24/1016:田中圭40thAnniversaryプレミアムBOOK『Non-title』のはなし
オタク的に言えば
"ブックケース入り箔押し重厚特殊装丁版田中圭生誕アニバ合同写真本(撮影風景DVD付き)" って所でしょうか
つまるところの田中圭40歳記念写真集、14850円
14850円………(+送料)………
DVD付きで特殊装丁だとしても高けぇ……(^o^)(^o^)(^o^)、
写真集というものを買ったことないから相場が分かりませんが、タナカーに足を踏み入れるのか?入れたか?足の裏ついたか?みたいな話を前回書いた程度の分際なのでそう思ってしまう。
でもまあ既に予約はしていたんですけれども。
(読んでも読まなくてもいい前回の記事↓)
まあそういうことを言いつつ、なんで買ったかって、なんか買った方が良さそうだなってその時の私が思ったからです。なんとなく。予感。
1000名に直筆サイン付きだよ~!ってポストが決め手ではありますが圭モバさんにはお世話になっているのでそちらで購入。他店舗で購入すると全員参加できるオンライン会、もっとラッキーな方は圭くんと25秒間直接マンツーマンで話が出来ます権みたいなものが貰えるというものもあったけど、そちらは全く考慮しなかったですね。会ってどうするんや。この辺がまだ私のタナカーではない所です。本物のタナカー様方に当たるべき。
で!!!早速です、写真集の感想を書いていきます。
せっかく買ったし!!ちゃんと見るし!!
それに巻末のアフタートークと同時にDVDも見ながら書いていきます!!!
半熟タナカー的写真集感想。
あ、安心してくださいちゃんとサイン本は当たりませんでした!!!まっさらなグレー!!逆にほっとした。
こんなやつが貰っていいものではないです。セーフ。
では、はじまりまーーーーす!
~~~~~~以降ネタバレあります~~~~~~~
Sai×Kei Tanaka
伊豆大島での撮影。
田中圭の写真集なのに圭くんが写っていない写真が何枚かチョイスされている。風景だけとか、足だけとか、手だけとか。
そういう「映画のようなストーリーを持つ世界観」をSaiさんが組み立てようとしていて、あえてこれらの写真を選んでいる、的な話を見てなるほどと思った。
偏見ですけど写真集って多分、バチバチにキメてる写真が多いのでは?と思うんです。だってアーティストの写真集ですので、被写体は絶対にアーティストに決まってる。
でもそうじゃないのがSaiさんの作品。
ナチュラルな圭くんが多くて、アフタートークにも書いてあったけど、圭くんも戸惑うぐらいのナチュラルさで、そういう二人の関係性とSaiさんの自由さがすごく良いなと思いました。キメキメではなくて、眩しそうな顔だったり、遠くを見つめていたり。なんていうかカメラを意識してないような瞬間を選んであるような。
風景の中に田中圭がいる。
海、山、丘、川辺………どこにでもあるような風景の一片に、田中圭がいる。その姿は一本道を歩いていく兄の背中のようだったり、母に呼ばれて「なぁに?」とちょこんとこちらに顔を向ける子のようだったり、トトロの森のような場所にぽつんと佇む少年のようだったり、キラキラした海辺で波とじゃれ合いはしゃぐ彼氏のような後ろ姿だったり。
ナチュラルでいる関係をそのまま写し出してくれている。
勿論カッコいい圭くんもいますし!ジープを運転する田中圭の助手席に乗れる世界線がここにはあります!!
