山仕事は没頭、頭をリセット、メリハリの話
今日は山の拠点からです。昨日までで町の仕事がひと段落ついたので夜に山に入りました。
車に乗り込んでさあ行こうかなというとき、おっちゃんからメールが入ってきました。「梨の木を剪定したけど取りに来る?」と。
「行きます!行きます!」ということで急遽予定を変更して途中でおっちゃんのところに寄ってもらってきました。スペースに限りがありましたがどっさりです。
おっちゃんは、ふとした事で知り合った人です。僕が焚き火のシゴトをやってるという話をしたら、「木がほしいんだったらうちに来たらたくさんあるよ」と言われ2年くらいの付き合いになります。
おっちゃん家の周辺には梨農家さんがあります。梨の木はこの時期に剪定するんですよね。知らなかったんですけど大量に出るんです。その処分に困るということで行きますと言ったら、何でこんなのいるの?と言われながらもらえることになりました。
ちょうどいい長さに切ってさらに束ねてくれて、とても運びやすく状態してなっていました。昨日の夜中に着いたので、朝起きてから作業に入りました。
何が言いたいのかというと、この作業をしている最中は何というか没頭なんですね。運ぶことしか考えてないというか、車から降ろしたところから30メートルくらいの場所まで、一輪車に木枝を乗っけては降ろし、乗っけては降ろしの繰り返しです。
単純作業なんですが、その間は何も考えていないんですね。強いて考えていることといえば、いかに美しく積むかということぐらい。お客さんに来ていく場所なので、適当に積むのはよくないです。
できたらは「何ですかこれ」と驚いてもらえるような積み方をしたい。こうすれば枝がきれいに揃うとかそんなことしか考えてないわけです。
こんな山仕事を始めて丸3年ぐらい。本当に感じるのがこの作業をやっている時の頭が真っ白になる感覚。シンプルになれること。ごちゃごちゃしていることが全部飛ぶんですね。
肉体労働なんで心地いい疲れが残るし、ごはんも美味しいし、健康的です。
普通の生活しているといろいろややこしいじゃないですか。あの件は今日どうなるのかな?これやらないといけないな。あの人はなあ・・・とか。
そんなことばっかり考えていると、なんか息が詰まってくるっていうか、だんだん頭おかしくなってきたりするじゃないですか。
なのでたまにでいいんですけど、こういう作業みたいなことをやってリセットする時間もつくってみるのはおすすめです。メリハリが生まれます。
今日も結構やっちゃったんで、昼寝ならぬ朝寝するかもしれないですけど(笑)その後例えばパソコン仕事やろうと思ったら集中してできます。
剪定された梨の木を運びながら、ちょっと感じたことを書いてみました。ラジオでもしゃべっています。よかったらどうぞ。
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