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世界はスパイス不足?

(1500字)
最近は、仕事の世界も多様化しており、世の中を良くすることに"役に立たない"仕事には若者は見向きもしないらしい。
この頃は小国はおろか、大国の政府機関や政治家も悪事を働くので、政府に雇われてみても、誰が悪役で誰が正義か明確にわからない世の中になったことも一因だろう。日本の昔の時代劇のように単純にはいかない。

記事より:
西側諸国でスパイ不足 – 元MI6エージェント
若者たちは気候変動や人権といった問題により関心を寄せるようになった、とハリー・ファーガソン氏が語る
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本文:
西側の諜報機関は新しい人材の確保に苦戦しており、若い世代が気候変動や人権といった本質的な問題を優先するようになっている、と元英国諜報員がオーストラリアのABCニュースに語った。

MI6(英国秘密情報部)の元エージェントであり作家でもあるハリー・ファーガソン氏によれば、何十年にもわたり世界各地で英国の諜報活動に従事してきた経験から、若者たちは過去のやり方に幻滅しているという。

「9/11(アメリカ同時多発テロ)、イラク、アフガニスタン、そして今まさにガザやレバノンで起きていることを見て、多くの若者が『それに加担する理由がどこにあるのか? 役に立っていないじゃないか』と思っている」と彼はABCニュースに語った。

また、ファーガソン氏は、自身がMI6に採用された当時は「明確な敵と戦う」状況があったと述べた。しかし、今日では世界が直面している問題はより曖昧であると指摘。若者たちは依然として社会に貢献したいと考えているが、それを気候変動や人権問題、その他の政治的課題に取り組むことで実現しようとしていると付け加えた。

「その影響は国ごとに若干異なりますが、この文化的変化は政治的な変化でもあり、『世界をさらに悪化させたくない』という願望が実際に採用活動に影響を及ぼしています」とファーガソン氏は述べ、これは「西側世界全体の諜報機関に影響を与えている」トレンドだと指摘しました。

ABCによれば、英国やオーストラリアの諜報機関は採用活動を活性化させるためにソーシャルメディアキャンペーンを展開したり、採用基準を緩和したりしています。しかし、若い世代との共通基盤を見つけるのは依然として難しい状況が続いています。

オーストラリアでは、地政学に必要なスキルを持つ労働者の供給が十分でないと専門家は指摘しています。その理由として、20代前半の若者たちが敵対的な国家よりも気候変動をより大きな脅威と見なしていることが挙げられます。

オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)のアフィーヤ・アカンド氏はABCに対し、西側の諜報機関は国家安全保障の定義をCOVIDや気候変動といった問題を含むものに変更し、次世代の考えを取り入れる努力をする必要があると述べました。そして、これらの問題に安全保障や政府機関を通じて取り組めることを若者たちに説明すべきだとしています。

またファーガソン氏は、環境や人権に関心を持つ若者たちは、まだ自分で気づいていない多くのスキルを持っており、諜報機関にとって非常に価値のある人材となり得ると述べました。彼らは潜入活動などで「優れたエージェント運用者」になる可能性があると指摘しました。

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お主も悪よのう〜

水戸黄門の時代劇が懐かしいw
越後屋:お代官様、お礼のお菓子でございます。どうぞ、お納め下さい。
悪代官:(お菓子の下をめくって、敷き詰められた小判を見て)越後屋、お主も悪よのう〜
越後屋:これはこれは、お代官様にはかないませんなぁ〜
双方:わっはっは〜(了)
P.S.:越後屋=三井越後屋(三重)=三越ですね。三越、大好きですw

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