わ、あ!!っぶな~、、水辺で滑って転ぶ姿までDVDに入れられている……(いいのか?笑)怪我はしないようにたのむぜ。なお男子は擦り傷ぐらいなら可(DVD)
そしてあまり目が合わない写真たちが多いから、時々目線が合うとドキっとする。そしてそれが色っぽい。わ、……この人のこと好きかも。って思わせてくる。これ~~~上手いなあ
田中圭といる日常。圭くんと過ごす時間。
それを切り取ってくれているような温もり。
3作品の中では一番好きです。夢のような気分になる。
でもこれは夢だと分からせて来るように、合間に挟まるモノクロ。周波数の合わないノイズのような引っ掛かりを持たせるそれが、今までの距離感をブレさせる。
まるで彼が本当は別世界の人なのだとでもいうように。
草原に吹く黒髪を乱す風。少し荒れて飛び散る波飛沫。注がれた熱いコーヒーに口をつける瞬間。ハンドルを握る大きな手。引き潮に攫われそうな素足。大きな口を開けた欠伸。
写真から聞こえなくても、見えてくる音。
そういう、確かに残っている音も、
確かにここにあった色のある温もりも、
あのいつもの明るい声も、
もしかしたら本当は、ーーーーー
いくつかの鮮やかな風景の中に彼がいて、
そして遠い灰色の世界からじっとこちらを見つめてくる彼の姿で、この作品の世界は閉じる。
……すごいな、と。
純粋にそう思った。読み手に解釈させる写真集。
わあ、これは、すごい。
写真集ってすごいな。なめてた、完全に。
写真集っていうかもうこれは短編小説なのよ。
写真って大抵一瞬を切り取る装置なんだけど、日常という自然の連続を一瞬で非日常に変化させる、その「不意」を可視化させているような。
写真集だからできる表現というか。なんというか。
まあこれは私の初見の感想なので、二度三度読み返すと違う感想になること請け合いなんですけど。Saiさんの思惑と全然違うんですけど。的な事も全然あると思うんですけど。
えーーーーーーすげーーーーー!!!!(感想を一言で言うならこれ)
まあ圭くんは現実にいますけど。
なんなら直接見ましたけど。7月ですけど。
あとは超個人的な感想と私のヘキなんですが、
何よりこの写真集で一番私のテンションがぶち上がったのは田中圭のBCG接種の跡が残る腕ですね・・・・・・我ながらテンションの上がるヘキポイントがおかしいのは最推しミンユンギの頃から知ってはいましたけど、はんこ注射の跡……やはり圭くんも人の子……
40になっても跡ある!?え、残ってるの!?かっっっっっわいい~~~!!!!!!ってなって大興奮しましたごちそうさまでしたありがとうございました!!!よっしゃー!(なおまじでBCGの跡なのかは不明)
余談ですけど、私は田中圭(本体)よりも田中くん(ぬい)が今のところ好きな生き物なのですが、キャンプ場でこっち向いてウインクしてる圭くんが田中くんそっくりでめちゃくちゃお気に入りです。髪型もそっくりだしかわいいね!!だいすきです!!
Toshiaki Kitaoka×Kei Tanaka
旅館!!寝癖!!!田中圭!!!!←これはDVD。
田中圭の寝癖でしか摂取できない栄養素があるのでまじでもっと見たい……まじで好きが過ぎる。好き以外ない。めっちゃ好き、私のスマホケースにはファンミで貰った寝癖のタナカケイを入れてるぐらい好き。もっと見るためには圭くんの近くで働けばいいのか?なんつて。冗談です。
直入りでそのままいくつかの衣装合わせの風景、なかなか見れるものではないので嬉しい。
「アジアンシネマ。」
とこの方はかなりしっかりテーマを決めてきて撮影に挑まれたそう。Saiさんの作品とは印象も真逆。
大人の色香とモード系。テーマがあるとそれに則った意識で構えて見るので良し悪しではある。
ページをめくると1枚目からじっ…と真っ直ぐ見つめてくる何か言いたげにも見える田中圭(↑画像)。まじで作風ガラッと変わった!!
