ドバイ不動産を買ってはいけないエリア4選
今回は、ドバイ不動産投資をするに当たって、買ってはいけないエリアを解説します。
今回の記事はこんな人に向いています。
✅ ドバイ不動産投資をしたい
✅ ドバイに移住したい
デイラ / バードバイ
一つ目は、デイラやバードバイです。デイラはドバイの中で最も歴史のあるエリアです。歴史的に貿易ルートとして栄えた最古の商業地区で、バードバイと共に「オールド ドバイ」と呼ばれています。
ドバイの歴史にとって重要なエリアであり、古き良きドバイの魅力があることは間違いないのですが、現在の不動産市場としてはあまり魅力的ではありません。TVで見るようなドバイとは違い、古い建物が密集し、人口密度が高く、街の雰囲気もゆったり穏やかとは言い難いです。
歴史があるということは、築古の物件が多く、どんな管理をされてきたのか判断が難しいです。インド系の方が多く生活していこともあり、ドバイに慣れていない外国人が物件を目利きし、彼らと交渉を続けることはなかなか難しいと考えられます。
インターナショナル シティ
インターナショナルシティは、2004年にNakheelによって開発された都市です。さまざまな国の名前がついたクラスター(エリア)で構成されています。ドラゴンマートという巨大中華系マーケットが有名で、チャイナクラスター周辺に中華系の方が多く住んでいます。現地でもいい噂はあまり聞かないので、観光客は、ディープなエリアに極力行かないことをお勧めします。
ポータルサイトを見ると、ドバイで最も安い物件はほとんどインターナショナルシティにあります。物件数も多い割に、建物が特別なわけでもなく、立地が特段にいいわけではないので、競争力の乏しい物件ばかりです。買ったら、ほとんど売れないと思った方がいいでしょう。
※近くにある、ベジタブル&フルーツマーケットは、観光客こそいないですが、格安でいろんな野菜や果物・デーツが買えるので、お勧めです。現金必須です。
ドバイ モーター シティ
ドバイモーターシティは、Dubai Autodromeというフォーミュラのレーストラックがメインの通りにある街です。スーパーマーケットやレストラン、オフィス、クリニックなどが充実しており、Hessaストリートに面しているためドバイマリーナまでのアクセスも悪くないエリアです。
しかし、不動産マーケット/居住環境という面ではあまりおすすめできません。原因は騒音です。車好きの方なら別かもしれませんが、スポーツカーのエンジン音が隣街まで聞こえる時があります。また、街中の建物も建設途中で放置された建物もあり、少し寂しい箇所もあります。
ファルコン シティ
ファルコンシティは、内陸側のドバイランドにある一つのエリアです。Falconcity of Wonders LLCによって開発され2005年のスタートしました。マスタープランは下記のようになっています。
しかし、2023年9月現在、画像の左上 western community centreのあるレジデンスエリアしか完成していません。その上、ファルコンシティ全体が1000億円で競売にかけられています。このような状況は、そもそも不動産投資を考えられる状況ではありません。
今後、他のデベロッパーが土地を再開発することがあれば、価格が上がる可能性はもちろんあります。実際、ファルコンシティの左下、白っぽくなっているエリアは、SOBHA Realtyが開発する高級ヴィラエリア SOBHA RESERVEが建設される予定で、現在工事が進んでいます。
まとめ
ドバイ不動産の歩き方でおすすめしていないエリアは4つ。
デイラ / バードバイ
インターナショナル シティ
ドバイ モーター シティ
ファルコン シティ
基本的に、工業エリアの近くや、歴史の浅いドバイでも古いエリアは避ける方が無難だと考えられます。海外投資家は、常に現地にいるわけではなく、人に任せることが増えたり、土地の変化に気づきにくいため、少しでも間接的なリスクを減らすべきです。
ドバイの不動産市場の全体が確かに上昇しており、2022年から1.5倍以上の値上がりを見せるエリアもあります。だからといって、どこを買ってもいいというわけではありません。
他にも、目的次第ではおすすめ・おすすめできないエリアなど、現地にいかないとわからない情報が多いことが、海外不動産投資の難しさです。
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