ロゴの作成など、 アートボードに依存しない作業では、アートボードを非表示にし、[裁ち落とし]を「0」に設定する #イラレ知恵袋
特にアートボード内に収める必要がないときに、アートボード外が暗かったり、アートボードの境界線で気が散ってしまうときがありますよね。
これは変更しましょう。
アートボードを隠す
アートボードの枠がジャマ。また、アートボード外の領域を白にしたい。
[表示]メニューの[アートボードを隠す]をクリックする。
キーボードショートカットは⌘ + shift + Hキー。
[裁ち落とし]を「0」に設定する
赤い枠を消したい。
[ドキュメント設定]ダイアログボックスで[裁ち落とし]の値を「0」にすると、赤いガイドが消える。これによって、ガイドを表示したまま、裁ち落としのガイド(赤い線)を非表示にできる。
[裁ち落とし]の値に設定できるのは「0」から「25.4mm(72pt)」まで。
ガイドを隠すには
[表示]メニューの[ガイド]→[ガイドを隠す](⌘ + ;)でガイドの表示がトグル(ON/OFF)する。
[裁ち落とし]の値が「0」以外の場合には、ガイドを隠す。
カンバスカラー
環境設定の[ユーザーインターフェイス]でカンバスカラーを「ホワイト」にしてもよいが、アートボードの枠は消えない。
ビデオ定規??
複数のアートボードを使っているときには、ビデオ定規を表示しておくと、「いま、どのアートボードがアクティブなのか」を把握できる。
[前面へペースト]、[同じ位置にペースト]などを実行したとき、意図せぬアートボードにペーストされてしまうことを避けることができる。
ビデオ定規を表示するには、[表示]メニューの[定規]→[ビデオ定規を表示]をクリック。デフォルトではショートカットは設定されていない。
Keyboard Maestro使いなら
Keyboard Maestro使いなら、次のようにAppleScriptを実行すれば、アートボード、ガイド、ビデオ定規をトグル(表示ON/OFF)できる。
tell application "Adobe Illustrator"
do javascript "app.executeMenuCommand('artboard')"
do javascript "app.executeMenuCommand('showguide')"
do javascript "app.executeMenuCommand('videoruler')"
end tell
私はhot key(キーボードショートカット)に「⌘ + M」を与えている。
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