親米保守の先へ〜日韓よ共に覚醒を
小野耕資先生のツイートに対する引用ツイートを元にした記事です。
その前に、事の発端となった事案を紹介しておく。櫻井よしこ氏が韓国の国家情報院から便宜を受けていたという報道が韓国で行われ、炎上していた。
櫻井よしこ氏、韓国テレビ局に訂正放送求める 公益財団法人への報道に対し名誉棄損の抗議 2021.8.12
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は11日、自身のオフィシャルサイトに、「韓国MBCテレビによる名誉毀損行為に抗議します」という文章を掲載した。
この文章によると、MBCテレビの番組は10日夜、「不当取引、国情院と日本極右」と題し、櫻井氏が理事長を務める公益財団法人「国家基本問題研究所(国基研)」が、韓国の情報機関「国家情報院(国情院)」から情報や金銭などの支援を受けていたと報じたという。
櫻井氏は「国基研は国情院を含むいかなる外国政府機関から支援を受けたことはありません」「韓国の公共放送であるMBCの一連の報道は名誉毀損行為であり許されません。断固抗議し、謝罪と訂正放送を求めます」と記している。
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アジア主義者の私としては、反共、反露国、反中国、反北韓と親韓国は重要と考えます。
しかし、ここでの親韓とは反日韓国との妥協ではなく韓国の国粋派との折衝・議論を重ねた上での連帯が基本。
そして、米国に対しては日本、韓国、台湾への干渉は拒否するべき。
まさに旧大日本帝国圏の再興・団結を図り、旧大日本帝国圏を復興し、帝国圏が中心となって、東南アジア諸国をまとめ上げて、「赤色帝国主義」の中共、北韓に対峙する。
そして「白色帝国主義」の米国、露国を斥覇する。
保守派が気持ち悪いと思うのは白色帝国主義の米国の傀儡になって、露国、中共、北韓へ向かうこと。
韓国も病巣が何処にあるかと言えば、赤色帝国主義を奉じる親北派か、白色帝国主義の米国に縋って国を維持しようとする保守派の二択であること。
反共反米の国粋派が希少であることだ。
韓半島を分断した張本人は露国であると同時に米国でもあることを想起すべき
韓国は昭和20年10月10日に回帰せよ。
朝鮮総督府は韓半島が無政府状態になることを懸念し、昭和20年9月6日、呂運亨ら信頼出来る知識人に協力して行政権を移譲。「朝鮮人民共和国」が成立した。
この朝鮮国を否定して太極旗を下ろし、再び日章旗を掲げさせたのは米国進駐軍である。
米国による政府否認は10月10日、この日に韓国は回帰せよ
(呂運享)
(朝鮮人民共和国 国旗・国章)
正統政府の系譜は
大韓帝国→日本統治→朝鮮人民共和国である。
これを否定して北韓と大韓民国を設立したのが米ソであり、民族自決権を踏みにじったのだ。
(因みに言えば、朝鮮人民共和国の行政組織は南では抹消されたが北韓の方は利用している。そういう意味では北韓の方に正統性が生じる。)
日本も韓国もあるべき国の姿を連合国によって歪められた。
歪められた国同士が罵詈雑言を飛ばし合うのは最早喜劇である。
日韓共に昭和20年8月15日に帰れ。
その日まで私達は同胞であり、共に戦った戦友であった。
共に占領傀儡政府の系譜を終了させようではないか。
戦後、李承晩が李王垠殿下御夫妻の帰国を拒否したのは己の正統性が薄いことを自覚していたからだ。
国民の支持が殿下に向くことを恐れたのである。
この没落両班の李承晩は、韓国光復軍の金九のように前線で日本と戦う訳でもなく安全な米国で言論活動をしていた。
李は皇室の帰国を拒否し、呂運享と金九を殺した。
(李承晩)
(李垠、李方子両殿下)
(金九)
日本から見れば、金九は国際法無視のテロリストで昭和天皇に刺客を差し向けた敵である。
しかし、米国傀儡の今の日本においては其の独立闘争の精神は手本とすらすべきだ。
戦ってない李承晩より金九の方が偉大だと思う。
(尹奉吉)
韓国の李承晩も日本の自民党政治も戦勝国アメリカに媚びて維持する点では同じだ。
米国から脱却しようとした朴正煕は暗殺され田中角栄は政治生命を絶たれた。
それでも日本と韓国は米国占領体制から脱却しなければならない。
櫻井よしこ氏らのような方々の役割は終わった。
残念ながら、そのままの姿勢では役に立たないのです。
今や米国の力に頼んで反共を訴える時代は終わった。
反米反共という真の独立の道が必要なのである。
親米保守は取り残さたくなければ、民族的に覚醒せよ!
親米保守という選択肢が必要だった時代があった。親米保守が行った役割を否定はしない。しかし情勢は変化する。