Windowsの音が飛ぶ調査中(UR22-mkII and Ryzen 5 5600G)
1年ほど前に Windows で DTMを始めたのですが、音が飛ぶばかりして困るので原因調査してみました。(解決はしていませんが、多少はマシになりました)
【Windows環境】
HP Victus 15L Gaming (CPU AMD Ryzen 5 5600G, Mem 16GB, SSD, Windows 11 Home 22H2)
グラボ GeForce GTX 1650 後から増設しています
オーディオインターフェース UR22-mkII
DTM soft Cubase
最初に音飛びに気が付いたのは、DTMのプロジェクトが複雑になっていった時に、再生していると、ときどき0.5秒程度音が止まったからです。
最初は Cubaseが重たいソフトなので、CPUを使い切って音が飛んでいるのかと思っていました。しかしCPUは全然余裕でした。
「cubase 音が途切れる」で検索すると、いくつか対策記事が見つかり、試してみたのですが、効果はありませんでした。
(1) UR22-mkIIのドライバーはYAMAHAのサイトから落としてインストール済
(2) バッファーサイズは、Cubase, 音楽プレーヤー, Yamaha steinberg USB Control Panel などで、調整。
しばらく調査後、音楽を聴きながら、Google ChromeにてWEB閲覧をしている際にも音が飛ぶ事がわかり、Cubaseは関係ないという事がわかりました。
音楽プレイヤーは Windowsに付属のメディアプレーヤーか、foobar 2000 v2.0のどちらかを使っています。
またブラウザーは Google Chrome, Microsoft Edge バージョン120です。
音楽プレイヤー(2種)xブラウザー(2種)の、どの組合わせでも音飛びが発生します。この事から、Cubaseは関係なく、単に音楽再生で、音が飛ぶ事がわかりました。
音飛びがよく発生する事例(音楽プレイヤーで音楽を聴きながら)
(1) Google Chromeで、ガールフレンド(仮)というゲームをする
(2) Google Chromeで、閲覧しているタブを切り替える
(3) WPS スプレッドシート(EXCEL風のアプリ) で、ウインドウの幅を広げたり、狭めたりする
【2023年秋ごろ】
DTM環境は、Macに引っ越してしまいました。
3年ほど前に買ったMac Book(整備品)で、M1のCPUが乗った、メモリ 8GBのものです。
Cubaseを使っていても、ほぼ音飛びはしません。
再生中に音色を変えようとして、ソフトシンセの画面を立ち上げた時は、さすがに音飛びしました。
それ以外、Cubaseの通常使用では、音は飛びません。
【2023年12月】
Windowsの環境改善に、再度チャレンジしました。
やった事リスト
(1) HPのパソコンには、マカフィーの LiveなんちゃらというソフトとWebアドバイザーというソフトが入っていました。
気になるので、アンインストールしました。
(2) なんとなく、音飛びが発生するのが、画面の再描画の時のような気がしているので、内臓のグラフィックドライバーを無効にしてみました。
・Ryzen 5 5600Gのドライバーを無効にします。
・後付けした Geforceのドライバーは、そのまま生かしています
(3) Yamaha steinberg USB Driverの画面を開いて、Mode欄を stableに変更しました。バッファーサイズは 256 sampling です。
(4) Google Chroleの設定を変更しました。
Smooth Scrolling ---> Disable
なんとなく効果があったと思うのは、(2)と(3)です。
以下のページに書いてあるLatencyMonというのを試してみましたが、1ms以上かかっているドライバーは、見つかっていません。
相変わらず、 WPS スプレッドシート(EXCEL風のアプリ) で、ウインドウの幅を広げたり、狭めたりするのでは、音飛びが頻発します。
しかし、ブラウザー閲覧中は、明らかに音飛びは減りました。
【終わりに】
私の手元にある限られた環境だけの検証になりますが、WindowsでDTMするのは、なんかお勧めできません。
自宅にPCを2台おけるスペースがあるのなら、中古でも良いので、Macをなんとかして手に入れるべきだと思います。
「ゲーム 音が途切れる」で検索すると、Windows10よりWindows11の方が音飛びが酷くなったと書いている記事が多かったです。
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