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正月事始め
12月13日は、正月事始め。
お正月の準備を始める最初の日です。
掃除をして清め、歳神様(としがみさま)をお迎えする準備が始まります。
「すす払い」
年末のニュースでよく耳にする「すす払い」。
元々は宮中行事として掃除というより”厄払いの儀式”として行われていたそうです。
今では神社仏閣の仏像やお堂を清める行事になっています。
年末の大掃除は、この「すす払い」が言葉を変えて現代に残っている風習なのです。
ご家庭では、神棚を掃除したあとキッチンや各部屋を掃除をしていきます。
12月13日以降、掃除を済ませた後に、
◎門松や松飾り (歳神様が降りてくる目印)
◎鏡もち (歳神様にお供えするお餅)
◎飾り花 (お迎えする気持ち)
などを飾ります。
一夜飾りがダメなワケ
正月飾りなどを大晦日に飾り始めることを一夜飾りと言います。
一夜飾りが嫌われる理由の一つは、
歳神様をお迎えするのに、直前に慌ただしく準備をしてお迎えするのは失礼にあたるためという理由があります。
大事な方をお招きする時は、念には念を入れて至らないところがないかと確認をしますよね?
歳神様にも気持ちがあります。(きっと!きっと!)
きれいに片付いた家を見て、
歳神様:「がんばって掃除して迎えてくれたなぁ
新しい年は、幸せをたくさん運んであげよう」
と思うはずです。
余裕をもって早めに掃除をして準備をしましょう!
いよいよ、年末に向かって忙しくなっていきます。
クリスマスとお正月の準備で、もう大変です!