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Illustratorで行送りを「110%」にする

Illustratorで行送りを「110%」にするKeyboard Maestroをマクロを作りました。むっちゃ地味ですが、タブでフォーカス移動しながらフォントサイズをコピーし、行送りにペーストして「*1.1」と入力する、といういうもの。

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こういうのこそ、スクリプトでやったらよさそうだけど、次の2つしか見つからず…

app.activeDocument.textFrames[index].paragraphs[index].paragraphAttributes.autoLeadingAmount

app.activeDocument.textFrames[index].paragraphs[index].paragraphAttributes.leadingType

「0.5秒を積み上げろ」さんのスクリプトはautoLeadingAmountを変更していると思うんだけど、自動行送りの値ではなく、選択しているテキストのみ変更したい。

ダウンロード

追記(それ、スクリプトで!)

三階ラボの宮澤さんがスクリプトを作ってくださいました!

「3flab-change_texts_leading-110.jsx」の「110」の値を変更することで柔軟に対応できる、という優れもの!!

ありがたい! 迷わず、こちらを使います。

追記(2)

がんばってスクリプトを準備しました。

行送りを自動にする

sel = activeDocument.selection;

for (i=0; i<sel.length; i++)
{
txtRange = sel[i].textRange;
txtRange.characterAttributes.autoLeading = true;
}

行送りを110%にする

sel = activeDocument.selection;

leadingNum = sel[0].textRange.characterAttributes.size;
leadingNum = leadingNum*1.1;

for (i=0; i<sel.length; i++)
{
txtRange = sel[i].textRange;
txtRange.characterAttributes.autoLeading = false;
txtRange.characterAttributes.leading = leadingNum;
}

行送りをなしにする(autoLeading = false;)を入れないと、うまく動かないようです。

Keyboard Maestro+MaestroPackの場合、次のようにargumentsを利用すると汎用性が高まります。

ダウンロード

3つのKeyboard Maestroマクロを用意しました。

  • 【文字スタイル】行送りを110%に変更

  • 【文字スタイル】行送りを150%に変更

  • 【文字スタイル】行送りを自動(175%)に変更

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