ニッチな名盤#17 Mulgrave Street / AMAZING BLONDEL (1974)
Title : Mulgrave Street
Artist : Amazing Blondel
Release : 1974
Country : UK
A1 Mulgrave Street
A2 Iron And Steel
A3 Leader Of The Band
A4 Light Your Light
A5 Hole In The Head
B1 Help Us Get Along
B2 See Em Shining
B3 Love Must Be The Best Time Of Your Life
B4 All I Can Do
B5 Goodbye Our Friends
B6 Sad To See You Go
Amazing Blondel は、元々クラシカルなフォークロックを演っていました。
ただ、アルバムを発表するごとに、クラシカルな部分は薄まり、
最終的にはフォーク的な所も無くなっていきます。
このアルバムは、ちょうど中間あたり。
とても聴きやすいです。
良い曲ばかりで、しかも、どれも優しい。
こんなに優しくされたら、そりゃ好きになります。
優しく接するって大事だなと思いました。
ところで、Amazing Blondel というのはバンドというよりユニットに近いので、アルバムごとにバックの演奏陣が流動的です。
で、このアルバムのメンバーが凄いことに。
Paul Kossoff , Simon Kirke , Boz Burrell , Mick Ralphs , John Rabbit Bundrick の Free & Bad Company 陣営や、後期 Curved Air の Eddie Jobson とか。
(Discogsに曲ごとの詳しいクレジットが載っています)
その辺りを楽しむのも良いですが、
まずは、このアルバム全体の優しさに包まれましょう。
Spotify のAmazing Blondel としてのマンスリーリスナーは809。
現時点で、2ndから5thアルバムがラインナップとして無いものの、ちょっと少ない気がします。
このアルバムだけでも、もっと聴いて欲しいと思います。
【お気に入り3曲】
・ See Em Shining
・ Love Must Be The Best Time Of Your Life
・ Iron And Steel