「あせも」と「汗かぶれ」の違いとベビーパウダーの正しい使い方
こんばんわ、汗は常にナイアガラ、代謝MAXのケイタです。
いよいよ全国的に梅雨入りし、蒸し暑くなってきましたね。
あせもになる人も多いかと思います。
今日は特にお子さまがいる方はよく読んでくださいね。
「あせもと汗かぶれの違い」「あせもにベビーパウダーはNG」という解説です。
▼あせも、汗かぶれ とは?
まず、あせもとはそもそも何でしょう。
汗疹とは、発汗時に小水疱や小丘疹が出現する皮膚疾患。あせもと一般的に言われるものである。湿疹に似るが、湿疹の一種ではなく、これ自体は皮膚の炎症ではない。
肌に水疱を伴う症状ですね。
汗をかいた時に「赤くなる湿疹」はあせもでなく「汗かぶれ」という接触性の湿疹です。
汗かぶれは湿疹なのでステロイドで対応します。
汗かぶれだと、アセムヒで対応できます(去年めちゃくちゃ売れました)。
これですーっと治るはず。
逆に水疱を伴ってしばらくして痒くなってくるのが、あせもです。
あせもは、汗が出る「汗腺」に汗や汚れが詰まり、汗が排出されないのが原因の症状です。
行き場のなくなった汗が押し出される形なので、汗腺の周りにぷくぷくとした隆起ができたり、水疱が現れます。
▼あせもの治し方
水疱の場合はかゆみが少なく、清潔にしていれば自然と治ります。
炎症が起きてしまうと、強いかゆみが起きることがあります。
こうなると治療薬が必要です。
あせも治療のポイントは
・汗を必要以上にかかない環境にする
・清潔にする
・薬を使う
この3つです。
まずはこまめに汗を拭き取り、汗腺が詰まらないようにしましょう。
続いて薬です。
汗かぶれとは違った成分を使います。
▼オススメあせも治療薬
あせも治療薬と、汗かぶれ治療薬は何が違うんでしょう。
大きく分けて2つです。
・ステロイドが入っていない
・酸化亜鉛が入っている
・パウダー入り軟膏で使用感がサラサラしている
あせもの箇所にステロイドを使うと、抵抗力が下がる事により感染症の危険があります。
全体的に赤い発疹の汗かぶれならステロイドですが、水疱や肌の隆起が起きている場合はあせもなので、ステロイドは使いません。
酸化亜鉛というのは、炎症を抑え患部を乾かし保護する成分です。
これが入っていると「あせも治療薬」となりますが、入っていなくてもあせもの症状は改善できます。
酸化亜鉛入りで2つオススメ商品を挙げておきます。
ポリベビー
これは「おむつかぶれ」にも使えるので、とにかく使用用途が多い薬です。
赤ちゃんがいる家族だったら、家族全員使えます。
おむつかぶれ、あせも、湿疹、じんましん、虫刺され…
かゆみだったら全部OK。
かゆみ止めの成分が少ないので、安心して使えます。
かゆみ止め成分が多くて酸化亜鉛配合なら、タクトホワイトがオススメ。
非常に伸びが良いクリームで、かゆみ止めも3種配合されているので強いかゆみにも対応できます。
酸化亜鉛はあせも治療には良い成分ですが、弱点があります。
それは、肌が白くなってしまうこと。
真っ白になるのは明らかに塗りすぎですが、伸ばしてもファンデーションのように白くなります。
どうしても白くなるのが嫌な方は、酸化亜鉛抜きの薬にしましょう。
ムヒベビー
酸化亜鉛無配合、ムヒSに入っているメントールも無配合なので赤ちゃんから大人まで使用できます。
伸びもよく、白くなりません。
ユースキンあせもクリーム
かゆみ止め成分が2種類配合されているので、ムヒベビーよりかゆみ止め作用は強くなります。
抗菌成分もプラスされているので、大人の方ならムヒベビーよりユースキンあせもクリームのがオススメ。
▼患部にベビーパウダーはNG!
あせもは上で説明した通り、汗腺が詰まる事で発症します。
あせもの箇所にベビーパウダーを使うと、パウダーが汗腺に詰まり悪化します。
あせもになったり炎症や湿疹になったら、ベビーパウダーは禁忌です。
絶対に使わないでください。
▼ベビーパウダーの正しい使い方
ベビーパウダーはあくまで「予防」に使うものです。
ベビーパウダーを使い、大量に汗をかくとパウダーが固まりあせもの原因になります。
風呂上がりの乾いた肌にベビーパウダーを使い、汗をかきにくい環境で過ごす以外は無理して使うものではありません。
今まで使っていて大丈夫なら良いですが、新たに使おうとする時は注意して少量から使いましょう。
今日は以上です。
かなり蒸し暑いので、あせもや汗かぶれ対策はしっかりしてくださいね。
ではまた。
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