DTのためのファッション講座(応用編)
全国のDTども、もりもりだ。今まで基本編、身だしなみ編、ブランド編を紹介してきた。今回は女の子と遊ぶ為の土台作りの最後として、ファッションの応用編を教えていく。
基本編との違いは?
応用編ではいわゆる量産型大学生から抜け出して、オシャレな人というイメージの確立を目指す。オシャレの方向性として、紳士系であって古着やストリート系ではないことはわかってほしい。また、私が教えるオシャレの前提として体型は細身〜普通の人のみ。太っていると服の選択肢がかなり限られるため、正直わからない。
これらを踏まえら上で、今回は色の組み合わせについてを説明していく。
1. 相性の良い色の組み合わせを知る。
基本編ではとりあえず無難な色(ネイビーなど)で全体を落ち着かせることがまずはじめに大切だと教えた。私が考えるオシャレな人は、「色の組み合わせが上手い人」だと考えている。インスタなどで全身黒でポーズ決めて写真撮ってる人がいるが、正直金にものを言わせてハイブランドを買ってるだけであまりオシャレだとは思わない。
では具体的にどう色を組み合わせていくかだが、まず色相環というものが存在する(下図参照)。対となる色を使えばその色が最も際立たせられるという関係図。
1.1 明度と彩度
さらに、色には明度と彩度が存在する。それぞれ色の明るさと鮮やかさを表しており、明度が高ければ高いほど薄い色、低いほど濃い色。彩度が高ければ高いほど色がはっきりしていく(白黒グレーのモノトーンには明度のみ)。色相環で全体の色を考慮しながら、明度と彩度を組み合わせることでオシャレへと繋がっていく。
以下3つがオシャレの基本。 ①色相環で近い色を使う ②同じ色で彩度明度だけを変える ③差し色(靴下)で全体の色の補色を使う 目につきやすいパーツ(シャツとズボンなど)で補色の関係は作る際は明度と彩度に十分気を付ける必要あり。
2. 具体例
2.1 上着とズボン
上の写真で、まず上着とズボンを考える。どう色合いを決めていくかだが、ズボンを基準に上の明度彩度を決めると良い。写真のズボンは明度が中間なので、上は明度が高くても低くても整って見える。写真では白Tだが、濃いネイビーを合わしてもまとまりが良いはず。両方とも明度が一致してると全体としてまとまりが悪くなるので、意識すべし。上着とズボンが全体の色の傾向を決めるので大切。
2.2 コート
次にコートについて、明度や彩度については、ズボンを基準に高いか低いかを決めれば良い。写真のズボンは中間なので、どっちに傾いても良いが、一致する事だけは必ず避ける。ズボンが暗い色をしてるならそれよりも明るい色を持ってくる。
2.3 靴と靴下
最後に靴と靴下について、写真では黒のブーツと靴下を履いているが、一番下の部位は黒にしておくと見た目が崩れることはない。ズボンの色の傾向から色を決めれば大丈夫。写真では茶色系なので、靴と靴下を同じ茶色で明度彩度を一方だけ、もしくは両方変えるのも良い。靴下に限っては、差し色として赤や緑などを入れても良いと私は思う。
※注意事項 注意して欲しいのは、差し色はチラッと見える程度の場所で扱ってこそ印象付けにつながるので、目につきやすいところに意外な色を持ってきても差し色ではなくただまとまりのない服装になってしまうだけだと知っておいて欲しい。(あえて崩すのもあったりするが、オシャレの地位が絶対的に確立されている人がしてこそのものなので、真似はしない方が良い。)
3. まとめ
服の色合いについて長く説明したが、上のことが押さえられていればあとは店で買いまくるのみ。いちいち気にしなくてもなんとなくわかるようになる。また、服を買う際に気をつけるのは、家にある服をちゃんと覚えておくこと。店に行って気に入ったから買ってしまっても、合わせる服がなければ金の無駄。買う前にちゃんと頭で組み合わせをシュミレーションしよう。
どこで、どんな服を買えば良いかだが、前回書いたブランド編において紹介した店で買えば形で失敗する事はない。また、それなりの店でないと色合いで個性を出すことができない。量産型と言われる所以は、色の選択肢が少なすぎるから似たような格好になりがちなのだ。量産型から抜け出すためにも、多少高くても良いお店で買った方が良い。
以上、今回の応用編をもって、DTシリーズの土台は完成した。しかしまだだ。せっかく築き上げたプラスポイントを、会話や雰囲気づくりの下手さで台無しにしないようにする必要がある。DTにとって一番の山場である女の子との会話編を次回、紹介していきたい。
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