InDesignの正規表現スタイルを使った段落スタイルの仕込み
案件が変わっても、共有して仕込んでおく正規表現スタイルについてまとめてみました。
箇条書きで「:」までを太字する
事前準備として太字用の文字スタイルを用意しておきます。
正規表現スタイルで「^.+?(?=:)」に対して文字スタイルを設定します。
^.+?(?=:)
強制改行の場合には「^.+?(?=\n)」のように設定します。
スマル
1文字の「。」のみの行が生じることをスマルと呼びます。スマルが生じないようにテキストに手を入れるのが望ましいのですが、まずは正規表現でつぶします。
事前準備として分割禁止の文字スタイルを用意しておきます。
正規表現スタイルで「..[。」』?!…]?$」に対して文字スタイルを設定します。
..[。」』?!…]?$
欧文スペルチェック
InDesign日本語版でスペルチェックが使えるようにするには、欧文のテキストの言語設定を変更する必要があります。
事前準備として言語を「英語:米国」の文字スタイルを用意しておきます。
正規表現スタイルで「\u\l」に対して文字スタイルを設定します。
[\u\l]
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