食事療法7か月目の結果とお酒の話
本日は食事療法を始めて7か月目のお話です。
(夫に糖尿病の疑いが生じた2020年のクリスマスから少しずつ思い出して書いています。)
最初の記事はこちら↓
多少血糖値も落ち着いていたので、受診は毎月ではなく3か月ごとになりました。引き続きしっかりお薬を飲み、食事療法もそれなりにがんばっていました。
でもやっぱり運動はしないし、アルコールの量も減らせていない。いや、むしろ増えてしまっている・・・
HbA1cの結果
1か月ごとに血液検査を行っていますが、今回もまた少しHbA1cの値は下がっていました。
1月 8.9%
2月 8.2%
3月 7.3%
4月 6.9%
7月 6.7% ←今回ここ
順調に少しずつ下がっています。急激に下げると目を悪くするといわれているので、これくらいで良いか。
ただ、気になるのが肝臓の数値の悪化でした。やっぱりお酒も減らさないとダメなんじゃないの?
増えてしまったアルコール量
いつからこんなに飲む人になったんだろう。出会ったころは家で飲んだりしなかったのに。
夫曰く、「仕事のストレスのせい」だそうで、特にこのころは、仕事が忙しいのと、コロナでほとんど出歩くことができず、ストレスを解消することも難しかったことで、ちょっと精神的にもまいっていました。
アルコール
多い日は夕食時に缶ビール1本、その後赤ワイン1本(720ml)とハイボール数杯を飲む。
食事療法をしている意味がないくらい、アルコールのカロリーも多いし、休むことなく肝臓を傷めつけています。
アルコールの適量とは
アルコールは糖尿病の治療の上で悪影響があるので、教科書的にはできるだけ禁酒するように書かれています。
アルコールはエネルギーはあるけど栄養がないので糖尿病の食品交換表では他の食品との交換もできません。飲んだら飲んだ分プラスになってしまうので、できるだけ控えた方がいい。
ですが・・・
だからって、長い人生お酒をやめられるはずがない。多少の楽しみも必要じゃないかと私も思う。(もちろん肝臓の状態が悪くなったり合併症が起こったらそうもいっていられませんが。)
だからこそ、飲む頻度や量が重要なんですよね。
アルコールの目安は1日25gまでといわれています。
うちの夫がどれだけ多いかわかっていただけたと思います。
1日で1週間分くらい飲んでいるんじゃないでしょうか・・・
とうとうケンカになる
「赤ワインはポリフェノールが多いから体にいいらしい」だの「ハイボールなら糖分がないから悪くはないだろう」だの、自分に都合の良い情報だけを取り入れてしまう夫。いっぱい飲んでもいいとは誰もいっていない。
管理栄養士が正論を唱えたとて、聞く耳を持たず、終いには怒ってしまう。「いろいろがんばっていることをわかって欲しい」と。
わかっているのよ。食事療法も、仕事もがんばっていることは。
でもそれとアルコール量とは一緒にしてはいけない。時々だったらいいけど、毎日これでは絶対体を壊してしまう。(いや、すでに壊れている)
あなたが寝込んだらどうなると思う?
私がただただ意地悪で減らせと言っていると思う?心配しているのよ。
私だってがんばっている。
な~んて、そんな思いのぶつけ合いでとうとうケンカにもなりました。
そんな矢先の救急搬送
で、そんな中、先日書いたこの事件が起こりました↓
これはコロナワクチン後の不整脈の話ですが、この時夫は最期かもしれないと本気で思ったようで、「アルコールを減らす」と自ら宣言しました。
やめるとは言わなかったど・・・
「せめて夕食時のビールをお茶に変えて、ワインだけにするか、ハイボールだけにするかにしてみる」と。
ストレスで眠れないから深酒してしまうので、この後Dr.にも相談して、睡眠導入剤を処方してもらうことになりました。
お酒を飲まずに導入剤をすぐ飲めば?と思うけど、やっぱりゼロにはできないみたいです。
少しだけ改善したかな・・・という感じです。
現在のアルコール事情
現在もワイン1本分くらいは飲んでいます。休肝日も全く作る気配がありません。
いろんな種類のノンアルコールを用意してみましたが、美味しくないといって飲みません。
自分で何とかしようと思う人はこういった商品でも我慢できるのですが、人に用意されてしぶしぶ飲む人はだいたい美味しくないからといって飲もうとしません。これは栄養指導をしていたころから経験しています。
せっかく企業が努力してこんなに素晴らしいものを作ってくれているのにね残念な話です。
管理栄養士がそばにいてもこんなものですよ。
それでも糖尿病も肝臓の数値も悪化はしていないので、様子を見ています。
ここで出会う方々は、まじめに食事療法を行っている方が多くて頭が下がります。
時には我慢も必要ですよね。ほどほどに楽しむお酒が最高です。
最後はちょっと愚痴になってしまいましたが。
それではまた・・・