InDesignで作る「コラム風ボックス」

次のような「コラム風ボックス」をInDesignで制作します。

オブジェクトスタイルに段落スタイルを組み合わせることで、スピーディに適用できるだけでなく、直しに強いデータ作りを実現できます。

枠線

枠線はフレームに対して設定します。
線の位置はIllustratorでいう「内側」になります。

角丸

角丸はフレームに対して設定します。
［角のサイズとシェイプ］で角丸の大きさを設定します。

サイズ調整

サイズ調整はフレームに対して設定します。
［テキストフレーム自動サイズ調整］カテゴリで、［自動サイズ調整］を「高さのみ」に設定、変形の基準点を上部に設定します。

フレーム内マージン

［フレーム内マージン］を［テキストフレーム一般オプション］カテゴリで設定します。

1行目の背景色

1行目の背景色は1行目の適用する段落スタイルの「段落背景色」に対して設定します。

このとき、［フレームの形に合わせる］オプションをONにしておくと、角丸から段落背景色がはみ出ません。

次のスタイル

次のように段落スタイルを用意します。

• 1行目：h2

• 2行目以降：p

段落スタイル「h2」の［次のスタイル］に「p」を設定します。

［オブジェクトスタイルオプション］を開き、［段落スタイル］カテゴリで次のように設定します。

• 段落スタイル：h2

• ［次のスタイルを適用］オプションをON

これでオブジェクトスタイルを適用するだけで、フレーム内のすべての段落に段落スタイルが自動適用されます。

失敗例

フレーム内マージンでなく、段落のインデントで〈アキ〉を設定できそうですが、最終行が不自然になってしまいます。

ダウンロード