ムードと世界観がある写真が多くて全体的に暗め。だけど花を持っていたり色のついた照明だったり多色なので空間が重くなりすぎずもったりとしたような不思議なレトロ感。さっきまでの大自然ナチュラル少年は無いです。どこ?とかではなく、無いです。
Saiさんの方は無地の衣装だけど北岡さんの圭くんは衣装たくさん着てますね。個人的には『少々古びた旅館に数日泊まることになった私、着いて早々アンニュイな雰囲気の男が佇みこちらを見てくるので誰?経営者の息子?関係者?と思いつつも数日の滞在期間中特に話しかけて来るわけでもなくただ時々ぼうっと何かを見つめていたりするので「何なん…」と思っていたが、実は死んだ想い人が忘れられずこの旅館に住みついている幽霊だと後で知る(二度と会う事は無い)』という裏設定があってもいい……あ、すみませんまじでこれは勝手に言ってるだけですすみません。勝手に設定をいじってすぐ短編小説(夢か現かver)にするな。
リップ塗られて唇あむあむしてる圭くんが何度か見れます(DVD)くちびるおばけだから唇のケア大事
北岡さんとは初めましてだったらしく人見知り淡々モードの圭くんも見れます。仕事感ある。
撮影の為の材料がとにかく多くて面白い写真が多いです。DVD見ながらだと、この材料この照明この明度でこうやって撮ってるけど、実際はこういう写真になるんか~っていう面白さもある。圭くんの写真集なんだけど、この方も写真としてのおもしろさがある作品だったな(田中圭を見ろ)
圭くんまでつぶさに見始めるともう何周しなくちゃいけないかな、見るところが多すぎるって感じの北岡さんの作品。
タンクトップでゆで卵写真だけは二度見した。どうした急に!!!!?色香!?私にはまだ早すぎる写真だった。マンゴーの汁ダバァ……も色気があってよい。タバコ咥えてるのもあるんだけど私はタバコに色気は感じないので好きな人は好きだろうな~~刺さるだろうな~~って気持ちです。喫煙は百害あって一利なしっす。萌えませぬ。
田中圭×風呂をそういう方向で!?と思う様な写真があったり、Tシャツぷわんって捲れておへそ見えたり、わーーー圭さん大胸筋すご~~~い!!!というジャス的なセクシャルをハラスメントするような台詞をつい口走ってしまうような写真もあったり。
作り込まれた世界の中で熟し艶めく俳優的田中圭(40)がそこには、いた。
写真集的にはそうなんだけど、私は田中圭はいい意味で大人になりきれない感じがあると思っているので個人的にはまだこのテーマは刺さらず。でも何回も見るのはこの作品かもなあって思う。息の長い作品かも。
Mae Kosuke×Kei Tanaka
薄氷のような極薄田中圭歴のわたしでもその名を知ってる「前さん」。圭くんと仲良い裸の付き合いのフォトグラファーの方ですよね?浅すぎる情報しか持っていないのでお察しかと思われますが、私はそのお風呂の記事1本も見たこと無いんです。もったいな!これがまじで最近やってきた極薄半熟タナカ―です。
コンセプトは「気楽な男旅」。これはもうコンセプトじゃなくて旅行写真なのでは?wと思いつつ見始めました。
撮影場所は奈良。
薬師寺の朱塗りと圭くんって合うんだな……!!!似合うな古都が…古都の雰囲気が………田中圭…(品のある顔って事です)
客室での撮影の空気から分かるけど、リラックスがダンチ。北岡さんの撮影は人見知り云々言ってたけどさすが、前さんとの信頼関係がまじで見える。まじでぜんっぜん違う。極薄半熟でもそれを感じ取れるぐらい違う。
何もしてない、なんてことない一枚なんだけどめ~~~っちゃ自然。むしろ少年に戻ってるというか、前さんの方が年上だから甘えてるのかなというか。素の田中圭って可愛い人なんだろうなって思う、圭くんって基本的に何でも自分で出来るけど出来れば甘やかされたいタイプっぽ………え、そんなことを今DVD見ながら書いてるんですけど、前さんと一緒の圭くんまじで可愛すぎないっすか????心の壁がない。オールフリー。しかもちゃんと特に圭くんが無防備な瞬間のシャッターチャンスを逃さない前さん。さすが。プロです。
「俺の一番セクシーな格好」のくだり、まじでおもしろい(DVD)
急に何を言うんだと思ってたら前さんも「その途中が大事」ってwwww何を言ってるんだwwwDVD見てください。
その脱ぎ方(腰ェ…)危ういセクシーさが確かにある……ってアラフォーというか40の男だぞ、40の男に危ういセクシーさって……、いや、………なんだこの感覚……、、あーーッッッッッ腰細ぇ………、、
DVDで残してくれてありがとうございます (拝)
太字で書くわこれは。見ました?写真集に載ってる写真よりもこれに関しては動画の方が最高って、思っちゃいけない事を思ってしまった。メイン写真集やぞ。
背筋が相変わらず超キレイで私の田中圭の二大好きな所「寝癖」と「背筋」どっちも見れて感謝満足です。うへえ!!!ありがたや!!!
