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鳴門の朝ごはん事情(徳島宿プロジェクト)

早いもので倉庫暮らしも、そろそろ3ヶ月になる。
外食ばかりではお金も掛かるし、自炊を・・・とも思うのだが、この時期空調も無い倉庫で火を使うのはさすがに辛く、お湯を沸かして珈琲をいれるのが精一杯。
開設予定の宿では、食事の提供は考えておらず、好みに合わせてきめ細かくおいしいお店を紹介するスタイルを取ろうと考えていることもあって、外食をリサーチと捉え、この3ヶ月自らの足と舌で鳴門の美味しいご飯屋さん情報を集めてきました

今日はそんな中から、オススメの朝ごはんをご紹介したいと思います

夜は炭水化物を抜いているので、朝起きると猛烈にお腹が空いており、早朝でもお腹を満たしてくれる素敵なお店は無いものか・・・。24時間営業のファミレスも数店舗有るにはあるが、せっかく鳴門にいてファミレスもどうなの?
そんな思いで、たどり着いたのがここ。まさに桃源郷を発見した思いでした。

手打ちうどん たむら

鳴門のソウルフード「たむらうどん」営業時間:早朝6時〜14時
安い・美味い・早い

朝6時から営業している「たむらうどん」。
何といってもオススメは、客の半数以上が注文する釜玉うどん。釜玉用の出汁醤油を回しかけ、まぜまぜしていただく。テーブルには出汁の入ったポットも置いてあり、半分ぐらい食べたところで熱い出汁を投入して味変させるのが定番の食べ方。

一番人気の釜玉うどん

讃岐うどんのようなコシは無いが、朝ご飯としてはこの程度のコシが最高。茹でたてのうどんと新鮮な地元卵、香り高い炒り子だしの組み合わせは絶妙。

各種天ぷらすべて100円、おにぎり80円

もちろん天ぷらやおにぎり、ばら寿司なども豊富に揃っており、美味しいだけで無く、とにかく安いのでお腹いっぱいでも500円で事足りるのが有り難い。
かなりの人気店なので、早朝から混雑しており、店に足を踏み入れた途端に注文を聞かれるので、何を食べるか考えてから扉を開けるのが正しい作法(笑)。
徳島でうどん?・・・と思われるかも知れませんが、毎日でも通える美味しさです


mother's 鳴門本店

朝からゆっくりと新聞でも拡げて、美味しい珈琲を飲めるモーニングは無いだろうか・・・そんな思いを満たしてくれたのがここ。やっぱり朝ごはんは、パンと美味しい珈琲が良いという方にオススメです。

自家製酵母パンが自慢のベーカリーカフェ「マザーズ」  営業時間:朝8時〜19時

地元 鳴門で愛され続けて30年、老舗のベーカリーカフェ「マザーズ」。
朝8時開店、天井の高い心地よい空間でゆっくり朝食を楽しむ、そんな定番のモーニングセットAは、オムレツ・サラダと好きなパン3つを選べ、ポットに2杯分の珈琲がついて780円。 ↓ ソーセージ・ヨーグルト付きのBセットもある。

モーニングセットB   990円
モーニングは、お好きな焼きたてパンが3つ選べる

少々お値段は張りますが、パンはどれも美味しいし、お腹いっぱいに。ポットで2杯の香り高い珈琲も楽しめることを考えるとお得感があります。
またトーストサンドと珈琲のセットも豊富、オススメはベーコンエッグを挟んだマザーズサンド、サラダとポット珈琲がついて840円。

マザーズサンド
マザーズ店内

天井の高いログハウスでゆったりとハンドドリップの自家焙煎コーヒーを頂く、朝からとても豊かな気分になれること間違い無しです。

さらに、10時と少し開店時間は遅いですが、前回記事で紹介した食堂「竜宮」ではご飯と味噌汁・焼き魚といった定番の朝ご飯を頂けます。

宿から歩いて行ける「竜宮」 営業時間10時〜14時

その他にも、鳴門地方市場朝市で味わえる海鮮丼や、土日限定老舗珈琲館でいただくお得なモーニングなど、美味しい朝ごはんがいっぱい。


宿でご飯を提供しない理由は、皆さんに自分の足で鳴門の街を散策し、いろんな出会いや発見をたくさんして欲しいから。

そのために宿には無料のレンタサイクルも装備する予定です。
渡船に乗って鳴門の海風を感じながら、お好みの朝ご飯へ出かけていって欲しい。宿のオープンまでに、もっともっと皆さんに喜んで頂ける情報を集めてご紹介したいと思っています。 

なかなか思うように進んでいかない宿プロジェクトですが、倉庫暮らしで鳴門を肌で感じ知る機会を得たと思えば、悪くないなと思えてきました。何でもすぐに結果を求められる世の中で、一見無駄な時間のようで、実はとても有意義な時間。
こうしたことこそ、本来とても大切なことなのかも知れないな・・・。

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