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「クー」と「ルー」|Day1|我が家に「ルー」がやってきた
昨晩、ついに新入りの子ネコ「ルー」がやってきた。
迎え撃つのは、先住ネコの「クー」。クーは我が家にやってきて早10年。見た目はまだまだ若いのだが、2年前に白黒ネコのモーが亡くなってから、ずっと一人だったせいもあり、刺激も少なくゴロゴロと寝てばっかり。老け込むのはまだ早いし、「クー」の活性化を図る意味でも、新しい子を向かえることにした。
いよいよご対面、何も手出しをせずそっと見ていたのだが、ちょっと顔を見ただけで「クー」が逃げ出し、ソファーの下に潜り込んでしまった。相手はケージに入っている子ネコ、しかも友好的な鳴き声を出してくれているのに、案の定ヘタレぶりを発揮。しばらく様子を見ていたが、とにかくへっぴり腰で遠くから見つめるだけ。それ以来、近付くこともできなくなった。
一夜明けても、「クー」の腰は引けたまま。
常に緊張している様子で、ご飯も喉を通らない様子。妻がなだめすかして、ようやくチュールは口にしたが、警戒は全く解いていない様子で、妻の膝から離れない。
一方の「ルー」は、朝から立派なウンコも捻りだし、ご飯もバクバクと食べている。初めての家にやってきたというのに、彼女の方がよっぽど肝が据わっている感じがする。
まだまだ私たち人間には「シャー」と威嚇してくるのだが、この「シャー」の声があまり出ていないので「ハーッ」という感じで、まるで飲酒検問で息を吐いているよう、こんなカワイイ威嚇は始めて。
それでもネコじゃらしで遊んでいるうちに、少し撫でさせてくれるようになった。こちらは初日から上出来。
それよりクーのヘタレぶりが心配だ。2匹が仲むつまじく暮らすには、まだ少し時間が掛かりそうな予感。
ガンバレ「クー」!