キラキラ…?
キラキラ起業女子、キラキラ起業ママ。一時期に比べだいぶ廃れたようですが、いまだにSNSやネット上で時々目にする言葉です。
皆様にまず申し上げたいのは、キラキラ輝きたい!と夢を持って起業することを否定はしませんが、そもそも輝くとは何ぞや、ということであります!
仕事で輝くことは誰しもができること。それぞれ与えられた役割を全うし、頑張る。それで十分輝いていることになりましょう。
そして、パパママの場合はそこに育児と付随する家事が加わります。キラキラ輝く家事育児とは、、としばらく考えてみたのですが、一向に浮かびません。常に汚す子供の後ろをついて掃除、とっちらかったご飯粒は取り切れずにふとした瞬間に洋服のどっかにくっついている。朝ご飯は決まったメニューを惰性で並べ、夕ご飯の献立にも頭を悩ませてようやく作ったところで手を付けてもらえず、ハッピーセットに狂喜乱舞される。
学校や保育園のお便りを老眼が進んできた目で必死で読み、TVにくぎ付けで宿題そっちのけの子供(上)を叱り、おむつ替えから逃げる子供(下)をとっつかまえに走り回り、毎日髪振り乱して最後は母子3人で寝落ち。あー食洗機回してないわ、、、と思いつつももう身体は動きません。(我が家は平日夜はワンオペ)
子どもはすぐに大きくなります今この瞬間を楽しみましょう、、、って、そんな余裕あるかーー!!!いっぱいいっぱいだわ!!!
なんてことを、メディアや一介のママ友が伝えてくれるはずもありません。目にするのは、食費月2万円以内で賢く節約生活をしている肝っ玉母さん、外資系にお勤めでモデルルームみたいな家で家事育児は手を抜きません睡眠毎日3時間、みたいなバリキャリ。保育園や学校で見かけるパパママたちもみんなぱりっとして高級車でお迎え来たりしてる。ウチだけなのかなこんな荒れてるの、、、
そんなわけない!!
モデルケースがあってそれを目指すのも一つのやり方ではあると思います。が、それを無理やり基準・普通ベースにもってこなくても、今この瞬間生きていて、ちょっと楽しいことがあって笑えれば、もう100点満点ではないかと思うのです。輝いているかどうかって他人が決めることなんでしょうか。
私は母歴も起業歴もまだ浅く知らないことも沢山あります。きっとこれからさらに難題も降りかかってくるでしょう。人と比べて落ち込むことも日常茶飯事です。まだまだ手探りです。でも、読んでくれている皆様と、家族と、友人と、楽しいことがあったら共有して、輝かずとも面白おかしく過ごしたい、ささやかながらそう願っているわけです。
司法書士とは関係のない話になりましたが、この度はご清聴ありがとうございました。
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