痛みに使える必携の漢方薬【多数用途あり】
こんばんわ、特技は全身痙攣のケイタです。
今日は汎用性の高い漢方薬を紹介します。
生理痛やビール飲みすぎの胃痛に効きますよー。
漢方薬? しばらく飲まないと効かないんでしょ?
なんて言う方、ぶん殴りますよ?
今日紹介するのは
芍薬甘草湯
です!
▼どんな漢方薬?
カンタンに言えば『筋肉の痛みをとる』漢方薬です。
特徴は、とにかく効き目が早いこと。
あっ!と思ったときに服用すると鎮痛剤より早く効きます。
なぜかと言うと…って説明するとかなり長くなるんですが、カンタンに例えると
鎮痛剤は神経伝達系に作用するが、芍薬甘草湯は筋肉に直接作用する
という事なんですね。
▼どんな時に使う?
この芍薬甘草湯、使用用途がとにかく広い漢方薬なんです。
代表的なものを挙げると『筋肉痛、痙攣(こむらがえり)、生理痛、胃痛』があります。
解熱鎮痛剤だと胃痛に効かないですし、痙攣なんて効くまで45分もかかるので使えないんですよね。
芍薬甘草湯は優れた鎮痛作用と即効性のある漢方薬なんです。
芍薬甘草湯が入っている市販薬
芍薬甘草湯は色んなメーカーから出ていますが、芍薬甘草湯と商品名になくても実は芍薬甘草湯…というものもいくつかあります。
まず、一般的な芍薬甘草湯。
いかにも漢方薬って感じですね。まあ漢方薬ですもんね。
1回あたり63円、かなり安い…てか、Amazon安いな…
僕の店なんて1000円オーb… おっと。
で、この芍薬甘草湯を使いながら名前を変えて発売している薬もあります。
代表的なのがコムレケア。
12回分なので1回当たり100円くらい。
これなら上に載せたクラシエの漢方薬のほうがいいですね。
さすが小林製薬、ネーミングセンスはバツグンです。
コムレケア=芍薬甘草湯なので、生理痛にも効きますよ。
そして芍薬甘草湯に安中散という温める漢方薬を混ぜると、こんな胃薬になります。
使ったことがある方も多いのでは?
大正漢方胃腸薬です。
芍薬甘草湯で胃の筋肉の痛みをとり、安中散で胃を温めるという、冷たーいビール大好きな方にオススメ胃薬です。
▼おわりに
ひとくくりに「芍薬甘草湯」と言っても、どのドラッグストアにも必ずある代表的な商品でも3つもあります。
まだまだありますが、ドラッグストア店内で探して見てください。
お腹が下った、頭が痛い、ケガをした…という痛みには効きませんが、なかなか汎用性の高い漢方薬です。
ぜひ常備薬に加えてみてください、便利ですよ。
ではまた。