dt子について〜自己紹介編②〜
皆さんこんにちは^ ^自己紹介、前回からの続きです。
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簡単なあらすじ
昭和と平成、令和の三代をまたいできた都内在住のOLdt子。
10年間付き合った彼氏との破局後、婚活戦線の場に身を置くも、結果は毎回ギャグ漫画・携帯小説ばりのオチ付き黒星の連続。
凹むこともありながら、婚活以外では家族、友人に囲まれ楽しい日々を送っていた。
しかし、そんなdt子本人の気付かぬところで、婚活を越えるもう1つの問題が息を潜めていたのだった......
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婚活が上手くいかず悩んでいたdt子でしたが、それを越える更に大きな壁にぶつかることになりました。本当にこんな思いを抱えるなんて1年前の自分は全く予想してなかった......
「気づき」のきっかけ
きっかけは部署異動。
それまでは役員秘書を8年していたdt子。
ずっと担当していた役員の方が職務を全うして退任することとなったのでした。
新卒から入社した会社ということもあり、「今まで長く秘書をやってきたから、次は別の職種にチャレンジしてみようか」と上司からの話があり、同社の営業部隊へ異動。
立ち位置は営業と営業事務の間のような感じで、取引先とやりとりもするのだけど、あまり外出はなく日中はオフィスで仕事をする感じ。
秘書として管理系の部署に所属していた時とはまた変わり、自社で取り扱う商品やサービス、それらを利用してくださるお客様に直接触れるようになった。
現代人の生活には不可欠なもので、持っていない人は少ない。皆が持っていることで数としてはほぼ飽和状態だが、まだまだ商品やサービスの質も幅も上げていける可能性があるモノ。
人々の生活を便利にし、電車で周りを見渡せばほとんどの人が使っている商品を扱えて、誇り高い気持ちもある。
ただ仕事をしている平日日中の生活に何か、自分の感覚とのアンマッチを感じるようになった。
というか、自分への疑問。
「私がやりたいことって何だろう?」
……うん、遠回しに言うのはやめよう。
小声で思い切り正直な話をさせてもらう。
異動した部で感じたことは、
◾︎仕事以上に人間関係での気遣い、忖度が半端ない。(部の最高権力者(お局さんグループ)に目をつけられると完全な村八分になるので、自分を守るために嫌われないように顔色を伺いながらやりとりする)
◾︎たしかに素晴らしい商品、サービスだけど、今以上入れ込むほどの関心が持てない。
だった。
長い間働いていて、社内にはお世話になっている大好きな上司先輩同期後輩もたくさんいる。
でもなんだか、私の心の奥のリトルdt子(本多風に)が今の状況とそれを受け入れてる自分に対してクレームというか、「あなたは本当にそれでいいの?」と言ってる気がしたのだ。
気持ちがモヤモヤして、心が晴れない日々が続いた。
そんな時に流れてきたニュース。
「日本人の平均寿命が過去最高を更新」
男性の平均寿命が81.25歳、女性は87.32歳に上がったとか。
人生あと約50年、一見まだそんなにあるのかと長く感じる数字。
でも逆に「時間は限られてて、今生きてるこの30代という瞬間を大切にしなくては!」とはっとさせられたdt子だった。
「今のこの瞬間がこれからの人生の中で1番若い」という言葉があるけど、まさしくその通り。
最近は自虐ネタとして「※もうおばさんだからな〜」とか言っちゃうけど、今日の自分が明日の自分から見たら1日若いのは確かだし、5年後の自分から見たら今の自分は間違いなく5歳年下の「若者」になる。
これからの人生で1番若い今の1分1秒がいかに大切か、当たり前のことかもしれないけど、本当に改めて感じたのだった。
※ちなみに恋活婚活市場で先ほどの自虐ネタワードを発すると男性に絶対引かれるし、フォローのしようがない言葉を言ってくる女性はモテないとさんざん「NAVERまとめ」で読んだので、「おばさん発言」はあくまでも同年代の女子会の中でのみ使用しております\(^o^)/
「もっと自分を大切に」
限られた時間をもっと大切にしたいと強く思い始めたdt子。
「今生きている中で自分の時間を最も費やしているもの」と考えると1日約10-12時間×平日5日間で取り組んでいる「仕事」がやっぱり真っ先に思い浮かんだ。
さっきも少し話したが、今の会社に入ったおかげで得たものは本当に沢山ある。
経験や知識、仕事を通じて数々の達成感も得てきたし、沢山の人たちと出会うこともできた。
ただ入社した当時から仕事=お金を得るための手段で、辛いことや違和感を感じることがあってもそれを口に出さずに我慢することも含めて給料を頂いている、という考えが根本的にあった。
生活も含めた人生を楽しく充実したものにしたい
⇒そのためにはお金が必要
⇒お金を得るために仕事をする必要がある、
ここから仕事=お金を得るための手段
につながる感じ。
今までは幸い環境に恵まれて仕事を続けてこれたけど、ここにきて1回立ち止まって考える時がきたようだ。
窓の外には青空が広がっていて今にも飛び出したい衝動に駆られているのに、お金を得るためにその衝動を抑えて部屋の中で作業を続けることが、果たして自分にとって健康的なことなのか?
いくらお金を得るためとはいえ、限られた時間を「自分の意志や衝動を抑える我慢の時間」にしてしまって良いのか?
そもそもお金を得る以前に私が生きる上での第1目標って何だっけ?
ふと思い逆算をしていくと上に書いた「人生を楽しく充実したものにしたい」が答えだった。
じゃあ果たして今、私の人生は楽しく充実しているのか?
答えはNOだった。
ただのわがままかもしれない。
でも実は私には今まで勇気がなくて出来なかったけど本当は飛び込んでみたい世界があるのではないか?憧れる生き方があるのではないか?
安定を求めて自分の思いにフタをして生きるのではなく、もっと自分の好きなこと、本能のままにやりたいことに挑戦したい!
それが私の心の声だった。
実は今までも何度か自分の心の声が聞こえたことはあった。
でもだからといって何かしら一歩を踏み出すことはしなかった。
安心な鳥かごの中で適度に自由に飛んでるのがちょうどいいやという思い。
でもここにきて、やっぱり更に広い外の世界に出たいと思った。限られた時間の中でもっと自分自身の思いを大切にしながら、人生をより楽しく充実したものにしたいと思うようになったのだった。
これが今年の10月前半ごろ。
■編集後記■
ここまでお付き合い頂きありがとうございます!
自分のことを書くと当時の色々な感情とか思い出とかが蘇ってきて、四方八方になる!
あれも伝えたい、これも伝えたい。。
散らばったものをまとめるのに時間がかかってしまいました。
ライターのお仕事となるとスピードも大切ですよね。
色々文章を書きながら、コツを掴んでいきたいものです。
次回は私がライターを目指そうと思うようになったきっかけについてお話します^ ^
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