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【オフプランのリセール!人気物件は本当に売れるのか?】アドレスレジデンスクリークハーバーのリアルなオフプランリセール取引レポートの検証~!
はじめに
ドバイのクリークハーバーに位置するアドレスレジデンスは、美しい人口ビーチや高級感あふれる施設が魅力の人気物件です。本記事では、アドレスレジデンスクリークハーバーのオフプラン物件売却における現状と、今後の見通しについて詳しく解説します。
アドレスとは?
アドレス(Address)は、ドバイを代表する高級レジデンスブランドであり、アドレスジュメイラビーチ、アドレススカイビューなど、世界的に有名なランドマークを展開しています。アドレスブランドは、豪華なデザイン、卓越したサービス、そして最高のロケーションで知られており、多くの投資家や居住者にとって憧れの存在です。
基本的にアドレスはホテルとして運営され、アドレスレジデンスはホテルレジデンスとしての機能を持っています。しかし、アドレスレジデンスクリークハーバーとアドレスレジデンスドバイヒルズは、これまでのアドレスブランドとは異なり、ホテルレジデンスではなく、純粋なレジデンスとして設計されています。
さらに、アドレスレジデンスはエマール(Emaar)によって開発されており、エマールのオフプラン物件は非常に人気が高く、購入するためには販売開始前から並ばなければならないほどの需要があります。
現状の市場と需要
現在、アドレスレジデンスクリークハーバーのオフプランリセール物件を売却に出してから約1ヶ月が経過しました。複数の問い合わせはあるものの、実際の成約には至っていません。その背景には、以下の要因が考えられます。
価格設定の難しさ: DLD(ドバイ土地局)の費用4%と仲介手数料2%を含めた合計6%のコストが、買い手にとって負担になる場合があります。
需要の変動: 一部の買い手は完成物件を好む傾向があり、オフプラン物件への関心が相対的に低くなることがあります。
価格が上昇しているのにオフプランリセールが売れないのはなぜか?
現在の市場では、高級物件の価格が年間約8%、一般住宅市場では約15%の成長が見込まれています。それにもかかわらず、オフプランリセール物件が売れにくいのはなぜでしょうか?
コストと利益のギャップ: 物件を売却する際には、DLDの4%手数料と2%の仲介手数料、合計6%の追加コストが発生します。仮に6か月で市場が4%成長しても、これらの手数料を上回る利益を得るにはさらに価格が上昇する必要があります。
購入者心理: 市場価格がわずかに上昇している場合でも、買い手は「今すぐ購入すべきか、それともさらに価格が上がるのを待つべきか」という迷いから決断を先延ばしにする傾向があります。
新規プロジェクトの魅力: オフプランリセール物件は新築未完成物件であり、基本的に物件の魅力は同じですが、新規プロジェクトはデベロッパーによる大規模なプロモーションや広告によって盛大に盛り上げられるため、消費者はそちらに目が向きやすくなります。
エージェント手数料の構造とその影響
オフプラン物件への関心が継続して高い一方で、オフプランリセール物件への関心が低い背景には、エージェントが得られる手数料の違いも大きく影響しています。
オフプラン物件の手数料: 売却時、エージェントはデベロッパーから販売価格の4%〜8%の手数料を受け取ることができます。
オフプランリセール物件の手数料: オフプランリセール物件の場合、売り手と買い手の両方からそれぞれ1%〜2%の手数料を受け取る形になり、エージェントが2人に分かれることも多く、手数料が分散されます。
この手数料構造の違いにより、多くのエージェントはオフプランリセール物件よりも新規オフプラン物件の販売に注力する傾向があります。さらに、オフプランリセール物件では売り手側と買い手側で別々のエージェントが介在することが多く、交渉や調整が複雑になるため、エージェントにとっては効率の良い新規オフプラン物件へと顧客を誘導しやすくなります。
物件クオリティへの不安要素
さらに、昨年完成したパレスレジデンスクリークハーバーでは、ホテルエリアは非常に高品質に仕上げられている一方で、レジデンスエリアは簡素でややチープな印象を受けるという声も聞かれます。このような事例から、ホテルが併設されていない物件ではクオリティへの不安が生まれる傾向があります。
加えて、近年ではエマールの下請け業者による建築クオリティが低下しているという情報もあり、これもオフプランリセール物件の購入をためらう要因の一つとなっています。投資家や購入希望者にとって、見えない部分の施工品質やアフターサービスへの信頼性は非常に重要な判断材料となるためです。
購入時の重要なポイント:現地確認の重要性
ドバイ不動産を購入する際に最も重要なのは、必ず目で見て確認した物件を購入することです。実際に、4年前に購入されたパレスレジデンスクリークハーバーは約2倍の価値に成長し、現在は賃貸物件として運用されています。しかし、漏水や排水の問題などのトラブルが頻繁に発生しており、賃貸運営にも影響を与えています。
このように、ドバイの不動産市場では価格が上昇する一方で、建物のクオリティに関する課題が依然として存在しています。クオリティ面でのリスクを回避するためにも、物件の内部や周辺環境を実際に確認することが不可欠です。
リアルタイムでの売却状況の報告
現在、このアドレスレジデンスクリークハーバーのオフプランリセール物件を実際に売りに出しており、元々の購入価格に仲介手数料のみを上乗せした価格で販売しています。この売却プロセスの進捗状況については、随時ブログで更新していきます。
読者の皆様には、リアルな市場の動きや実際の売却状況をお伝えすることで、投資判断の参考にしていただければと思います。ぜひ、今後のアップデートもお見逃しなく!
ドバイ不動産口コミランキング情報
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