしたり、まあ大丈夫だろうと気づかないふりをしてしまったり。結局子供にかけるリソースが少なくなり、多方面にご迷惑をおかけしてしまいました。私がもっとちゃんとしていればと思うことも少なくなかったです。

下の子のイヤイヤとオムツが終われば少しは楽になるんだけどな・・・という言い訳と淡～い期待をしつつ、時間のやりくりについてもう少し改善していこうと、桜を見上げつつ思った次第です。

子どもの頃は、どうでも良いつまらないイベントのひとつにすぎなかった卒業式ですが、親の立場だとこうも胸に訴える日になるのか。
親が写真写真！と騒ぐのをうっとおしいなーなんて思ってたけど、本当にあの時の親の気持ちがよくわかる。きっと私も５年後、うざがられながらも写真写真！と大騒ぎしているはず。
心から、卒業するみなさまおめでとうございます。