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【シリーズ 秋春制】ビジョン?何それおいしいの?

ビジョンって大事なんですよ。

野々村チェアマンのお気持ち表明。

5月30日にJリーグが会見を開いて、ノノさんが自らの意見を
メディアに向けて直接語りましたね。
記事の引用と抜粋を。

このなかで不肖私めが注目しているのが
以下のようにまとめた発言部分。

「何を最も大事にしないといけないか、みたいなことが一つポイントになるのかなと思っています… (中略)…日本サッカー全体をこの先どういう風に成長させていこうかという所まで、多くの人が同じような立ち位置に立って考える土壌にないのが今は問題」
この発言の、私の解釈はこうです。
『個別の事象を先に議論するのではなく、先にビジョンを語りましょうよ』
これこそ組織トップに立つにふさわしい発言だと思います。

ビジョン、言ってもた。

どんな組織でもそうですが、Jリーグにも数多くの問題があります。
Aという問題を解決しようとしたらBという問題がこじれた、では
組織として混乱しますし最悪は内部崩壊します。
一見解決策が矛盾して見える別々の問題に統合的な解決策を導くために、
組織に必要なのは「ビジョン」です。
上記ノノさんの発言で明示されたのは
「日本サッカー全体の成長の方向性」。

私の理解では、この会見でノノさんは
    1. ビジョンをしっかり策定しましょう
    2. ビジョンはトップダウンで決めずにみんなで合意しましょう
の2点を打ち出した、と思っています。
この会見は未来から見ると結構重要なエポックになるでしょうね。

私は前回のnoteでビジョンについてこう想像しました。
>1.「日本で一番愛されるスポーツリーグになる」
>2.「世界でトップクラスに人気があるサッカーリーグになる」
ノノさんはこれをまず一言にまとめた、って感じました。
さすが慶応ボーイ。
ファン・サポーターを含めたあらゆるステークホルダーが
まずはビジョンの議論を優先して民主的に方向性が定まることを
心から願っております。

ビジョンを成し遂げるためにアクションがあるざます。

いつになったら秋春制までたどり着くのさ?

確かに。回りくどいですねw
民主的に決める、って言っても結局は理事会とかで決めるでしょうから
意見集約→議論→理事会→決まり♬
くらいのプロセスだと思いますので長久手、いや長くて
数ヶ月くらいでしょうかね。
ビジョンの決定が、ですよ。恐らく答えは決まってますし。
「日本一魅力あるプロスポーツ」
「すべての地域に愛される存在」
「世界中の憧れになるサッカーリーグ」
くらいの感じでしょうきっと。

しつこくてスイマセンが課題は秋春くんだけじゃないのですよ

今回はAFCなのかタジマンからなのかの恫喝がベースになって
議論が始まるので、シーズン開始時期だけ決めて終わりじゃないですな。
ACL出場クラブ、あるいは今回の浦和のように
クラブW杯に出ちゃうクラブもいるのにどうすんのさ、みたいなのもある。
そもそも各クラブの経営正常化というもっと根本的な課題もある。
全部関わっちゃいます。
芋づる式に議論して次から次へと結論ぶっ放してかなアカンわけです。

例えば秋春制の議論だけとってみても、
上述のビジョン(案)と照らし合わせてみて
みんな大好き雪国理論とも結び付けられますが、一方で
秋春制のほうが現時点で日本で最も人気があるプロスポーツ
プロ野球とシーズンの被りが少ない可能性も出てきて
掛け持ちファンを増やせる場合もあり得るわけですね。
(まぁこじつけですけどw)
みたいな感じであれこれ議論できちゃったりします。

ステークホルダーには地域(自治体、地元企業、教育機関)もあるので
これらとの関係性や、シーズン移行した場合の新たな魅力を
提案できれば財源を導き出せたりするかもしれませんね。

ノノさんは、直感で思いつく課題だけで決めつけないで
みんなで話して新しいアイデアや最適解を盛りつけましょうよー、
って言ってるんだと思います。
大切なことは、ちょっと気に入らないからって
ハナからケンカ腰で臨まないこと。
そう、それはまさに

「大泉くん、腹を割って話そう!」

なのですよ(笑)

じゃー何話すのさ?

それはまた次回のお話。どうも森本レオです。
それではみなさま、

ごきげんよう。

【ご注意・免責事項】
・基本的には無調査/データなしの思い付きを書いていきます。
「根拠を示せ」と言われても無い場合もありますので
そういうのが気に入らない方はどうか読まないでいただきたく。
・とはいえ明らかに間違っていること、
誤った情報や憶測に基づく書き込みもあるかもしれません。
自覚があるものはその注釈をつけたうえで書き込みますが、
それでもおかしいところがあればご指摘ください。
善処します。


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