俺ならこう答える人生案内3/9
神奈川県、T子さんからお便り頂きました。ありがとうございます。
大体のおじいちゃんってまぁ頑固なイメージですけど、ご自身の体にとって良くないことも曲げないのは心配ですね。お体を大切にしないと。
でも「お母さんに対して暴言を吐くのは、お父さんが日々の生活にストレスを抱えているから」と慮るT子さんは優しいですね。
そういったご家族の優しさにお父さんが早く気づけるといいですね。
何かを失ってから気づく、と言ったことがないといいですけど。
一つ考えられるとしたら、T子さんにお子さんがいらしたら、お子さんを通して説得してみるのはどうでしょう。
お父さんも孫とは穏やかに接するでしょうし、普段お母さんやT子さんに対して出さない弱みを素直に見せられるかもしれません。
そうした心を開いたやりとりの中で、お子さんから「長生きしてほしい。そのために医師の言うことを聞いてほしい。」と働きかければ、お父さんはこれまでとは違って受け入れてくれると思います。
というのも、僕の祖父はT子さんのお父さん同様とても頑固で言葉もきつい方です(笑)なので今までは帰省しても親の影に隠れて避けていました(笑)
ところがここ数年、祖父が頻繁に入退院を繰り返すようになってから心境が変化し、僕は祖父とよく話すようになりました。
彼の勧めでボールペン習字を始めたり、沢山影響を受けました。(祖父は決して字上手くないです。)
そして次第に両親も知らなかった身の上話を聴いたり、少しずつ僕には心を開いて話してくれることが多くなりました。
祖父だけではありません。祖母は祖父のおらん間を見計らっては僕に愚痴を言ってきました。「うちの主人は〜」の話し出しがその合図でした。まぁその時点で常日頃ご近所さんに喋ってるんだろうと思いましたけどね(笑)
とにかく、そうやって祖母も溜まっていることを吐き出せたことが良かったのか、口喧嘩の多かった二人が最近では(僕がいる間は)喧嘩しなくなりました。
この経験から、僕は孫が抑止力になり得ることを知りました。
というわけでぜひT子さんの家族でも試して頂いて、お父さんには穏やかに長生きしてもらいたいです!
まぁ大変なのは専らお子さんだけなんですけどね(笑)