パズルな毎日!? (徳島宿プロジェクト)
昨年11月から始まった改装工事もいよいよ終盤。
先週は、ほんとありがたいことに設計事務所の方々にも手伝って頂いて、トイレなど水回りの壁の漆喰作業をやり直し。スタッフルーム内の塗装もいっきに片付いて、残すはカーペットやエアコン、トイレなどの設備工事を残すのみとなった。
基本的な工事は終わるとはいえ、開業に向けてまだまだ手を入れる部分も多い。
今は、宿の玄関サインを始め様々なサインをどうするかに頭を悩ませている。例えばトイレやシャワールーム、客室などのドアサイン。単純にカッティングシートの切り文字でもいいのだが、立体的なピクトグラムでシンプルにさりげなくもいいかも、その場合は大きさをどうするか・・・。さらに市販のものもいいけど、自分でデザインし手作りするのも有りかも・・・と考え始めると際限ない。
先日、兵庫の家からほど近い場所に、そうしたヒントが詰まったお洒落な場所ができたと聞いたので、早速見学しにいくことに。
郊外の緑多き場所に建つ「上手製作所」。様々なオリジナル金具や家具が所狭しと展示されており、ちょっとした金具と木の天板を組み合わせた棚など、自分でも試してみたくなるような製品がいっぱい。店内は鉄と木でトータルデザインされ、空間としても参考となるアイデアが溢れているので、マイホームにもそのエッセンスを取り入れたいといった若いファミリーで賑わっていました。
受付や相談スペース、キャッシャーなどを一手にこなす、天然木の天板で四方を囲まれたカウンター。スタッフルームも兼ねており、とても想像力を掻き立てられました。これから宿の細部を仕上げていく上で、とても良い刺激になったな〜。
そして、もう1カ所、前からインスタチェックをしていた古道具屋へ。
店に入るやいなや、いきなり雰囲気の良いスツールに鉢合わせし、思いがけず即決で持ち帰ることに。高さ調節もでき、デザイン的にも一目で気に入りました。
30代のサッカー好きなオーナーがセルフリノベしたお店、高台から見渡す里山の風景、敷地内にはしだれ桜の大きな木が・・・きっとそのひとつひとつに愛着を感じてこの地を選んだんだろうな。同じ倉庫物件、その改装の苦労が分かるだけに、思わず話に花が咲きました。最近は徳島ばかりに足が向いていましたが、地元は地元で悪くない・・・確実に時代は変わっているんだと気づかされました。
ここにきて、徳島の銀行に口座を開いたり(公共料金引き落としのため)、ネットの回線を申し込んだり、予約サイトの相談でzoom打合せをしたり、備品をネットで探し購入したり・・・。そうそう確定申告もやらなきゃいけないし、さらにこのタイミングで新規の映像仕事の依頼があったり、別に毎日どこかへ出かけていく訳では無いのだけれど、頭の中をいろんなものが渦巻いて、アナログ人間らしく手書きのtodoリストをひとつひとつ線で消す日々。
・・・にもかかわらず、パソコンに向かっていると知らぬ間にロジックパズル(お絵かきパズル)をやっていて、自分でもどうしてそんな面倒くさいパズルを解いているのか訳が分からない状態。頭の中で渦巻く諸々の事柄に疲れて、一時的にでも頭から追い出したいとの思いがあるのかもな。
まあ、いずれにしてもパズルを解いているような毎日。
これもいい脳トレ、どんどん活性化してくれるといいんだけど・・・(笑)