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LIFE SHIFTで人生の転機を迎える
キャリコンの勉強で『転機(transition)』を学びますね。
シュロスバーグの
①予測していた転機
②予測していなかった転機
③予測していたものが起こらなかった転機
などは印象深いです。
キャリコンを目指して勉強されている方は、キャリコンを目指している正に今が人生の転機、というように思われているのではないでしょうか。
思い返せば、私がキャリコンを目指したのは、ちょうど一年前の事でした。
きっかけを紐解いていくと一冊の本にたどり着きます。
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』がその本です。
元々、サラリーマン生活を終えたら、「大学で学びなおしでもして、ボケ防止でアルバイトでもするかなぁ」という程度のライフプランをぼんやりと持っていました。
この本を読んでからは、どうやらそんなお気楽なプランでは立ち行かなくなりそうだな・・・と。
そもそも、「退職してから大学で学びなおし」は、なぜ退職してから?と素朴な疑問が沸き上がり、すぐに始めようと思い立ちました。本当はキャンパスに通いたかったんですが、勤めながらは厳しいので、通信にしようと。そこで、放送大学で以前から関心のあった心理学を学ぶことにしました。
”ボケ防止のアルバイト”も、もうちょっと前向きにライフプランを見直したいなと思い直し、シニアの方がどんな活躍をされているのか当たってみました。その中で、キャリアコンサルタントで活躍されている方を見つけたのが、キャリコンを目指すきっかけでした。
キャリアコンサルタントという職業や国家資格があることは、その時初めて知ったわけですが、調べているとちょうど勉強しようとしていた心理学も役に立ちそうなので、関連してチャレンジできそうだと考え、大学の勉強と並行して進めることにしました。
そして何とか第17回で合格。大学の勉強は今も継続中で、卒業して学士を頂くつもりです。
キャリコンの資格を取ったら取ったで、いろいろと不足しているものがあり、ひたすら勉強の日々ですが、自らの意思でやっていることですので、何ら苦労はありません。
この一年、本当に充実した日々を送っていまして、たびたび「53年生きてきて、人生で一番今が充実している」と話しています。本気で言える自分がとても嬉しいです。当分このテンションは維持できそうなので、しばらくは楽しめそうに思います。
このように私の人生に大きな影響を与えた『LIFE SHIFT』に新刊が発売されました。
『LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略』
今読んでいる最中ですが、また何か私の人生に影響を与えてくれるのかしら、と楽しみにしています。