この後に前さんとじゃれ合うようにして笑う圭くん、まじでかわいすぎる・・・・・・ニコニコ笑顔と無邪気さを無意識大放出・・・・・・あれ、タナカーさん生きてる?
そんなセクシーな奈良の鹿おるかい!!!!!
あ、すみませんDVD見てたらついツッコんでしまいました。この写真めちゃ良いなって思ってたけどまさか鹿だったとは誰も思うまいよ………
東大寺はさすがの人混み。桜と圭くん。前さんの現物論ではなく想像力の話、わかる。ちょっとふざけそうでかっこよさそうでやっぱりふざける圭くん、前さんとの関係性がまじで直結している。表情が柔らかくてとにかく良い。仕事だって分かってるけど楽しんでる。撮る人と撮られる人の間に流れる空気というものが他の二人に比べて圧倒的にない。圭くん大好きなんだなー前さんのこと。
鹿と圭くんと鹿せんべい。ちょっと怖がってるのかわいいやん。
「目は綺麗だね」目は????
前さんといるとずっと可愛い田中圭。が写真に顕現している。やば。
この圭くんの眼差しはカメラを見る目じゃなくて前さんを見つめる信頼感の眼差しなんだろうなって思いました。前さんありがとうございます。圭くんが『職業:田中圭』ではなく『田中圭くん』でいる時間が一番長い撮影だったのではないかと、そう思わせるような作品達。
「本当の田中圭の良さってこれからもっと伝わっていくんじゃないか」
と、その前さんが言っている。未来への期待。
だからずっとこれからも圭くんを撮り続けて、それを伝えていって欲しい。
もしそれが実現していけば二人もきっと楽しいだろうし、
そして、もしそれをタナカーサイドにも見せて頂くことが事が出来たとしたらそれはもう幸せな事だなって、思うから。
DVDがちょうど終わりましたので、これぐらいで。
と思っているんですがもう少し、圭くんからのあとがきについて。
なんとなくで買ってすまん………笑
言いたい事はそれだけなんですけど、一応これからも圭モバにいるつもりではいるので時間と共に向き合えればいいなと思っております。
タナカーの片隅すみすみすみにいるような人間なんですけど田中圭のことは見守っておりますし、40から後半戦とも限らないのが人生なので
出来るだけ好きなように、そして出来るだけ健やかに生きてください。
健康第一、まじで。
圭くんからのらぶはまだ受け取れず。
そういう価値のある人にちゃんとなったらしっかりもう一度この写真集を見て受け取ろうかな。
これが40歳の田中圭凝縮本。
DVDが付いてるから高いというよりは
DVDはやっぱり付録のようなもので、メインがちゃんと写真集であるのはとても良かったな。いやでも動画最高~!!!ってなった場面も多々あるから、まあセットで相乗効果ということで。
めちゃ良かったです。
高かったけど。
高いと思っていた写真集ですけど、
これからもっとこの価値は増していくはず。
田中圭がこれからも魅せてくれるはずの、
世界の拡張と共に。
おわり:)