2拠点生活のススメ｜第84回｜フランスの香り

徳島用に万年筆のインクを買うことにした。メーカーそれぞれインクボトルにも個性があり、机の上にガラス製のインクボトルがあるだけで文豪気分に（笑）。

万年筆に魅せられてからというもの、インクそして紙へと興味はどんどん拡がって留まるところをしらない。

最近は、何十種類という色のインクが売られているのだが、日常ノートに字を書く上で、あまりに派手な色を使うと落ち着かなくなるので、青と黒の中間に当たるブルーブラックという色を好んで使っている。

いつもは、万年筆のメーカーと同じインクを買うのだが、徳島用にカジュアルなTWISBI ECOという万年筆を新調したので、インクも変えてみようと思いついた。

いろいろ調べているとミステリアスブルーという名称のブルーブラックを発見。何とも魅惑的なその名前に惹かれて買ってみることにした。

このミステリアスブルーというインクは、フランスのWATERMANというメーカーのもの。従来のブルーブラックより青が強めで、少し艶めかしい感じもする。さすがにフランス製、色の名前にもセンスを感じる。

インクは全部で８色。他の色にも、魅惑的な名前が付けられている。印象的なのは青が３色もあること。

セレニティブルー（静寂の青）

インスパイアードブルー（ひらめきの青）

そして、私が買ったミステリアスブルー（神秘の青）

何だか名前だけでそそられる。

他にも、大胆な赤、調和の緑、優しい紫、絶対的な茶など、何か色から物語が生まれてきそうで、書き手を刺激する名前が並ぶ。

色とボトルの写真もカッコイイんだな。

ますます、万年筆の沼にハマっていく〜　

しばらくは抜け出せそうも無いな・・・。（笑）