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YOSAKOIの季節ですね^^ブーイングも聞こえますw

札幌市の人気ない祭りランキング、ダントツNo.1!

私はYOSAKOIの出場経験もありますし、けっこう好きなのですが
嫌悪する方々も多いですね。そのお考えも非常によく理解できます。
そこで自分なりにYOSAKOIを考察してみました。

ここがだめだよ、YOSAKOIソーラン祭り!

1.そもそも始め方が悪かった
この祭りが始まった1990年代に根本的な原因があると思います!
これを発起した一般人(学生なのか分かりませんが)の緩い企画に
札幌市などが安易に乗っかってしまって
緻密な開催計画を立てられないまま今に至っているせいだと思います。
つまりプランが甘いから「巻き添えをくらっている」という
市民感情が発生するのです。

2.実際かなり多くの市民が「巻き込まれて」しまっている
これが不人気原因の具体的要素として一番多いようですね。
①交通規制に巻き込まれる
②会場近くに住んでいたり通りかかって爆音をお見舞いされる
③出場者が集団化してマナー違反などが横行して嫌な思いをする、
    観客も同様に地元民を苦しめたりすることがある
などなど、こまったちゃんもビックリな不幸の連続です。

3.ビッグマネーが動いているように見えるけど、そのカネどうなってる?
 札幌市としても税金を投下したり、その他自治体や警察なども
予算を使っているんでしょうね。
しかも実行委員会などが祭りを収益化してますよね。
特に実行委員会のおカネの流れがよく分かりません…

ここがステキやん✨YOSAKOIソーラン祭り!

1.目の前で驚きと感動を体感できる
見るのが好きな方はもちろん、出場する方にとってもイチバンの価値は
やはりこれですよね♪
私も一度出場した身として、観客と自分たちが一体化する独特の感動を
体験しました。

2.割とだれでも参加できる
よく「これは札幌の伝統的な祭りじゃない」という意見もありますが、
日本の伝統的な祭りに往々にして見られるのは、演者に資格やスキルが
必要で誰でも気軽に出れるわけではない、という事実。
例えば岸和田のだんじりとかがその例ですね。あと女人禁制の祭りとか。
これには異論があるのは分かりますがある程度は
ご理解いただけるかと思います。
もちろんYOSAKOIもチーム制なので簡単に参加できるわけではないですが
誰でも踊れるやつ(名前忘れた)もあるのでハードルは低いかな、と。

3.地元が儲かる
コロナ禍が明けてどのくらいお客さんが来るか分かりませんが、
最盛期は期間中の観客が約200万人くらいだったと記憶してます。
雪まつりレベルの規模ですね^^
もうかってる方はもうかってることでしょう(笑)

続ける?やめる?YOSAKOIソーラン祭り

ブーイングすごいからもうやめちゃいますか?的な空気が漂う
このイベントですが、そもそもどんな祭りでもイベントでも
万人が受け入れてくれるものなど存在しないと思うので、
まずはカイゼンから始めて生産性を高めてはいかがか、と思うのです。

こんな問題にはこんなアイデア、の前にやっぱりビジョン

いにしえから続くお祭りだってそのほとんどは
「なぜこの祭りをやるのか、祭りをしたらどうなってほしいのか」
という”ビジョン”がちゃんとあるわけです。
「どうなってほしい」=五穀豊穣とか疫病退散とか
「なぜやる」=神様に鎮まってもらうとか神様を喜ばせるとか
そういうものがこの「祭り」にはない。
だから「こんなの祭りじゃねぇ💢」とか言われちゃう。

今さらかもしれないけど
YOSAKOIソーランにもビジョンを定めてはどうでしょうか。
さすがに神様仏様に結び付けるのは無理があると思うので例えば
「どうなってほしい」=みんなを笑顔にしたい
「なぜやる」=仲間どうしでエネルギーを表現する
みたいな。(例えが下手すぎる💦)
もう少し具体的に、DEIと絡めるとかSDGsと絡めるとか
北海道の自然との共存とか分かりやすく設定して
目的を明確化する感じでもいいのかもしれませんな。

ビジョンを踏まえてカイゼンカイゼン(Ⓒトヨタ)

ちょっと具体的な案で書きますが単なる思い付きですよあくまで。

1.レギュレーション、いやいっそ名前まで変えちゃう!
今のルールは確か「鳴子を持つ、曲にソーラン節を織り込む」
だったと思いますが、これ別に必要ないですよねw
YOSAKOIソーランという名前にしばられているだけのレギュレーション。
高知のよさこい祭りをオマージュ(笑)してる点は残しつつも、
もっと北海道のオリジナリティを出していいのではないかと思います。
あらかじめ決めたビジョンに合うレギュレーションにしちゃって、
もう名前まで変えればいいんですよ。
名前変えると「批判かわしだ」とか「ごまかしだ」っていう文句も
出るでしょうけど、大切なのは長期にわたる定着と地元の支持獲得。
数年くらい文句言われても、ホントに地元に根差してるなら
批判なんていずれ消えるでしょう。

2.祭りの「動線」を明確化する!
これがこの祭りの実行委員会的な人たちの能力が最も試されるところ。

祭りって、古来から「ハレ」(晴れ)と「ケ」(褻)、
単調でつらい日常からひととき解放される華々しい時間、
という意味があると思うんです。
平安時代とか江戸時代の人口数十人のコミュニティならば
村長(むらおさ)さんとかが強要してコミュニティ全体で
ハレとケを切り替えるとかあったと思いますが、この祭りは
人口約200万人の札幌市もしくは約530万人の北海道という
コミュニティの中で行われるので、全員をハレとケの切り替えに向けて
強制するのは不可能なんですよきっと。
つまりこのタイミングで「ハレ」を求める人々と
「ケ」にとどまることを望む人々を明確に分離しなければならないかと。

交通規制とか騒音とか迷惑行為とか、この祭りをキライな人たちが
嫌いになったきっかけをしっかり排除・改善すると示すことは大切。
具体的には会場設定を工夫して出場者や観客と市民との動線を分離させ、
出場チームの移動手段として貸切バスなどの利用を義務付けて
一般の公共交通機関利用客と別ルートにするとか。
これでかなり市民の不満は減るのではないかと思います。
あとそもそもね、演者って観客の視野に無いところから登場すべきだと
思うんですよね…
さっき地下鉄で一緒に乗ってた人が演技するのを見るってどうです?(笑)
演者としても恥ずかしかった記憶があります…

3.おカネの話を隠さない!
誰がどうやってこのお祭りを支配しているのか知りませんが、
またデン〇ウさんとか混ざってるんですかね?w
収益化する目的も不明確だし、
利益がどこへ行っているのかがよくわかりません。

なによりも当然このイベントの運営原資になっているわけですが、
会場運営を上手にやって納得性があるイベントにして
より多くの市民の支持を得られれば、おのずと収益性も向上すると思われ。

ビジョンが明確であるならば収益金の使い道だってはっきりできるはず。
札幌市庫に収めて福祉とか教育とかに使う、
北海道の自然を守る団体に使う、
まんぼう~ずさんに預けて2倍とか3倍に増やす可能性に賭けてみる、
とかね(笑) ふざけちゃったよ(笑)

こんな感じで、やればたまにできる!って思うんです。
直していきましょうよいろいろと。

まとめちゃう

YOSAKOIソーランは大規模すぎて反感を買うことも多いお祭りですが、
本家高知のよさこいしかり、ねぶた祭とか阿波踊りとか
大勢の人たちが健全にエネルギーを爆発させる機会って
どんなに巨大なコミュニティでも必要だと思うんです。
札幌にもそういう場がせっかくできたので、
止めろというのは簡単ですが守り育てていくことも大切なのでは、と。

それではみなさま、

ごきげんよう。

【ご注意・免責事項】
・基本的には無調査/データなしの思い付きを書いていきます。
「根拠を示せ」と言われても無い場合もありますので
そういうのが気に入らない方はどうか読まないでいただきたく。
・とはいえ明らかに間違っていること、
誤った情報や憶測に基づく書き込みもあるかもしれません。
自覚があるものはその注釈をつけたうえで書き込みますが、
それでもおかしいところがあればご指摘ください。
善処します。

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